憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

言われていたロンドンと実体験のロンドン

英語面接の恐怖を払拭するためにロンドンに3ヶ月滞在することにしました。滞在2日目の今日からホームステイ先の家に移動しました。想像する倍以上のいい家&家族&立地で、全ての心配が杞憂に終わりました。’いい’家族というのは、わたしが今回の滞在で希望するという意味なので悪しからず、です。

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サンルームで猫を撫でる生活が実在していた

さて、ロンドンに住むぞと決めてから、そういえばロンドンって色々いわくがあるよな…と思い、まだ2日しか経ってないですが、そうだな、と思えることと、そうでもないな、と思えるところがあったので体験がフレッシュなままに書き留めておこうと思います。ちなみにロンドンは人口800万人越えの大都市で、「ロンドン」と呼ばれる地域も大きいです。また、少し前まで住んでいたベルリン(人口350万人)とどうしても比べている点があるのでご了承ください。

 

いい意味で期待を裏切られたこと

外食美味しい(が、高い) 

自他共に認める「美味しいものが好き」なわたし。短期だけどロンドンに行くねん、と友人に言うと返ってくる返事「飯は期待するな」。例外は日本での元ルームメイト(小学生高学年までウェールズ在住)の「いいな〜イングリッシュブレックファースト❤️」と言う返事でした。

確かに、物価は高い。もはや東欧なのでは?!と(一部で)言われているベルリンの物価からすると体感約2倍。でも、美味しいのです。朝食と夕食のテイクアウトのカレーしか食べてないですが、ドイツで胃が広がった(個人談)のわたしでも満足のレベル。ただ、美味しいな、と思うものを食べるには12ポンド(2019年9月末現在1500円くらい)〜の金額を出す必要があるのでは、と思いました。

まぁでも日本でも「美味しい」「また食べたい」と思うものはそのくらいの値段がしているように思うので、許容範囲です。

また、BioスーパーやBio食材が多いのはさすがです。もちろん小麦粉でできたものは本当に美味しいです。わたしはスコーンも好きですが、オートクランチビスケットが好きです。マークスアンドスペンサーで1ポンドで買えるし、当たりハズレがないのが良いです。

 

店員さんが優しい

ベルリンの塩対応に慣れていたからでしょうか(ベルリンもいい店員さんはいます。稀に)。店員さんが優しい… "Hello, how are you?"から始まり、ウィンクは飛んでくるわ、注文しただけなのに笑わせようとしてくるわ… 道の人も優しい人が多いのでは、と思います。ほぼ30Kgのスーツケースを持って階段を上がってくれた男性(おい!ドイツではなかったぞ!!)、道を聞いた時も優しいし、なんなら女の子がドアを抑えててくれたり。

どこかで読んだ「(ロンドン/イギリスは)嫌な点を償ってあまりある、日常のきらめきが落ちている」と言う表現が腑に落ちます。

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ヨーロッパの調度品とレイアウトが本当に大好き!

雑談・話好き。そして声が大きい。

去年までWHでロンドンに滞在していた友人がベルリンに遊びに来てくれた時の一言「ドイツ人は静かに話してていいね!」。その時はよくわからんな…と思ったのですが、2日目にして納得。

Pret a Manjour(スペル曖昧)と言うスープ屋さんで夜ご飯の軽食を買おうとした時ことです。レジのイタリア人の店員さんとなにやら楽しそうに話し込むイタリア人のおばさん。こちらも急いでるわけではないので、待っていたら、店員さんが「いいよ」と手招き。わたしが注文しているとおばさんが「ごめんなさいね〜わたし話に来てるのよ〜〜〜!」と大声で。また、ホストマザーも「わたし15分後には出なきゃなのよ!」と話しながらの止まらない弾丸トーク。社交的な人が多いのかな、と思いました。

わたしが前回出張で来た時に感じた「ロンドンの人は歩くのが早いし、せわしないな…」と言う印象も、もしかして雑談をしていたら遅くなっちゃった、というのが理由なら面白いのに。

 

やっぱりそうだったか…と思ったこと

寒い。秋なのにすでに薄ら寒い。

本日9月29日PM19時。外の気温は15度です。なのに、セントラルヒーティングもつけても薄ら寒い。なんなら部屋の中でウルトラライトダウンのベストを着ているし、もこもこルームシューズ装着済み。湯たんぽも準備しました。ベルリンならこの装備は冬一番寒い時(12月)です。やばい、まだ12月まで2ヶ月もある…。前述のWH経験者&ウェールズ出身の友人の言葉を思い出します「あったかくして」。いい友人たちです。カイロ持ってきてよかった。

ベルリンなら、セントラルヒーティングをつけて強度5(MAX)にすれば部屋の中でも半袖でいられました(これはわたしのルームメイトとわたしがセントラルヒーティングを湯水のように使っていたので通常ではない可能性あり)。レストランなどもあったかくしているところが多かったので、屋内にさえ入ってしまば、という気持ちでいました。が、ベルリンはベルリン、ここはロンドン。PRIMARKでフリース素材の諸々を買うことを決意しました。

あとは家の構造にもよります。旧東ドイツは石造りのため、暖まりにくく冷めにくいという性質を利用しています。イギリスも築100年越えの家を使っているとことは共通としても、レンガです。色々舗装とかしていると思うけど石とは違うのでは、と思います。

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ロンドンの西地区に住んでいるのですが、売り家が多い

ちなみに、ロンドンでも15度くらいなら半袖おじさんやキャミソールガールが闊歩しています。でもその隣では薄いダウンを着る人も。もちろんおしゃれに着飾っている人もいますが、寒さ対策はマチマチ。この自由さ最高です。日本も春服だの夏服だの秋服だの冬服だの、周りはタイツ履いてないのに…とか言ってないで、好きに服を着よう!

 

物価が高い。というか交通費が高い。 

言わずと知れた世界でも有数の物価が高い街、ロンドン。ただ、前述の通り、食料品やレストランに関しては「安かろう不味かろう」という言葉の通り、ある程度の値段を出して場所を選べば、問題はなさそうです。

ただ、交通費です。詳しくは省略するのですが、わたしがステイしているzone3から中心地のzone1を往復するだけで、5.6ポンドかかります。約780円。3回シングルチケットを買うとそれ以降定額で乗り放題というシステムを使っているので、zone3からzone1で乗り放題だと8ポンドかかります。約1100円。高いな〜

交通費が高いと自然に出不精になるというか、徒歩圏内で行けるところにしておこうという気持ちになるのはわたしだけでしょうか…それでも美術館/博物館は基本無料なので、まぁよしという気持ちでいます。

 

番外編:マラソンの人口が多い

これも物価のせいなのか不明ですが、走っている人が多い印象です。ただ、今日はマラソン大会があったようなのでそのせいかなとも。あとテニスラケット持っている人も多いのはやっぱりイギリスだなあ、と思います。