物価が高いスイス!ほんとうにスイストラベルパスはお得なのか? 後編 グリンデルヴァルド〜チューリヒ周辺
最終章となります!
- 7日目:ツェルマット〜グリンデルヴァルド&グリンデルヴァルド泊
美しいマッターホルンに別れを告げて、アルプス名峰群に逢いにユングフラウの麓グリンデルヴァルドに向かいます。Zermatt〜Visp〜Spiez〜Interlaken Ost〜Grindelwaldという3回乗り換え3時間の旅です。チューリヒ〜ツェルマットより全然距離感が近いのに、偉大なるアルプスに阻まれているのでこのルートしかないのです、、、
曇っていますが途中のインターラーケン付近での一枚。なぜスイスの水があるところは全てきれいなのでしょうか。。。
ユングフラウでは、一緒に旅行した友人の会社の偉い人の別荘に泊まらせてもらいました!!!すいません!ありがとうございます!!!
その別荘からの景色です。正面にユングフラウが見えます。。。すごいところだ。グリンデルヴァルドの駅からも坂がありつつも徒歩圏内です。
スイストラベルパスなしの場合=45フラン
:ツェルマット〜ヴィスプ〜シュピッツ〜インターラーケンオスト〜グリンデルヴァルド 45フラン
- 8日目:Top of Europe ユングフラウヨッホ&グリンデルヴァルド泊
寒さと高山病にかかることにビビりながらも、Top of Europeユングフラウヨッホ(標高3571m)に行きました。ただ、わたしたちは大変幸運なことに、このユングフラウヨッホへの無料チケットをいただいていたので、今回の検証にこの日はノーカウントとします!ちなみにスイストラベルパスを持っていると、25%オフです。
ラウンドパスは112フラン(約13000円!)ですが、筆舌に尽くしがたい美しさがあるので(晴れならば尚更)払う価値あると思います!
わたしは登山家にはなりたくないしなれないけど、人間は絶対に自然に勝てないと思いました。
- 9日目:フィアスト&グリンデルヴァルド泊
別荘を貸してくれたご家族からのおすすめ、バッハアルプゼー湖付近でこの日はハイキングをすることに。グリンデルヴァルドからバッハアルプゼー湖の最寄駅フィアストまではゴンドラで行くのですが、このゴンドラもスイストラベルパスを持っていても50%オフにしかならないです。。。往復で15フランをお支払い。
ゴンドラの窓からはカウベルをつけた牛が見えます。
フィアストについてやりたかったこと!それは「First Cliff walk by Tissot」です。山の絶壁に設置された遊歩道を歩くのですが、風がないのに怖いのなんのって‥足がすくんじゃうから下は絶対向けません。これを足場なしで登ったイモトをさらに尊敬です。ちなみにいちばん怖い瞬間はポケットから携帯を出し入れする瞬間かな!
でも歩き切るとこの綺麗な景色が〜!この端までもちろん行きました!!この遊歩道はもちろん無料です。
遊歩道を満喫した後は、バッハゼーへ。アイガーメンヒユングフラウを横目に見ながらの贅沢ハイキングです。ただ、ハイキングコースとしてはマッターホルンの方が起伏と表情があって楽しかったかなあ。
ザ!スイス、な写真。
最終のゴンドラが18時だったし、雨が降りそうだったので急いでゴンドラの駅に戻ったら!技術的エラーでゴンドラが45分停止、その後もさらに1時間半停止‥‥そのあいだに突然の豪雨で駅の近くの山小屋レストランに缶詰になってしまいました。このままここに泊まるのか?と思われた約2時間後、やっとゴンドラが動くことに!相席になったフロリダ出身の夫婦と、ご褒美として虹を見ることができました。こんなに大きくて、しかもダブルレインボー!!
スイストラベルパスなしの場合=30フラン
旅もそろそろ終盤です。チューリヒ離発着の便だったので、チューリヒに帰ります。グリンデルバルドからはルツェンを経由して向かうことにしました。interlarken ost乗り換えで約2時間半です。
有名なカペル橋
カペル橋を望むお洒落なカフェにて
ほんとうにどの街も港が美しい。
悲しいライオンの像です。思ったより大きかったので、修理中のおじさんと一緒に撮ってみました。
スイストラベルパスなしの場合=34.6フラン
:グリンデルヴァルド〜インターラーケンオスト〜ルツェン 22.1フラン
:ルツェン〜チューリヒ 12.5フラン
- 11日目:シュタインアムライン日帰り&チューリヒ泊
ドイツの国境、シュタインアムライン。ドイツ語でライン川の宝石です。わたしがスイスで1番好きな街です。なぜなら、美しい川、中世からの街並み、小さい広場、フェリー、のんびりした人たち‥わたしの大好きなヨーロッパが詰まりに詰まっている!!!あぁ‥このドイツワーホリ中にできたらもう一度行きたい‥できなかったら、この人生でもう一度あの街で、“バカンス”をやりたい、そんな夢を持たせてくれる街です。
ルツェンで見れなかったフレスコ画をここでじっくり見ることができました。
左:かわいい猫が座っている風の水場。子どもが中で泳ぐもよし、天然アルプスの水を汲むもよし
右:フェリーからの景色。ライン川に恋できる(気温は34度)
スイストラベルパスなしの場合=27.7フラン
:チューリヒ⇄シュタインアムライン 12.7フラン
:シュタインアムライン フェリー 15フラン
12日目:チューリヒより各国へ出国
まだスイストラベルパスを有効化していなかった日があったので、この日も空港までですが使うことができました。
スイストラベルパスなしの場合=3.4フラン
さぁ!最終結果はいかに?!
現実:スイストラベルパス+α=445フラン+80フラン=525フラン
スイストラベルパスなし:534.9フラン
あれ??!あんま変わんない!!!!!
いやこれには驚きでしたね〜美術館3つ入って、フェリーも乗れる時は乗って、結構移動したのに‥10フランしか変わらないのが、現実。実は、あと1日使える日が残っているので、もう一日滞在したらもっとお得だったかもしれないですね。でもフレックスは3、4、8、15日間しか選択肢がなかったのデース!
ですが、なによりも「正規料金よりは得をした」「持っているだけでチケットを買わなくてもいいし、精神的にすごく楽!」「楽しい」のがメリットなので、移動が多い人は、事前にアプリで正規料金を調べられるので、見比べた上で購入をした方がいいと思います。思い出と経験はプライスレス。
実証ブログ書くの初めてだったので、単純に面白かったです。(笑)
物価が高いスイス!ほんとうにスイストラベルパスはお得なのか?中編 ツェルマット
さて、前回の続きです。
- 4日目:ツェルマット移動&ツェルマット泊
さぁさぁついにツェルマットへの移動日です。わたしはイッテQのイモトの登山シリーズが大好きで、いつかイモトが登頂したマッターホルンに行ってみたいと思っていたので、それはそれはうっきうきです。
チューリッヒからはVispでの1回の乗り換え、約3時間でツェルマットに到着します。
左:Vispからの車両が窓が大きくて、開放感抜群です 右:世界の車窓から風味の1枚
景色がきれいとはいえ、やはり3時間の移動は疲れたので、当日はツェルマット観光のみで終了。
夜21時のマッターホルンの様子。雲が少しだけかかっているけど、うーん美しい‥
街中を通る羊たちの行進も見ることができます。犬目線での写真。
スイストラベルパスなしの場合=62.5フラン
:チューリッヒ→ヴィスプ→ツェルマット 62.5フラン
- 5日目:ゴルグナード鉄道&ツェルマット泊
スイストラベルパスで完全無料にならない(25%オフもしくは半額)になるもののひとつ、それがゴルグナード鉄道(登山鉄道)です。ゴルグナード鉄道を使わないと、マッターホルンのゴルグナード展望台に行けないので、選択肢はありません(といいながら、この日にするか次の日にするかめちゃくちゃ迷った)結果、往復57フランでした。くわしくはこちらを
チケットを買う際には、スイストラベルパスを見せるだけでOKです。わたしたちが購入したスイストラベルパスフレックスは、8日間のなかでスイストラベルパスを“使う日”だけ自分で手書きで日付を入れる=valid(有効化)するのですが、“使う日”というのが「公共交通機関をつかう日」のようでした。例えば、この日は登山鉄道をつかうだけなので、Validしなくてもよかったです。同様に、美術館だけ入る日もスイストラベルパスを保持=スイスミュージアムパスを保持と理解されたので、日付は書かなくても入れました。valid(有効化)の概念がすこし違いましたね‥。
そうそう、ゴルグナード鉄道のチケットを買ったら、valid day(有効期限。ゴルグナードは10日間だった気が‥)が書いてあるのですが、これは10日間使いたい放題、ではなく、10日間のうちに乗ってね。ということです。2回目に乗ろうとしたら改札で止められたわたしたちからの確かな情報です。(笑)
スイストラベルパス持ってるのに‥という気持ちを吹き飛ばしてくれる世界一の車窓。実際は5億倍きれいです。
展望台からの景色です。午前中に行った方が、もっときれいらしいです。この後、湖に写るマッターホルンが見れるというRiffelseeへ。
残念ながら、風が吹いてしまったので逆さ富士は見れませんでしたが、ほんとうに美しい。
途中で雲が途切れて、マッターホルンの全貌も見ることができました!
スイストラベルパスなしの場合=114フラン
:ツェルマット⇄ゴルナーグラード 114フラン
※今見ていたら、オンライン事前予約すると往復47フランで行けるみたいですね!!これ使えば良かったわ〜
Gornergrat Ticket | Zermatt, Switzerland
- 6日目:スネガパラダイス&ツェルマット泊
スネガパラダイスは典型的なアルプスの初心者用ハイキングコースがある+逆さマッターホルンが観れるかもしれないライゼー湖がある!ということで、この日は地下ケーブルを使ってスネガパラダイスへ。ここもスイストラベルパスで半額になり、帰りはハイキングで戻る予定なので、シングルチケットで8フランをお支払い。
ライゼー湖でも逆さマッターホルンは見れなかったけど、全然良いのだと思えるうつくしさ。
途中のカフェでひと休憩。これがしたかったのだ!と思える一瞬!!
昨日乗ったゴルグナード鉄道が登って行くのを見ることもできます。
スネガパラダイスからツェルマットまでは1時間半くらいで下がって来れるので、マッターホルン博物館も見ることにしました。初登頂の時の悲劇のロープや、標高が高いところでの人々の生活が再現されていて見応えがあります。
スイストラベルパスなしの場合=26フラン
:ツェルマット→スネガパラダイス 16フラン
:マッターホルン博物館 10フラン
ここまで(1日目〜6日目)の合計
現実:スイストラベルパス+α=445フラン+65フラン=510フラン
スイストラベルパスなし:394.2フラン
まだ現実の方が高いとはいえ、これはやはり買う一択という結論しか見えてきませんが(笑)どれくらいお得なのか、と主題を置きかえ‥続きます!
物価が高いスイス!ほんとうにスイストラベルパスはお得なのか?!前編 チューリヒからの日帰旅行
7月9日〜20日にかけてスイスを周遊してきました。スイスといえば、物価が高くて有名ですね。基本外食はサンドイッチ系の軽食は10フラン(約1200円)、レストランなら25フラン(約3000円)かかります。わたしたちはほとんどのホテルを朝食付きにしており、ハイキングなどもしていたので昼は軽めだったりしたのですが、1日一回はちゃんとした食事を取ろうと決めてました。その感じで1日の予算は50€でした。ベルリンでの約10日分の食費(自炊のみ)だわ、、、
とはいえ、わたし自身のスイス旅行の感想、「スイストラベルパスがあれば生きているだけで楽しいリアルディズニーランド(ミッキーなし)」でした。とはいえ、スイストラベルパスを使った場合と使わなかった場合、結局どちらがお得だったのか、検証したいと思います(超個人的興味)
スイスパスの種類について
スイスパスは、日数・旅行スタイル・滞在地によって選択肢が異なります。概要・購入方法・使い方もろもろはいろんなサイトで紹介されているので、ここでは省略します。
スイス旅行にお得な鉄道パス(トラベルパス/ハーフフェアカード) 徹底解説
わたしたちの旅程は、チューリヒ3泊(日帰旅行含む)、ツェルマット3泊、ユングフラウ3泊、チューリヒ2泊(日帰旅行含む)の11泊12日、移動型+ハイキングメインですが、毎日移動するわけではなかったので「スイストラベルパスフレックス8DAYS」(445フラン)を選択しました。単純計算ですが、1日50フラン分の交通費だったらペイしますね。
電車の発着を調べるのに大活躍!「SBB MOBILE」アプリ
ドイツ・オーストリアもそうですが、スイスもアプリを通じて乗り換えや切符を購入することができます。めちゃくちゃ便利なので、早く日本も導入してほしいところ。特にSBBアプリは、UIがとてもユニークかつ優れているのでパクってでもいいので(法的には知らないが)、ほんと日本でも‥ イメージはまた他でも紹介があるので、以下省略です。
スイスへ個人で旅行するなら絶対に便利でお得な鉄道パスの利用がおすすめ!活用法とSBBモバイルサイトの使い方をご紹介
では!張り切って実際の日程へ〜
チューリヒではまずホテルに荷物を置いてから、メイン通りの買い物通りで物価の高さを目の当たりにしたあとは笑、チューリヒ湖周遊のフェリーに乗ることにしました。スイストラベルパスは、一部の範囲と登山鉄道を除いて全ての公共機関が無料になります。フェリーは不安だったので、毎回係りの人に聞いていましたが、無料でしたのでご安心を。
左:乗り場 中央:デッキからの眺め 右:デッキでは皆さんビール飲んでます(気温33度)
ああ‥美しい‥フェリーを愛する女なので、スイスではたくさんフェリーに乗れて幸せでした。しかも、スイスの湖やライン川はほんとうに澄んでいる!吸い込まれそう!!ライン川沿は絶対人生でもう一回ゆっくり(10日間とか)訪れたい。
スイストラベルパスなしの場合=26,90フラン
;チューリヒパス(1日公共機関乗り放題券。空港から市内への移動+市内のトラムにも乗ったので1日券を買ったという計算)13,30フラン
;チューリヒ湖フェリー(ショートルートだったはず)13, 60フラン
ローザンヌのレマン湖がきれいなので、見に行こう!ということでローザンヌへ。ローザンヌ自体は小さい街でレマン湖のふもとをふらふらと歩いていたら、これまたフェリーがあり、あの水で有名なエビアンにも行けるということなので行ってみることに。
左:そこはかとなくディズニーみがあるローザンヌの乗り場 右:フェリーはこちらです
左:エビアン側からの美しいレマン湖 右:ローザンヌ大聖堂のステンドグラス
余談ですが、エビアンにあった昔水を運ぶ道だったらしい(詳細は不明)、ヨーロッパでもかなり古い鉄道に乗りました。なぜかこれも全員に無料で、中がこれまたディズニーみがあってとてもわくわくしました!!
スイストラベルパスなしの場合=97.1フラン
;チューリヒ内シングルチケット 2.7フラン(ホテルが駅近だったので基本は歩いてもOKの距離)
;チューリヒ⇄ローザンヌ(2時間15分、直通)35.2×2=70.4フラン
;ローザンヌ⇄エビアンのフェリー 12×2=24フラン
- 3日目:ベルン日帰旅行&チューリヒ泊
ベルンはスイスの中で2番目にすきな都市でした〜街並みがほんとうにかわいくて、旗がたくさんあって、おとぎ話の中のようでした。ちなみに、スイストラベルパスはスイスミュージアムパスにもなるので、ほとんどの美術館も入場料が無料です!
なんて美しいベルンの街並み‥5歩歩いては写真を撮るわたしたち笑
ベルンでは、「スイスアルプス博物館」と「ベルン歴史博物館/アインシュタイン博物館」に行きました。アインシュタイン博物館は、アインシュタインの一生を遺品や当時の映像を絡めて振り返られるとても興味深い博物館でした。そして入り口がめちゃくちゃおしゃれ&スタイリッシュです。
スイストラベルパスなしの場合=67.7フラン
;チューリヒ内シングルチケット 2,7フラン
;チューリヒ⇄ベルン 18×2=36フラン
;スイスアルプス博物館 16フラン アインシュタイン博物館13フラン
1〜3日目の合計:191.7フラン
長くなってきたので、その1はここまでにします。
が!なによりも、チケットを買う手間が省けるというのがなによりもの価値。なので、わたしたちのように移動が多い人は買うことをお勧めします(爆)ですが、わたしの自己満にもう少しだけお付き合いくださーい。(つづく)
人生とは「誰よりも自分を応援して褒めて認めてあげること」なのではないか
タイトル重い!!!(爆笑)
今日この暑い中、皮膚科に行ってきました〜〜〜うちはエアコンがなくてもなぜか涼しいのですが、それでもなぜか2時間ほど昼寝してしまいました。ルームメイトに「昼寝してもーたわ!」と言ったら、「昼寝あかんの?」と言われましたが、確かにあかんことはないですな。
さて、今日はもっと日本人、もといわたしは「自分を褒めて認めてあげたほうが良い」ということについて。
うちの両親と祖父母はわたしを文字通り溺愛してくれ、やりたいことは危険なこと以外全てやらせてくれたといっても過言ではないです。また、都内に住んでいた小学4年?生のときに、中学生をターゲットとした残忍な事件が近くであり、「この地域の公立中学校に行ったらやばい!」と本能的に察知し、中学受験をさせてくれたのも家族のおかげです。親から注意されたことといえば、「早く寝ろ」(※小学生の間は21〜22時に就寝、中学生の時も大晦日以外は基本22時に就寝)。もともと本の虫で、勉強もそんなに辛くなかったので、寝ずに本を読みたかったのですが、大人になってから睡眠の大切さを身を呈して学んだので、ここも親に感謝です。
そして、中高は「制服なし校則なし」の学校に通っていたので、公立に比べたら相当自由だったと思います。今注目されている、中高での先生からのセクハラ?暴力?なぞの圧?とかもそこまでなかったんじゃないかと記憶していますが、記憶は美化されるので、まぁあったのかもしれないし、私が学年1、2を争う鈍感だったので気づかなかった可能性もあります。
そして、もっと自由かなとおもった大学はそこまで自由ではなく、1番自由じゃなかったのは就活でした。わたしはいわゆるリーマンショックのときに就活生だったのもあり、あと私の精神状態もあり、まぁそれはそれは就活がうまくいきませんでした。
そのときに思ったのが、「あ〜わたしって全然必要とされていないんだ」ということと、「仕事がないかもしれない=生きていけないかもしれない」という重苦しい不安でした。あ〜二度とやりたくない。
さて、時は流れ、現在ベルリンに来ていて、わたしは人生の自主的サバティカルな訳です。それでも人は「ベルリンで何してるの?」「なぜベルリンに来たの?」と聞いてきます。
就活で1番いけなかったことの一つとして、「自分にたくさん嘘をついてしまった」ことがあります。だから、今回は嘘をつかずに、「人生の夏休みで、ドイツ語を学びながら、ここで暮らしてみたかったからきたの。仕事もみつかったら、もっとドイツのことを知れるから、仕事もしてみたいの」と素直に言うようにしています。
よいのです。誰も目的などほんとうは興味がないのです。興味があるのは、「今自分が目の前に話している人は、前向きな人かどうか、人生を楽しんでいるのか」ということなのではないかな、と思うのです。
類友、そしてpay it forwardとでも言えるのでしょうか、自分が「楽しくてしあわせ」なら周りにいる人にも「楽しくてしあわせ」を願いたい。そして周りの人が「楽しくてしあわせ」でないのなら、そうなるようにみんなで助けてあげる。そのため聞いているのかな、と最近は思います。
自分にとっての幸せはなんなのか、をドイツで見つけられたらいいな、と来る前に思ったのですが、最近は「自分にとっての幸せを知っていること」だと思います。
結婚してるから、MBAをとっているから、素敵な彼氏がいるから、子どもを産んでいるから、素敵な家を建てたから、立派な仕事をしているから、給料が高いから、、、幸せでしょうか。いやいや、人生ゲームじゃないんだから(笑)と、やっと笑えるようになって来ました。
前述のように、わたしは家族がほんとうに素晴らしく(こう自覚できるようになったのも最近)、周りの人に恵まれているなぁと思います。足らないを知り、そして足るを知っている人が多い。と思います。
だから、その人たちと過ごす時間を大切にしたい。なぜなら時間は有限だし、次はないかもしれないのです。何気なく歩いていたあの道も、一緒に歩けなくなる日が来るのです。だったら、今歩きたいなら、歩けるなら、歩きたい。
そして、みんなちゃんと生きてきてるし、なんだかんだ、生きていけるのです。だから、自分頑張ってんなぁ、surviveできてるなぁ、と認めることがすーごい大事だと思います。楽しく元気に生きてるだけで、最高だなあ。
うーむ、やっぱ生理中にワインは飲むべきではない!
海外で暮らすことを実感する瞬間「薬局と病院」(前編)
ご無沙汰しています!(再)7月9日〜20日の12日間、最も物価が高い国の1つ!スイスを旅行してきました〜〜 誰が呼んだか「自然のディズニーランド」スイス、そのスイスをめいいっぱい楽しむために欠かせないスイスレールパスの実態も書きたいのですが、今回のスイス旅行中から現在進行形で起こっているわたしの肌荒れと「薬局と病院」についてレポートしたいと思います!
このブログのタイトルのとおり、「憧れの地に住む!」には楽しいことがいっぱいあります。新しい土地、新しいスーパー、新しい友達、新しい言語、新しい食べ物。。。そしてその基盤となるのが、「健康管理」!ブログの中でも風邪やら結膜炎やら紹介してきましたが、今回は「病院」編でございます。
起;ヘルペスと日焼け(スイス旅行中)
今回の投稿は汚い肌荒れの話なので、お口直しに美しいマッターホルンの写真を貼ってみました。
美しいスイス旅行の初日、わたしは人生初の唇のヘルペスにかかっていました。また、スイス旅行前に体力温存のために、3日くらい10時間睡眠+メガネ生活をしていたら、眼鏡の留め具の部分が赤くなっていました。内心「なんで今やねん‥」と思いながら、最初はヘルペスだとわかっていなかったので、ドイツから持ってきていたベビークリームほ保湿剤として塗りまくっていました。スイス旅行前に泊まりにきていた友だちから推察するに、わたしは生まれながらの乾燥肌+ヨーロッパという年中乾燥している地域に住んでいるにもかかわらず、保湿剤の量が足りないことを自覚していたからです。
また、今回の旅行はtop of Europeと言われるユングフラウヨッホ(標高約4000m)に行ったり、その周辺を始めとした標高が高い山でのハイキングや、ツェルマット(標高約1500m)での滞在、そして(日陰争奪戦争に負けがちな)船での移動、街散策(ベルンやルツェンでは気温が33度でした!)など、紫外線をたくさん浴びる機会が多いです。そのため、以前ブログで紹介したSPF50の日焼け止めを何度も塗り直していました。なぜか、わたしは何を勘違いしたか、ファンデーションを持って行かなかったので、粉をこれでもか!というくらいはたいていました。なのに!!努力むなしく、めちゃくちゃ黒くなりました。。。
ヘルペスに関しては初めてなったので、どうして良いかわからず、どのサイトで読んだのか、「ヘルペスは石鹸でよく洗うとよい!」を信じ、最後の3日くらいはトイレに行くたびに洗っていました。また、保湿剤では治らない感じだったので、友人が持ってきていたオロナインも塗ることに。
前述の眼鏡ずれはオロナインで完治したものの、石鹸で口を洗っていたからか、ヘルペスは治らないし、口の周りがとても乾燥し、なんだったら体液が出てくる→固まる→柔らかい皮膚ができる→日焼けする→という悪循環が原因の弱り具合だったので、そこにもオロナインを。
ドイツに帰ったら、日程的にもゆっくりするし、紫外線を浴びないようにすれば大丈夫かな〜と思っていました。帰国便が昼だったので、その足で新しいシーツも購入し、交換もしました。
承;ドイツに帰ったら顔に赤みが&唇が腫れた→めっちゃかゆい
朝起きたら口周りの乾燥がひどく、なによりめちゃんこ痒くなっていました。写真は割愛します。これは‥と思い、帰国後すぐに買ったニベアの青缶で保湿するもかゆい!もちろん日本産の化粧水もかゆい!やばい!!!と思い、家から徒歩1分の薬局へ飛び込みました。この日は土曜日なので、重篤でない限り病院は閉まっているし、薬局も13時まででした。
そこで、今までの経緯を英語で説明(今までベルリンで3件ほど薬局に行きましたが、みなさん英語対応OKなので、積極的に使いたいと思います)。すると、
ヘルペスの薬(右:中身)
抗アレルギー剤 セチリジン (右:中身)
をくれました。合計で8€弱。さすが安い‥ セチリジンは、日本でもよく処方されるアレルギー全般に効くお薬ですね。ヘルペスに関しては、ほぼ治っていたこともあり、これをつけたら2日で治りました!スイスで薬局いけばよかったわ‥
シャワーを浴びたり、体温が上がるととにかくかきむしりたくなるほど痒かったので、寝る前にセチリジンを飲みます。90分後〜7時間くらいの継続するなので、寝ている間かかないためのものでしょう。さて、これで治るかな、、、、と思ったら!
転;瞼が腫れる+顔はまだかゆい
朝起きて自分の顔見てびっくりですよ。もともとよく言ったとしても奥二重なのですが、もはや能面の岡目さんのような感じ。しかも腫れている瞼は赤い。この日は日曜日だったので、大人しく自宅待機。肌荒れ+極度乾燥の様子は、すこーしずつだけど改善が見られるかな〜という感じですが、乾燥していたところがぼこぼこしていてなんか‥ちょっと‥皮膚科行きたいな、という感じ。
待望の月曜日、
また寝る前に薬を飲んだのでまたすこーし改善が見られます(もう体液は出ていない)。が、まぶた‥と思ったので、まぶたに口周りの炎症が移ったのかな?と思い、口周りの肌荒れの炎症を治すための保湿剤を買いたくて、同じ薬局に行きました。
同じ薬剤師さん「あらこんにちは!肌よくなったじゃない!」
わたし「そうなんですよ、おかげさまで‥でも今、目が腫れてて‥これって薬の副作用ですかね?それとも、皮膚の炎症が移ったんですかね?」
同じ薬剤師さん「そうね‥わからないわ‥目は痒くないのよね?でも目に入っちゃったらほんと大変よ?病院行ってないの?」
わたし「いや行きたいんですけど、ドイツは予約ないとダメじゃないですかぁ。だから通訳の人に今お願いしているんです」
同じ薬剤師さん「でも隣の人だったら多分予約なくてもいけるわ!ダメ元で行ってきなさいよ!」
ということで、初めての海外で英語で通院☆を余儀なくされました。
保険に入っていたので、先払いではあるものの、すんなりと待合室に通されました。わたしの前には3人が待っていて、待っている間にもどんどん人が来ていたので、地域のかかりつけ医なのでしょう。
待合室まで先生(女医さんでした)が呼びにきてくれました。先生とはもちろん英語での会話です。
これまでの経緯を説明し、小さい時にアトピーだったことを話すと、体重に合わせてセチリジン の強めの薬を出すからとのこと。目の腫れはセチルヂンの副作用とのことでホッと肩をなでおろしたわたし。とにかく保湿したいので、「保湿のクリームをください!」とゴリ押しして、多分それ用の処方をしてくれました。初診料は約20€でした。
なによりも、家から徒歩1分のところに家庭医がいることが知れて嬉しかった!先生も「また何かあったら来てね!」と言ってくれたので、安心です。
ウキウキと処方箋を持ってまた薬局へ。出て来た薬はこの2つでした。
フェニスティルジェル:散布用抗アレルギー剤
あれ…保湿剤ほしいゆうたやん…でもこれはまだよいのです。塗るのもほしかったし。問題はもう一つの薬です!
プレドニゾロン 10mg
お母さんに相談したところ、母が膠原病のときに一番多量に使われたステロイド剤とのこと。しかもステロイド剤って長い時間をかけて0にしていくのに、いきなり10mg?!しかも1週間でやめていい?なんだか不安なので、飲んでないです。そもそも、セチルヂンの副作用で目が腫れてるのに(たしかに肌荒れへの効果はあったけど)、もっと強いのを出しちゃうとはこれいかに。。。
こんなこともあろうか(?)と、木曜日に通訳をつけての皮膚科も予約しているので、どうなったかは後編を乞うご期待です!!ドイツでセカンドオピニオンとはこれいかに!てゆーかはやく治りたい!
教訓☆
ネットの情報は読みすぎないようにする!
ヘルペスについては、薬をつけたらすぐ治るもののようです。。。民間療法ダメ、ゼッタイ。とはいえ、そのサイトが信用できるものなのかどうか、検索エンジン企業の元広報ですが、わかりません。。。ただ、アメリカ在住でアトピーの人のブログで「画像検索などしすぎない!気にしすぎない!」と書いてあったことは、骨身にしみてわかりました。
突然結膜炎になった間抜けな話
ある日起きたら、日本でもなったことがない結膜炎になっていました。笑
起きたら、白目がぶんよりと腫れていてとってもグロテスクな様子。(結膜炎の見かけがどんなものか興味がある人は、画像検索してみてください‥)目を閉じてもぶんよりとした白目が目の間から出ているような感覚でした。ただし痛みはない。
ありがとうGoogleと思いつつ検索すると、痛みがなければ基本的に結膜炎とのこと。まずは冷やして、「病院で」殺菌目薬をもらえばすぐよくなります、と書いてありました。
そう、「病院で」
なぜハーブティーや自然療法がドイツで有名なのかというと、よっぽどのことがない限り病院に行かないからです。もちろん(?)街中でマスクをしている人も見たことがないです。日本に比べて休みが取りやすいので、インフルエンザでも病院に行くことはないらしく何はともあれ自宅療法。例えば、前のルームメイトが気管支炎になった時も「抗生物質を処方してくれ」と言ったにもかかわらず、呼吸器用のアロマオイルが処方されたそうです(ルームメイトは時間をかけてですが、無事に完治しました)
病院に行くことになっても、基本的に予約が必要なドイツ。しかも1ヶ月後とかあるとのこと。しかもどの病院に行けばいいか分からん‥!なので、とにかくGoogleに書いてあったように、冷やしました。保冷剤もないので、冷えていた瓶のトマトソースで冷やします。重いです。
すると徐々に腫れが引いてきたので、薬局に行くことに。
結膜炎の英単語がわからなかったので、ウイルスを殺す目薬をください、と言いました。(ちなみに結膜炎はconjunctivitis、抗ウイルスはantivirusです)すると、
薬剤師さん「花粉症?アレルギー?あ、違うのね。抗ウイルスはね〜処方箋(prescription)がないと出せないのよ‥だけど、これも抗ウイルスだし、効くからこれを使ってダメだったらお医者さんに言ってね」とのこと。日本と同じく、処方箋がないと、殺菌目薬はもらえないのね‥それがこちらです。
10€程度でした。ドイツ人の看護婦の友達にすぐ会う予定があったので、確認するとよい薬とのこと。これをつけながらコンタクトの使用をやめて5日程度で治りました‥よかった!!
これはわたしが完全に間抜けなのですが、
・遊び呆けてorめんどくさくてタンパク質不足になる→風邪をひくor夏バテになる
・果物を買わなくてビタミン不足になる→風邪をひくor夏バテになる
・コンタクトときちんと扱わない→結膜炎になる(NEW!)
ということがわかったので、「体が資本」をまた一段と心に刻みました。
海外にいるもしくは一人暮らしだと、具合が悪くなった時の不安感/結果としての不利益(医療費、食費のロスなど)が心にくるので、心身ともにご機嫌でいることが大事だとひしひしと思います!
最近ドイツで買ってよかったもの(ドラックストアdm、スーパーALDI)
ご無沙汰しています。5月後半から大学の友人が1ヶ月遊びにきており、ベルギー、ドイツはマグデブルク、オーストリア〜クロアチアと豪遊していました!笑 4月のブダペスト旅行の内容もまだ書いてないけど、また良きタイミングで書いておこうと思います。
さて、今日は最近ドイツで買ってよかったものを紹介します。ワーホリ生活4ヶ月目も順調に終わろうとしている今、ようやくドイツの「住んでいるから見つけやすい、安くてよいもの」を見つけられるようになってきました。
- ドラックストアdmでのおススメ
ドイツのドラックストアはdmとROSSMANの二大勢力で成り立っています。ドイツのマツキヨ的存在です。どちらもプライベートブランドを持っています。ドイツ在住生活が長い日本人の先輩曰く、「若い人はdm、年配はROSSMANというイメージ。でもROSSMANは不定期で20%割引をやるから、そのときにWELLEDAなど高めのものを買うのがおすすめ!」とのこと。両方足繁く通っていますが(ただ見るだけでも楽しい!)、わたしはdm派です。店内が明るいし、プライベートブランドの質がよい!あとBIO製品もたくさんありますね。
・ベビーパウダー(2€くらい)
ここ1週間ほどは「夏はどこへ?!」と思うくらい肌寒い日が続いているベルリン。(最高気温16度、最低気温12度くらい)ですが、5月中はめちゃくちゃ暑かったのです‥30度越えの日が多く、北国出身のルームメイトがぐったりするレベル。そしてアトピー肌体質のわたしは速攻で汗疹ができました。
かゆいかゆいと思っていたので、dmでベビーパウダーを購入。ökotestとは、定期的に各ジャンルをテストして承認している専門機関(詳しくはよくわからない)で、sehr gutは優秀の意味です。
使い心地はふつうのさらっとしているベビーパウダーです。汗疹はベビーパウダーをつけてから1週間以内できれいに治りました。赤ちゃんがいる友人へのお土産はこれかなぁ〜
・ベビークリーム(2€くらい)
またベビー商品ですが、アトピーかつ乾燥肌なわたし。旅行中にクリームが枯渇したので100ミリ以下(機内持ち込みできる)で安いもの‥と思って買いました。これまたökotest認証!これがまたよい〜〜しっとりとしつつさっぱりとした使い心地で肌にすぐ吸収されます。もちろん顔から全身に使えます。もっと大きいサイズも欲しいな〜
- スーパーALDIでのおススメ
SIMはALDISIMを使っているのですが、スーパーとしては近くにないので普段は使わないALDI。以前の記事にも登場した元MDのMartinaの家に遊びに行った時に、「オススメの日焼け止めない?」と聞いたら、「ALDIのがいいわよ!!」と鼻息荒く教えてくれました。善は急げということで、その足で買いに行くことに。
・日焼け止め(値段忘れましたが、5€以下)
SPFは30/50+があり、量は50ミリ/150ミリ、肌タイプは乾燥/オイリーとあります。写真はSPF50+150ミリ乾燥肌用です。日本から持ってきた日焼け止めが終わったらWELEDDA(15€越え)のを買おうかなと思っていたのですが、Martinaのおすすめということなら!
使い心地はクリームタイプでこっくりしていますが、白浮きはなし。大容量なのでどんどん使えます。
Martina曰く、ドイツ国内で使える「codecheck」というアプリを使うと、バーコードをカメラで読み取るだけで添加物があるかなどを読み込んで、◯△×で判定してくれるとのこと。この商品は◯でした。
・日焼け後のローション(こちらも多分5€以下)
白いさらっとした液体のローションです。気にならない程度でスッとします。
・キャビア美容液(7〜8€)
キャ、キャビア?!おもろしろい!と思って即購入。中身は黒いジェルです。これが肌にぐんぐん入り込んでいって乾燥肌にはぴったりです。同じシリーズでアイクリームもあります。美容液が8€(1000円前後)で買えるのはとてもありがたいし、楽しい!
また新しく安くてよい商品があったら紹介しまーす!