憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

住宅難のベルリンで4日間で部屋を見つける方法

4末から引っ越すことにしました!しかも、渡独前から住みたかったエリアに!やったー
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今回、内見から契約まで4日だったのでタイトルは嘘ではないものの、ベルリンに行くぞ!と決めてから毎日家の情報はチェックしていました。

ベルリンに来て早々、いや、行く前から
「部屋は見つけた?」
「部屋探すのほんと大変だよ!」
と、出身問わずいろんな人にも言われてきましたし、日本語でも英語でも、ブログやtwitterでも部屋探すのめっちゃ大変!とみな言っています。わたしもその通りだと思いますが、今回すっごく運が良かったし、情報収集にいろんな方法があると思ったので時系列で紹介します。

以前の投稿にも書きましたが、「自分が何を求めているか」が常に鍵だと思います。
わたしは東京にいた時より安く暮らすためにベルリンに来ているのではないので、家賃は平均より高めです。ですが、ヨーロッパらしいキッチン、現役の暖炉、バスタブ、中庭、そしてエリア!なによりルームメイト!ヨーロッパらしいことをしたいので投資です。

 

 

【渡独前】
出国前ミュンヘン在住のドイツ人に、どのエリアがいいかな?どのエリアが治安的にNGかなと聞いたら、
「あなたがどんな人で何を求めているかによるよ」
と的確すぎる答えが返って来ました。
わたしの判断基準は、「治安がいい」「ヨーロッパらしいか(建物が古い)(ヨーロッパに住んでいると感じたい)」とだったので、希望エリア絞られていました。が、高い&部屋がない!
結局、鉄板のWGgesuchtとMixBを使って、渡独前に長期契約をしました。希望エリアではないものの、日本語での契約、日本人との2人のシェア&広さ、中心地からも15分でいうことなしと思っていました。


【渡独直後:やっぱり飛行機の音が気になる】
ベルリンに来る前の都内でのルームシェアもとっても運がよく、1人では到底住めないエリア(だからこそのシェアなのですが)のとっても静かな場所に住んでいましたし、実家も大通りから離れた湘南です。そのため、こんなに自分が「静けさ」が必要だと思っているとは気づいていませんでした。
渡独前に決めた部屋は空港から近いため、直前になって「もしかしたら騒音が…?!」と気になり調べたところ、英語の記事で騒音エリアに入っていることも知っていました。でも今更変えられぬ!

着いてから2〜3日後に、「うーん、気になる…」と思ったのですが、慣れるかもと思い2週間様子を見てみました。すると、やっぱり東京にいた時より心臓のあたりがざわざわどきどきするというか、嫌な感じがすると思い、ルームメイトに相談。すると、やはりストレスではないかと。このタイミングでストレスであることを認め、「いい部屋が見つかったら、移ろう!」と思い始めます。
こうして判断基準は、「治安がいい」「ヨーロッパらしい」+「静か」になりました。新しい部屋が見つかる1週間前のことでした。

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家の近くの湖。飛行機さえなければ…もしくはわたしがもっと鈍感な人間であれば…


【渡独後1:多方面から情報を収集する】
わたしの語学学習の最大のモチベーションは「必要だから」です。
何に必要なのかというと、自分の人生を豊かにするために必要だと思います。英語を読めた方が、住んでる場所の言語を話せた方が、いろんな目線の情報が集まってきます。だから、基本的には英語とドイツ語で書かれているものしか見ていません。ドイツ語は翻訳ツールに入れましょう。笑


・Craigslist.berlin
Tammyおばさんが教えてくれたもの。今回はここからではなかったですが、家賃相場をWGgesuchtだけでなく把握するためです。何通かコンタクトを取ってみましたが、7割は返ってくるかんじ。わたしはWGgesucht経由で返事が返ってきたことがありません………苦笑
FacebookのFlats in Berlin only long termとMarketplace
今回はFb経由で決めました。当日投稿されているもので希望エリアのものにはすぐ返事!とにかく何にでもすぐ返事!

・口コミ
ベルリンでのガールズサークル、語学学校、meetup、タンデムパートナー、全ての人に「部屋探しのコツ」を聞いていました。わたしの希望地域はなかなか物件自体がないのでその他ののオススメエリアや気をつけたほうがいいことなど教えてくれました。自分が信じられる人脈命。
やはり渡独後は、ベルリンにいる人たちの共通の悩み(ドイツ語の難解さ、部屋探し、職探しなどなど)があるし、価値観もわかってくるし、連絡手段(主にWhatsApp)もわかると安心しますね。


【渡独後2:即レスのための準備】
これもいろんなブログに書かれていますが、どの媒体でも即レス必須です。なぜなら部屋は早い者勝ちだからです。
最初はまだ空室か、部屋が気に入っているので見せて欲しい、出身、内見日程は合わせられるよ、と軽く連絡します。
まだ空いているし内見OKだよ、と返事が来たらもうすこし自分の詳細な情報を書きます。
性別と年齢、言語、ベルリンで何をしているのか(学生か働いているか)、タバコを吸うか、いつベルリンに来たか、そして自分の価値観
わたしはここの価値観の部分がとても大事だと思います。綺麗好き・静かにする・コミュニケーションを取りたい人か・信頼ができるか・楽な人間か・パーティがすきなのか・ルームメイトと友達になりたいのかなどなど。一緒に暮らす人なので、正直1番です。

 

【内見から契約まで】

内見の時は、自分が確認したいポイントをメモしていきました。そしてひとつひとつ確認。
家賃の支払方法、追加料金の有無(ドイツでは光熱費が高いので別途の場合や、月いくらと決めて超過料金を取られる場合があります。わたしは寒がりなので、含まれてないとまた風邪をひいてしまう笑)、友達などを泊めてもいいか、デポジット料金、契約期間、備え付けの備品(タオル、シーツなど)、部屋に鍵はあるか、そしてルームメイトはどんな人か(言語、学生か社会人かなど)。
家主はベルリンでは何をしているのか、今後何をするのか、なぜ部屋を探しているのか、期間を聞いてきました。家主からの質問は人それぞれだと思います。
万国共通で「わたしは信頼できる人で、真剣に部屋を探しています」ということが全身でわかればOKと思います。

【契約】

内見でとっても気に入ったので、今の家主と相談してOKだったらすぐ返事するね!と言って退室。幸い、今の家主もとってもフレキシブルに動いてくれ、当日に借りたい!と返事をしました。家主も承諾してくれ、契約開始まで日付があったので、またあとで連絡するね、と言って安心していました。

が!次の日、家主から「前に内見した候補者から明後日サインできるって連絡きたんだけど、明日サインする時間ある?」との連絡が。そうなんです、とにかく早い者勝ちなのです。

すっかり契約する気満々かつ特に予定も入っていなかったので、「明日行きます!」とこれまた即レス。そして契約となりました。英語の契約だったので、契約書に書いてなくて不安なことがあったら都度確認。今の部屋の契約書で大切だと思うところを事前に準備していきました。わたしが確認したのは、家賃の支払い方法/デポジットの返却有無・方法/契約途中での退去時の条件でした。

早い者勝ちが基本なので、わたしより前に内見をした候補者から連絡あったからそっちの候補者に決まったよ、ごめんね。と連絡がきてもおかしくないところを、わたしにチャンスをくれた家主に感謝です。契約するよ!と先に言ったのはわたしだったので、五分五分とも言えますが…でも、ありがたいです。契約時には、前から住みたかった場所であること、部屋が素敵であること、たくさんの感謝を伝えました。

 

 

ときどき、なぜ自分がこんなにヨーロッパで「暮らす」ことに憧れを持っているのかわからなくなるくらいですが笑、暮らすならヨーロッパらしいところに暮らしたい!!いまからわくわくです☺️

ベルリンのスポーツバーでサッカーブラジル戦を観戦

今の語学学校のクラスメイトはブラジル人とメキシコ人が多く、何人かが月末で帰国してしまう&今日はベルリンでブラジルとのサッカーの親善試合がある!みんなで観よう!ということになり、人生初スポーツバーでのサッカー観戦をしてきました。

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20:45試合開始だったので、20時に待ち合わせしたのに、遅刻常連のブラジル人が待ち合わせに遅れたので、スポーツバーに着いたのも試合が始まる直前でした。
すでにごったがえしの店内(暑い!)。2階にて席を譲ってもらい、カオス状態になっているバーで注文を終えた頃にはすでに試合が始まっていました。笑
人生初のスポーツバーでの観戦だったのですが、席を譲ってくれたり、バーでの注文の仕方を教えてくれたり、階段でビールを飲んでもOK、ビリヤード台に座って見てもOKとかなりゆるいスタイルで安心しました。
試合はブラジルが前半に入れた1点を守りきり勝ちました。ブラジル人も多く見にきていたので、どっちが攻めた状態でもめちゃめちゃ盛り上がりました!普段大きな声を出す機会はないから、万国共通のストレス発散ですね。

ほとんどお酒が飲めないのですが(酔っ払うのがこわい)、ベルリンのバーの雰囲気はとてもカジュアルでよいとおもいました。

 

 

今月末で帰国してしまうブラジル人とは、広報同士、ほぼ同い年ということで仲良くなれてうれしかったです!秘書&広報経験者同士、とても刺激になりました。

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わたしはやっぱりお酒よりケーキでお茶の方がすきです。

人生はじめてのサマータイム開始

ご無沙汰しています!
3月3週目に引いた風邪は約1週間をかけてやっと治りました…長かった!
原因は冷えと前回の投稿に書きましたが、ドイツ人は風邪でも、インフルでも(!)病院に行きません。ハーブティーなどの自然療法と、ビタミンCそして睡眠、あと市販の風邪薬らしいです。元MDのドイツ人おばさんのお友達オススメのビタミンCはこちら。カプセルは無味なので、飲みやすいです。

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30粒で12€くらい。
温帯の湘南で長く暮らしていたので、寒いと生きてるだけでたくさんのカロリーを使うことがわかりました!そのため、日本にいる時より意識して動物性タンパク質を取るようにしています。

 

さて、3月25日(日)の夜からサマータイムが始まりました。
日曜日も11度で晴れました。朝1時間時間が早くなっているのでまだ体が慣れなく、まったりと眠いです。ここ2〜3日でぐっと暖かくなり、日もますますやわらかくなり、何より日が本当に伸びている!日の入り19時半まで明るくて、鳥がちゅんちゅんとのどかに鳴いています。夏がやってくるのだなぁと思ってほんとうに嬉しい!!

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お花やさんをのぞくおばさんたちもとっても嬉しそう!


突然ですが、今日は購入したコスメを紹介します。
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左:化粧水(フランス産)200ミリ 10.99€(約1300円)
ドイツは化粧水があまりないので、フランス産のものを購入しました。日本では長年化粧水は手作りしていたので、まず買うことに抵抗が…笑 バラとカモミールのフランスらしい高貴なかおりがして、軽いテキスチャーです。
右上:アイクリーム(ドイツ産)15ミリ 12.49€(約1600円)
ビオ大国ドイツ、こちらもビオ製品です。乾燥していつつも、常に紫外線がほぼ0なので、この期間にシミをなるべく薄くするべく憧れのアイクリームを買ってみました。
右下:石鹸(フランス産)はちみつの香り1.95€(約260円)
香りにつられて買ったフランス産の石鹸 はちみつの香りといえども、ハーブの豊かな香りもします。

 

ドイツはビオマーケットだけでなく、マツモトキヨシ的なドラッグストアでもビオ製品が買えます。
ビオも安いものからピンキリなので、体力と時間があってドイツ語を読解の気持ちが高まった時に買うようにしています笑

 

3月4日のポストに書いてあった、3月の目標!
ポツダムに行く/語学学校を楽しむ/ケバブを食べる
は全て叶えることができました!!やったー
ポツダムはとってもおすすめなので、また後日書きますね。


4月の目標は、
・旧西ベルリンを開拓する(住んでいるのが旧東ベルリンなのであまり行かない)
・英語の勉強をすすめる
・体を動かす
・take it easyでもっとゆるゆるな頭になる

でいきたいと思います。

海外での風邪 その原因と対処法

風邪をひきました。

 

理由はズバリ!

「冷え」

これしかないですね。語学学校の窓が開いていたり、飲食店の窓が開いてたり、はたまた寒空の下コーヒーを飲んだりしたからでしょう。

乾いた咳が出始めたな、と思ったら37〜38度の熱が2日ほど続きました。冷えてるなと思ったのは、夜中にぞくぞくと悪寒がしてきたからです!不安だった〜

ヨーロッパの冷え、侮り難し。

 

 

対処法

・日本から持ってきたベンザブロック

・はちみつと生姜入りの飲み物を飲む

・冷やさないように靴下+湯たんぽ+カイロで就寝

・お粥スープリゾットであたたかいものを飲む

・ビタミンC摂取(すもも、オレンジ)

 

ビタミンCについては、元製薬会社勤務のドイツ人のおばさんと知り合ったので今度おすすめを聞いてきます。

 

 

ドイツ産ミニオンクッキー

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中身もかわいい!

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ドイツ版たべっ子動物といったやさしい味。癒されました!

ベルリンのおばさん その1 tammyおばさん

昨日は語学学校の帰りに、ルームメイトおススメのイタリアンに行きました。

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メニューは全て4€!しかも飲み物は1€!激安!!なのにカプリチョーザ的な量!たらふく食べて1人7€でした。

 

木金と予定が詰まっているので、昨日はまったりとPrenzlauer Berg地区のKollwitzplatz通りを散策しました。

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お洒落な通り!子供向けの歯医者があったり、家具やさんやリビング関係のお店がたくさんありました。ブティックも個人経営のこじんまりしたお店が多かったです。

たまたまあった不動産屋で、物件はいくらくらいなのだろうかと見ていたら、1億越え!(5LDKくらいだった気が)

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どのお店のフレンドリーで雰囲気もよくて、ドイツ語で話しかけてくるけどダメだったらすぐ英語になります。お昼の後ルームメイトはカフェで仕事をしていたのですが、となりの席で英語で面接が行われていたそうです。ルームメイトはUXデザイナーで、ちょうど面接のときに「うちはUXデザイナーも探しているんだよね」との会話を耳にしたらしく、ちょっと話しかければよかったのに!と帰って来てから盛り上がりました。

 

ほっつきあるいていたら、旅行中やちょっとしたコンサートに行く時に使えそうなバックを発見!先週蚤の市で有名なMauerparkでもうまく見つけられなかったので、熟考の末、購入しました。イタリア産の本革で30€。安い〜

わたしが色で迷っていると、アメリカ英語の店員さん(アジア系40代?)が、いろいろ説明してくれます。「中ににジッパーがあるから安心だわ!」「軽いでしょ」「売れてるのは黒と茶色ね。でも赤もキュートだわ」「ほかに緑のコートを持っているの?そうね〜ここにあるのだったらなんでも合うわよね」

結局黒にして、レジへ。おばさん「いいわね、黒。何にでも合うし」から、ここに住んでいるの?と雑談が始まりました。おばさんの名前はTammy。25年前にアメリカから来て、ちょっと住もうかなと思ったらドイツ人と結婚してもうずっと帰っていないそうです。わたしから特に何も言ってないのですが、いろいろベルリンについて教えてくれました。

・家の値段は上がって来ているけど、ハンブルクミュンヘンに比べたらまだまだ物価が安く貧乏な都市であること。
・若い子たちは「プロジェクト」という名目で安い単価の仕事をやっているけど、持続性がなく親世代からすると心配でしかないこと(ベルリンの若い子たちはLazyなのよと一蹴)
・中心地から15分くらい地下鉄乗っているとこに住んでいると言ったら、とにかく自転車を買うべきと。蚤の市にあるから友達と行って、ちゃんと乗れるか確かめて買いなさいとのこと。

Tammyが話していた中でも、1番こころに残ったことがあります。
「いい時期に来たわね。春が来るからいろんな集まりがあるわ。中にいないで、どんどんネットワークを作ること。カフェで隣に座っている人に、突然話しかけられないでしょ?Craige list知ってる?なかには出会い系もあるけど…でも、へこたれないで。笑 
Facebookにもいろんな集まりがあるからどんどん参加して、ネットワークをつくるのよ」

「その前に自分が何者なのか、今何を欲しいのかちゃんとわかっていないとね。」
「なにも失うものなんてないんでしょ?」
一見したら、ただのおせっかいのおばちゃんでしかないのですが、わたしにとってはとってもありがたい存在でした。ただの1人の客、しかも30€しか買ってないのに、それ以上の情報とパワーと勇気をくれました。

それにしてもCreigeList!ジェーンスーもラジオで言っていたので、世代なのかなと思いました。どの国にもいるおばちゃんは本当にありがたい存在です。(そしてわたしは好かれやすい)


「自分が今何を欲しいのかちゃんとわかっていないと」

そうですね、見透かされています。笑
Tammyは「いつでもここにいるからまた話しに来てね!」と笑顔でドアまで送ってくれました。


もちろん、帰ってからすぐFacebookでBerlinのいくつかのグループに登録してみました。今、今日欲しいのは、やっぱりベルリンに住んでいる友達かな!

 

ドイツ人とドイツ生活その2

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冷凍食品大国(勝手に名付けた)ドイツ、冷凍食品が本格的すぎます。
これは今日おやつに食べたじゃがいものチーズ焼き。500gで0.99€(約135円!)もちろん一気には食べれないので、半分だけ。チーズが本格的でとってもおいしい!輸入してほしいです。

 

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知る人ぞ知る(?)紅茶に限らずお茶大国ドイツ。
今日はイギリス産ですが、オレンジと生姜風味の緑茶を買ってみました。日本人からしたらチャレンジングな組み合わせ!と思ったけど、爽やかでおいしい!0.89€(約120円)。ハーブティー、紅茶、オーガニックかオーガニックではないのか、薬用か薬用ではないかなどなど1年じゃ把握しきれない種類があります。お茶のmeetupにも参加してみたので、次の集まりには行ってみようかなと思います。

 

 

さて、前回書き残したことがあったので、今回も同じテーマで。

 

・16歳から1人暮らし。しかも家賃や生活費は親の援助なし!
これにはかなりびっくりしました。ドイツの学校の制度は日本とかなり違い、小学校のときから大学に進むか、専門的な仕事(市役所や看護婦など)か、環境関係(正しくは森林関係。大工、森林の管理など)に進むかというのを決めなくてはならないです。いくら親が医者でも、本人がやりたいか、能力があるか、が重要。ドイツの大学は破格なので、貧乏でも素質があれば+本人のやる気で医者になることもできます。

わたしの友人の弟の話なので、16歳の時にどの段階だったのか、一般の高校に行っていたのかなどは聞いてないけど、いくら物価が安いからって家賃と生活費を自分のバイトで稼いでって、わたしの周りにはいなかったのでかなりびっくりしました。そりゃ精神年齢上がります。

 

・学校で。質問は授業の時間以降は受け付けられない!
理由は、授業のあとは先生の時間は生徒のためじゃないから、とのこと。
比較して、日本はどこからのタイミングで(わたしの予想では小3くらい)「質問することは恥ずかしい」、「質問しているということはみんなから遅れていること=恥ずかしい」という意識が芽生えた気がします。そのため、授業が終わった後に質問することがよくありますよね。かくいうわたしもしていました。

でもこれって、先生から見たら「残業」になるんですよね。まぁ、生徒にとっても「残業」なのであるし。興味があることをずっと調べるのはいいことだと思うけど、みんなの・先生の時間は有限であるということが教育の段階からナチュラルに認識されていることが、ドイツの企業や社会の効率化に役立っているのかなと思いました。ちなみに、クラスのことはクラスの中で完結させるのはブラジルでもそうとのこと。

・「インスタ映え」は気にしない

ベルリンに来てから、景色やご飯を撮っている人を見なくなりました。
それだけではなく、ドイツ人や他の住んでいる人とお茶をするときは、とっても適当です。空いていて静かそうなお店に入る、ただそれだけ。日本のときみたいに、口コミ・料理の良し悪しは気にしないです。日本と同じくらいまずいものはないから調べる必要はないし、カフェに入るのもおしゃれな気分になりたいからではなく、友達と話す時間がほしいから、一休みしたいから、それ以上でもそれ以下でもないのではと思います。ベルリン在住の人のお気に入りのカフェに連れて行ってもらったこともありますが、彼女がお気に入りの理由は「駅から近くて行き慣れているから」だけでした。

英語だけでも生きて行けると言われている地域で住んでいる人とあったこともありますが、そのときも適当にあったところに適当に入りました。これだけでもストレスが一つ減るな、と思います。

 

ドイツ人とドイツ生活その1

今週のTBSラジオタマフル」の元トモエピソード、めっちゃいいなぁ〜〜〜!!!

昨日は美大出身のルームメイトにくっついて、アトリエに行ってきました。高校以来のザ美術室と絵の具の匂いに圧倒されました。わたしもせっかくベルリンにいるんだから、なにかクリエイティブなことをしてみたい、と思わされました。

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写真はアトリエの壁です。猫の絵を描いている男の子がいたんだけど、絵も男の子もすっごくかわいかった!

 

さて、ドイツ人とドイツ生活についておもしろいと思ったことが溜まってきました。不定期で書き残していこうと思います。

 

・いつもは静かなのに突然大声でヒートアップした喧嘩が始まる。
隣のアパートの部屋なのですが、金曜日の夜や日曜の夜に友人が来たな、と思う日以外は本当に住んでいるの?と思うくらい静かです。が!先日、ブログを書いている時にもありましたが、突然の大声での喧嘩がスタート!そして5分で終了!そしてまたものすごく静かに!でも次の日の朝もなぜか5分だけ大声で再喧嘩!!
ドイツ人あるあるだそうです。仲直りには、小さい喧嘩だったらお花かチョコレート、大きい喧嘩だったらレストランに連れて行かないと許してもらえないらしい。だからたくさんお花屋さんがあるのかしら。ちなみに仲直りまでは、男性はソファで寝るそうです。

 

・髪は2日に1回洗えばいい、体はもっと少ない頻度でOK。洗顔は乳液で!
日本では特に夏は毎日髪を洗わないと汗でベトベトになりますね。日本だけじゃなくて湿気が多く、暑い夏のアジア各国はそうだと思いますが、ドイツでは多い人で2日に1回。なんだったら、月水金だけ、と言う人も珍しくないです。
乾燥しているからかな、と思ったのですが、それだけが理由ではなく「硬水」だからだと思います。カルキがたくさん入っているので、髪がパサパサになりやすいのでしょう(詳しくはまだわからないけど)わたしは日本では2日に1回だけシャンプーでしたが、ノープーの日もお湯で洗い、トリートメントはしていました。極度の乾燥肌なので、日本にいるときはいつも冬は皮がむけてたのですが、ドイツに来てからは日本よりしっとりしています。ありがたい話ですが、ますます理由がよくわからないです。探求を続けます。とにかく、洗いすぎというのがよくないみたい。

 

・女子は1人では映画館に行かない
1人映画館を愛するわたしに残念なお知らせでした。。。男性は普通らしいのですが、女性がひとりで行くとナンパされちゃうというか、「ナンパしてもいいよ」というポーズになってしまうそうです。ちなみにスペインも同じ。うーむ、、、ちなみにドイツでは基本的に映画はドイツ語吹き替えだそうです(泣)ドイツ語、がんばろう!

 

・ジャガイモの種類は2つです
ジャガイモだいすきドイツ人。ジャガイモはドイツ語でKartoffelといいます。スーパーでもジャガイモコーナーは広いので、これは…?!とおもったのですが、量と生産者別に置いてあるだけで、種類はふたつとのこと。まだトライしていないので、今度買ってみます!

 

・ゴミ袋やビニール袋はロール状で売っている
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くるくる〜とほどいて使います。
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すごくおもしろい!他の国はどうなのかしら?日本と大きさや袋の形状が違うので、戸惑いながら買いました。緑の方は上で紐を引っ張ると閉まる構造です。ちょっと大きかったので、次回はもう少し小さいので枚数が多いのを買いたいです。

 

 

そういえば、
昨日アトリエ見学に行くとき、初めてバスを使いました。あ!バスが来た!と思ったら、バスの運転手が満面の笑顔でばいば〜いと手を振りながら通過。笑 おいおいおい…と思ったら、後ろにいたドイツ人のおじいさんが教えてくれました。え〜ん、ドイツ語、わからない…と思いつつ、ジェスチャーから推察するに、「4つのバスの種類があって、さっき通過したXからはじまるのは止まらないんだよ」とのことでした。ものすごくゆっくり何回も教えてくれて、優しくてうれしかった。。。ダンケシェーンだけ、ちゃんということができました。
数分後、バスがきて、なし崩し的に乗車(電車もバスも、ベルリンでは並ばないです。混んでないからだと思う。)。一緒に並んでいたおばあさんが、「Ja, jetzt ist richtig.」(さぁこれが正しいバスよ)と言っていたのはわかりました。少しでもわかると、うれしい!

 

 

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おとといの木曜日で祝1週間だったので、奮発してお花が入っているサラダを買いました。イタリア産だったけど…
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かわいい!うれしい!!