憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

住宅難のベルリンで4日間で部屋を見つける方法

4末から引っ越すことにしました!しかも、渡独前から住みたかったエリアに!やったー
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今回、内見から契約まで4日だったのでタイトルは嘘ではないものの、ベルリンに行くぞ!と決めてから毎日家の情報はチェックしていました。

ベルリンに来て早々、いや、行く前から
「部屋は見つけた?」
「部屋探すのほんと大変だよ!」
と、出身問わずいろんな人にも言われてきましたし、日本語でも英語でも、ブログやtwitterでも部屋探すのめっちゃ大変!とみな言っています。わたしもその通りだと思いますが、今回すっごく運が良かったし、情報収集にいろんな方法があると思ったので時系列で紹介します。

以前の投稿にも書きましたが、「自分が何を求めているか」が常に鍵だと思います。
わたしは東京にいた時より安く暮らすためにベルリンに来ているのではないので、家賃は平均より高めです。ですが、ヨーロッパらしいキッチン、現役の暖炉、バスタブ、中庭、そしてエリア!なによりルームメイト!ヨーロッパらしいことをしたいので投資です。

 

 

【渡独前】
出国前ミュンヘン在住のドイツ人に、どのエリアがいいかな?どのエリアが治安的にNGかなと聞いたら、
「あなたがどんな人で何を求めているかによるよ」
と的確すぎる答えが返って来ました。
わたしの判断基準は、「治安がいい」「ヨーロッパらしいか(建物が古い)(ヨーロッパに住んでいると感じたい)」とだったので、希望エリア絞られていました。が、高い&部屋がない!
結局、鉄板のWGgesuchtとMixBを使って、渡独前に長期契約をしました。希望エリアではないものの、日本語での契約、日本人との2人のシェア&広さ、中心地からも15分でいうことなしと思っていました。


【渡独直後:やっぱり飛行機の音が気になる】
ベルリンに来る前の都内でのルームシェアもとっても運がよく、1人では到底住めないエリア(だからこそのシェアなのですが)のとっても静かな場所に住んでいましたし、実家も大通りから離れた湘南です。そのため、こんなに自分が「静けさ」が必要だと思っているとは気づいていませんでした。
渡独前に決めた部屋は空港から近いため、直前になって「もしかしたら騒音が…?!」と気になり調べたところ、英語の記事で騒音エリアに入っていることも知っていました。でも今更変えられぬ!

着いてから2〜3日後に、「うーん、気になる…」と思ったのですが、慣れるかもと思い2週間様子を見てみました。すると、やっぱり東京にいた時より心臓のあたりがざわざわどきどきするというか、嫌な感じがすると思い、ルームメイトに相談。すると、やはりストレスではないかと。このタイミングでストレスであることを認め、「いい部屋が見つかったら、移ろう!」と思い始めます。
こうして判断基準は、「治安がいい」「ヨーロッパらしい」+「静か」になりました。新しい部屋が見つかる1週間前のことでした。

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家の近くの湖。飛行機さえなければ…もしくはわたしがもっと鈍感な人間であれば…


【渡独後1:多方面から情報を収集する】
わたしの語学学習の最大のモチベーションは「必要だから」です。
何に必要なのかというと、自分の人生を豊かにするために必要だと思います。英語を読めた方が、住んでる場所の言語を話せた方が、いろんな目線の情報が集まってきます。だから、基本的には英語とドイツ語で書かれているものしか見ていません。ドイツ語は翻訳ツールに入れましょう。笑


・Craigslist.berlin
Tammyおばさんが教えてくれたもの。今回はここからではなかったですが、家賃相場をWGgesuchtだけでなく把握するためです。何通かコンタクトを取ってみましたが、7割は返ってくるかんじ。わたしはWGgesucht経由で返事が返ってきたことがありません………苦笑
FacebookのFlats in Berlin only long termとMarketplace
今回はFb経由で決めました。当日投稿されているもので希望エリアのものにはすぐ返事!とにかく何にでもすぐ返事!

・口コミ
ベルリンでのガールズサークル、語学学校、meetup、タンデムパートナー、全ての人に「部屋探しのコツ」を聞いていました。わたしの希望地域はなかなか物件自体がないのでその他ののオススメエリアや気をつけたほうがいいことなど教えてくれました。自分が信じられる人脈命。
やはり渡独後は、ベルリンにいる人たちの共通の悩み(ドイツ語の難解さ、部屋探し、職探しなどなど)があるし、価値観もわかってくるし、連絡手段(主にWhatsApp)もわかると安心しますね。


【渡独後2:即レスのための準備】
これもいろんなブログに書かれていますが、どの媒体でも即レス必須です。なぜなら部屋は早い者勝ちだからです。
最初はまだ空室か、部屋が気に入っているので見せて欲しい、出身、内見日程は合わせられるよ、と軽く連絡します。
まだ空いているし内見OKだよ、と返事が来たらもうすこし自分の詳細な情報を書きます。
性別と年齢、言語、ベルリンで何をしているのか(学生か働いているか)、タバコを吸うか、いつベルリンに来たか、そして自分の価値観
わたしはここの価値観の部分がとても大事だと思います。綺麗好き・静かにする・コミュニケーションを取りたい人か・信頼ができるか・楽な人間か・パーティがすきなのか・ルームメイトと友達になりたいのかなどなど。一緒に暮らす人なので、正直1番です。

 

【内見から契約まで】

内見の時は、自分が確認したいポイントをメモしていきました。そしてひとつひとつ確認。
家賃の支払方法、追加料金の有無(ドイツでは光熱費が高いので別途の場合や、月いくらと決めて超過料金を取られる場合があります。わたしは寒がりなので、含まれてないとまた風邪をひいてしまう笑)、友達などを泊めてもいいか、デポジット料金、契約期間、備え付けの備品(タオル、シーツなど)、部屋に鍵はあるか、そしてルームメイトはどんな人か(言語、学生か社会人かなど)。
家主はベルリンでは何をしているのか、今後何をするのか、なぜ部屋を探しているのか、期間を聞いてきました。家主からの質問は人それぞれだと思います。
万国共通で「わたしは信頼できる人で、真剣に部屋を探しています」ということが全身でわかればOKと思います。

【契約】

内見でとっても気に入ったので、今の家主と相談してOKだったらすぐ返事するね!と言って退室。幸い、今の家主もとってもフレキシブルに動いてくれ、当日に借りたい!と返事をしました。家主も承諾してくれ、契約開始まで日付があったので、またあとで連絡するね、と言って安心していました。

が!次の日、家主から「前に内見した候補者から明後日サインできるって連絡きたんだけど、明日サインする時間ある?」との連絡が。そうなんです、とにかく早い者勝ちなのです。

すっかり契約する気満々かつ特に予定も入っていなかったので、「明日行きます!」とこれまた即レス。そして契約となりました。英語の契約だったので、契約書に書いてなくて不安なことがあったら都度確認。今の部屋の契約書で大切だと思うところを事前に準備していきました。わたしが確認したのは、家賃の支払い方法/デポジットの返却有無・方法/契約途中での退去時の条件でした。

早い者勝ちが基本なので、わたしより前に内見をした候補者から連絡あったからそっちの候補者に決まったよ、ごめんね。と連絡がきてもおかしくないところを、わたしにチャンスをくれた家主に感謝です。契約するよ!と先に言ったのはわたしだったので、五分五分とも言えますが…でも、ありがたいです。契約時には、前から住みたかった場所であること、部屋が素敵であること、たくさんの感謝を伝えました。

 

 

ときどき、なぜ自分がこんなにヨーロッパで「暮らす」ことに憧れを持っているのかわからなくなるくらいですが笑、暮らすならヨーロッパらしいところに暮らしたい!!いまからわくわくです☺️