憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

明日からの一時帰国を前に思うこと

わたしのワーホリビザは今年2019年2月末で切れるのですが、一足前に諸事情+別ビザの申請のために、明日から一時帰国します!!

そもそも1月下旬までは「ワーホリ終わったら日本に帰ろう〜」と思っていたので、帰国タイミングに合わせて捨てれるような洋服を持ってきていたし、化粧品なども帰国タイミングに合わせて捨てれるように調整していました(謎の几帳面を発揮)。なのに、荷物のパッキングに苦戦しているわたし‥一時帰国後もベルリンを拠点にするし、今の部屋も変わらないので、荷物を置かせてもらうのにも関わらず‥とほほ

 

というわけで、約1年の憧れのヨーロッパ生活で、個人的に自分の中で強い価値観になったものを書き残しておこうと思います。

 

  • 複数人で食事をする/誰かをもてなすのがすき

ルームメイトがairbnbのホストをしていたり、彼らがよくわたしの分のごはんも作っていたり(というよりもスラブ系は作る量が常に尋常ではない)、彼の実家のクリスマスに呼んでもらったり、彼の旦那のお母さんがきたときにずっとわたしたちに(半強制的に)食事を出していたり‥‥‥、この状況が時々とてもめんどくさいと思う反面、どちらかというと「心地よい」です。

日本と比べて家の外でお金を使ったアクティビティが少ないドイツでは、友達と家で料理をすることもアクティビティのひとつに数えられています。誕生日も自分で企画したパーティをしたり、わたしはルームメイトの誕生日にはクッキーを焼きました。それを「心地よい」なぁと感じます。

背景には、家でたくさんの人をもてなすのが好きだった料理人顔負けの腕を持つ母方の祖母の影響が少なからずあるでしょう。祖母を含め、みんなやりたくてやっているのが押し付けがましくないから、「心地よい」のでしょう。

 

  • 穏やかに、多方面で余裕を持ちたい

ワーホリのいろんな選択肢がある中で、英語圏ではないヨーロッパを選んで、そしてベルリンの中でも、暮らしている今のエリアが私にあっていたなあと思います。なぜなら、住んでいる人たちに人生の余裕があるからです。

ベルリンに来る前によく読んでいたブログの何割かは「ヨーロッパなのに、こんなに安く暮らせる!」というトーンでした。それは事実ですが、なぜ?コストを安くして何をしたいの?と思います。

かくいうわたしも、ベルリンに来た当初、ほかの地域に住んでいたときは、予算内で暮らさなければならない!と躍起になっていました。振り返ると、大学に入ってバイトをするようになった以降、得たお金をそのままほとんどジャニーズにつぎ込んでいたわたしは、「予算=現場(コンサート)に行ける数」でした。約10年間ジャニオタをしていたことに後悔は1mmもないですが、いつも「予算」「お金」に追われていたように思います。

ヨーロッパに来てすっかり意識が変わりました。予算は確かにあるかもしれないし、貯金はしたほうがいいかもしれない。でもそれぞれがそれぞれの人生を好きに生きているこの地域の人たちにしたら、ほんとうに人のことをジャッジしている暇はないのです。そんなことより、自分が今飲んでいるコーヒーが美味いか、が大事。今年は冬が寒くなかったことが大事。今年の夏の旅行が大事。だからこそ、余裕が生まれるのかなと思います。

 

  • 「ある」ことに感謝する

荷物を整理しているときに、ドイツに来るときに元職場からいただいた寄せ書きを読んでいました。ワーホリに行くと言ったら、止められる気がしたので、なんとか他の言い訳で渡独したのですが(今なら関係なく本当のことを言うのに)、そんなわたしにもなんと優しい言葉をみんなが書いてくれたことか。そして、去年ベルリンにまで来てくれた友達たち、日本でそれぞれの形で応援してくれる友達たち、ベルリンでのよくしてくれる/仲良くしてくれる友達たち・ルームメイト、なにより家族。1年間笑って過ごすことができたこと。いかに恵まれているのか、と素直に思えました。

就活ごろから「いかによい人生を生きるか」レースに乗りたくなかったのに、乗っていたように思います。それに気づけたこと、良い人生はそれぞれ作っていくなんだと実感できたことはほんとうによかったです。

 

「う〜んなんだかつまんないな」と思ったり、「もっと楽しくなりたい」と思ったときにはいつも音楽が助けてくれました。クラブのメッカベルリンにいるのに、わたしはクラブというよりもクラシックとジャズがすきです。クラシックは、やっぱりベルリンフィルベルリンフィルを聴いてから、やっぱりすごい!こっちが好きだ!となりました。

また、ジャニーズは嵐の楽曲、そしてつんくの曲のポジティブソングに何度励まされたことか‥

自分の人生、自分の機嫌は自分で取っていくしかないです。そのための手段はそのときに合わせて、あればあるだけあったほうが良いと思います。

 

〜つまり自分で決めたら、何があったって後悔はしない〜

Juice=Juice『CHOICE & CHANCE』(MV) - YouTube

 

今日の空は満月です。これからも人生は続き、終わりがあるから、楽しいのです。

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帰国したら、肩こりをなんとかしたいのと、温泉に行きたいのと、カラオケに行きたい!