美術館の日〜ドイツ技術博物館へ〜
日本では欧米人ってよく言いますけど、欧と米ってぜんっぜん違うし、欧も東西南北中欧ぜんっぜん違うと事あるごとに思うわたしです。
でも、ヨーロッパで共通して日本と違うすきなところは、「のんびりしているor自分のペースで、人生をふくめた物事を進めていること」だと思います。高校を途中で行かなくて途中で戻ってもOKだし、せっかくベルリンに初めて旅行しにきても昼まで友達の家で寝ててもOK。もちろん、わたしがふらあっとベルリンに来て暮らしていてもOK。これを寛容と呼ぶのか、無関心と呼ぶのかは人の定義によると思うのですが、自分に嘘をつかなくてもよいのは日本に帰っても続けたいところです。
公園に2時間(特に会話が弾まなくてもOK)、カフェで4時間何もしないなど‥こうやって日本でも暮らせたらいいなと思うところです。
さて、久しぶりのベルリンお得情報です。
以前紹介した市立美術館年間カード以外にも、「美術館の日」(2018年は5月13日)というものがあり、美術館の入場料が無料になります。
案外知られていない ベルリン市立美術館年間カードがお得! - 憧れの地に住む!
市立美術館年間カードがあるとはいえ、たくさんの美術館・博物館があるベルリン。この入場料無日を有効活用するため、悩みに悩んで決めた行き先は、ドイツ技術博物館でした。理由は簡単、語学学校のクラスメイトがめっちゃオススメ!広くていいよ!と言っていたからです。単純単純。
ところで、あと半年強の滞在ですが、まだ行ってなくて行きたい美術館・博物館がこちら。
マーティングロピウス バウ/★ボーデ博物館/★旧ナショナルギャラリー/シャルロッテンブルク宮殿博物館/★ヨーロッパ文化博物館/★新博物館/ドイツ歴史博物館/ドイツ映画美術館(木曜無料)
★がついているのは、市立美術館年間カードで入場料無料のところ。帰るまでに制覇したいです。
さてさて、ドイツ技術博物館の見どころは本物の乗り物・機械がずらあっと展示してあること、なのですが、わたしがすきだったのは中庭!すごい広い!興奮しすぎて、動画ばかり撮っていたら、動画ははてブには載せれないんですね。。。中庭にはピクニックゾーンもあるところがザ☆ドイツ。
わたしは地下鉄のU2線上に住んでいるのですが、U2のGleisdreieck手前の、急カーブがだいすきです。地下鉄なのに、Gleisdreieckちかくの駅3つほどは地上なので、空が大きく見えて開放感があります。そんなGleisdreieckが最寄りです。
外観ですでに飛行機が屋上に乗っているのが見えているというド派手さ。オススメしてくれた語学学校のクラスメイトは、軍のパイロットになるそうなので、それは興奮するだろうという気持ち。
船もかなり大きいものが展示されています。しかも展示の仕方がかっこいい!
これ、漫画で見たことあるけどほんとに乗っていたんだ、と思う自転車。
電車の車両も年代ごと別に実物が置いてあります。東京で往復3時間通勤(!)していたときは、電車が大っ嫌いだったわたしでも、興味津々に。
旅行大好きドイツ人。電車での旅行が贅沢だった時の、車内食堂で使われた食器です。
本当にリアル。写真はないのですが、ユダヤ人が強制収容所に運ばれた時の車両もあります。
飛行機も第二次世界大戦で使われたものや、飛行機の形になる前のものなどあります。鳥人間みたいなことから始まったんだから、人間って末恐ろしいなぁと思います。
屋上に乗っていた飛行機を中から見るとこんなかんじ。飛行機の下は網=下が見える+なぜかこの日は風が強かったので足がすくんで行けませんでした。。。
ベルリンお得情報、今度試してみたいのは、
・毎週火曜日にやるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のランチコンサート(無料)
・年間いくらか払うと、本場のバレエやコンサートを末席でも無料で観れるチケット
です。冬はくるみ割り人形、観たいなぁ〜