ベルリンから1時間で遊べるポツダム 3月:王道のサンスーシ宮殿
ベルリンに来て1ヶ月に1度はどこかに旅行しようと思って初めて行ったのがポツダムでした。
行き方とチケット
3月にブラジル人とメキシコ人のクラスメイトで女3人ポツダムに行って来ました。
ポツダムはベルリンの主要駅からREという特急電車に乗って約40分です。ポツダムはゾーンで分けるとCゾーンに属します。観光客やベルリンに住んでいる人たちは大体ABゾーンの乗り放題チケットを持っているので、BCゾーンに拡大するチケットを買う必要があります。片道1.6€で、REが止まる主要駅のDB(ドイツ国鉄)の窓口で買いましょう。機械でも買えるらしいのですが、頑張ってもよくわからなかったので窓口が手っ取り早いです。
大事なことがもう1つ!行く前にサンスーシ+チケットを買うことをオススメします。
ポツダムに着いたら、サンスーシ行きのバスに乗り、サンスーシ宮殿に1番近いバス停で降ります。降りたところに、案内所兼チケット売り場があるのですが、入場時間が決まっています!シーズンや曜日によりますが、大体1度に30人程度でしょうか。サンスーシ宮殿の敷地面積その庭園はかなり広いのですが、宮殿自体は広くなく、宮殿の中の部屋一つ一つが広くないため制限しているようです。
夏場はかなり混むらしいので、ネットで予約していくのが賢いと思います。ネットでの予約料金が+2€かかり、かつ印刷していかなければならないのがネックですが、、、
https://tokuhain.arukikata.co.jp/berlin/2014/08/post_94.html
外せないサンスーシ宮殿
ロココ形式の宮殿の様子(曇っている‥)
サンスーシ宮殿を建てたフリードリヒ大王は、政治の才能があっただけでなく芸術の才能にも長けており、自身で曲を200曲くらい作曲もしています。そんな彼が夏の間、中のいい友達と、庭が続いているような感覚でリラックスできるように作ったこの宮殿。各部屋にテーマがあり、次の部屋に行く度に感心してしまうものです。日本語オーディオガイドがあるので、安心!(サンスーシ宮殿敷地内のほかのオーディガイドは日本語なかったと思います)
リスの壁の装飾は(確か)狩りの部屋のものだったような。。。こだわりがすごい!そしてリアル。。。各部屋の壁紙もシルクで大変上品でした。なんでもフリードリヒ大王はロココ様式がだいすきで、シルクもドイツでつくりたい!となりマニュファクチュアの元になったそうです。
展示の最後にはアンディーウォーホル作のフリードリヒ大王が。
外に出るとすっかり晴れていました!
お腹が空いたので、宮殿の隣にあったレストランで昼食をとりました。宮殿エリアにはレストランはおろか、カフェも1、2軒?しかないので、食べ物をちゃんと持っていきましょう笑 駅近くでも買えますし、ポツダム会談を行ったところに行く途中の旧市街に飲食店街があるそうです。
昼食後、さて公園を通って新宮殿に行ってみよう(寒いけど)!となった私たち。そこで歩いていると見かけるこの箱。箱。そして箱。。。
3人で口々になんだこれ、なんだこれ、と大盛り上がり!わたしがふと口にした「kinda mistery box...」がツボに入りしばし3人で大爆笑。歩いていると、たくさんの彫刻がまとめて置いてあるところがあり、どうやら冬で彫刻が痛むから他のところに置いているが、場所がわからなくなるから目印的に置いているのではという見解になりました。真実はわかりません、未だに!
サンスーシ宮殿から1番遠かった新宮殿
さて、そうこうしているうちに新宮殿に到着。サンクトペテルブルクの宮殿を思い出す豪勢なものです。中の写真撮影にプラス5€かかったので写真はありませんが、メインの宮殿のように各部屋にテーマがあり、かつ大きな大理石でできたダンスホールがありました。大理石が重すぎて、踊れなかったそうですが、、、なぜ計算しなかったのか。。。
それより何より私たちが爆笑したのは、新宮殿の前にあった旧裁判所(写真手前)と旧キッチン(写真奥)(今は大学として使われている)です。
なぜ、キッチンが宮殿と別れたところにあったのかというと、いい匂いがして気が散るから(!)と、火事のリスクを減らすためです。わかる。わかるけど、日本・メキシコ・ブラジル陣からしたら極寒のドイツ。「なんで?あったかい料理冷めるよね?‘」「コーヒー飲むだけで大変じゃん」とここでも大盛り上がり!
その後も、この木↓が裸体の彫刻に見える!と大騒ぎ。やはり友達と行く観光は楽しさ倍増ですね。
春は花が咲いてもっと綺麗らしいので、今月中にまた行かないと、と思っていたら、別件でも周辺に行くことがったので別途で書きますね!