憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

名前で呼んでほしい

クリスマスプレゼントに友人からクッキーの型抜きをもらったので、クリスマス終わったけど、今日はクッキーを作りました。クリスマス終わってもクリスマスマーケットはやっているベルリンです。


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もらったのはツリーと天使と流れ星の型抜きです。クリスマスが近くなると、毎週末開かれているマーケットでもかわいい型抜きがたくさん売られていたり、クリスマスでのケーキやクッキー作りのための特設コーナーがデパートにあったりします。

写真のお皿2枚分を作ったので、「机の上のクッキー、好きに食べていいからね!」とルームメイトに伝えて、スーパーへ。帰ってくると、あと3枚でした‥まじか‥おいしかったってことですね‥ありがとうございます‥‥‥そして現在24時前、ルームメイトとそのお母さんが焼き始めました。みんな自由気ままです。

 

さて、名前の件。

日本人というかアジア系の名前はもちろんヨーロッパの人たちに馴染みゼロです。そのため、中国人や韓国人を始めミドルネームを作っている人が多いかもしれませんね。わたしの友人も名前が「優」さんなので、YouとややこしいためElisabethとか呼びやすい名前をミドルネームにつけていたと記憶しています。

わたしの本名は「夏美」で、つ tsu の発音がなかなかしづらいのか、一発で通じることはない、と言っても過言ではないです。また、津波tsunamiと音が似ているので、tsunamiか?!と笑われることもしばしば。tsuもzuとなっていたり‥

ですが、個人的にミドルネームを使わずに伝えることにポリシーを持っています笑。なぜなら、名前をつけかただけでも、日本の文化を少しでも伝えることができるからです。言葉の音・画数・数万種類ある漢字の意味・そして親の名前への想いを含んで、毎回名前を「創造」するなんて、ヨーロッパの国ではなかなかないのではないでしょうか。

わたしのルームメイトの1人の名前も、ドイツやポーランドではよくある名前らしく同じクラスに同じ名前の友達がいることもしばしば。名前のつけ方も、おじいさんの名前とおなじや、音がすき、俳優とおなじ名前など特に思い入れがあまりないことも。わたしの名前の由来(「夏」の海のようにきらきらと「美」しい人になってほしい)を伝えると、いたく感動していました。

また近くに、わたしと同じ名前の日本人の友人が住んでいるのですが、その友人を紹介してくれたのものルームメイトです。それも、あるアプリでわたしとおなじ名前を見つけ「すごい!日本人は毎回名前を作るのに、自分のルームメイトと同じ名前の人が近くに住んでいる!奇跡か!!」と思ったからだそうです。(かわいい)

 

あと、単純に名前で呼ばれるのはうれしいです。親につけてもらった名前だからわたしは気に入っています。

 

よく友人に、「日本人が思っているよりヨーロッパの人は日本の文化や歴史を羨ましいと思ったり、興味があるのよ。」と言われます。かつてのように経済で勝負する時代でなくても、誠実に日本を伝えていきたいと思う日々です。