物価が高いスイス!ほんとうにスイストラベルパスはお得なのか? 後編 グリンデルヴァルド〜チューリヒ周辺
最終章となります!
- 7日目:ツェルマット〜グリンデルヴァルド&グリンデルヴァルド泊
美しいマッターホルンに別れを告げて、アルプス名峰群に逢いにユングフラウの麓グリンデルヴァルドに向かいます。Zermatt〜Visp〜Spiez〜Interlaken Ost〜Grindelwaldという3回乗り換え3時間の旅です。チューリヒ〜ツェルマットより全然距離感が近いのに、偉大なるアルプスに阻まれているのでこのルートしかないのです、、、
曇っていますが途中のインターラーケン付近での一枚。なぜスイスの水があるところは全てきれいなのでしょうか。。。
ユングフラウでは、一緒に旅行した友人の会社の偉い人の別荘に泊まらせてもらいました!!!すいません!ありがとうございます!!!
その別荘からの景色です。正面にユングフラウが見えます。。。すごいところだ。グリンデルヴァルドの駅からも坂がありつつも徒歩圏内です。
スイストラベルパスなしの場合=45フラン
:ツェルマット〜ヴィスプ〜シュピッツ〜インターラーケンオスト〜グリンデルヴァルド 45フラン
- 8日目:Top of Europe ユングフラウヨッホ&グリンデルヴァルド泊
寒さと高山病にかかることにビビりながらも、Top of Europeユングフラウヨッホ(標高3571m)に行きました。ただ、わたしたちは大変幸運なことに、このユングフラウヨッホへの無料チケットをいただいていたので、今回の検証にこの日はノーカウントとします!ちなみにスイストラベルパスを持っていると、25%オフです。
ラウンドパスは112フラン(約13000円!)ですが、筆舌に尽くしがたい美しさがあるので(晴れならば尚更)払う価値あると思います!
わたしは登山家にはなりたくないしなれないけど、人間は絶対に自然に勝てないと思いました。
- 9日目:フィアスト&グリンデルヴァルド泊
別荘を貸してくれたご家族からのおすすめ、バッハアルプゼー湖付近でこの日はハイキングをすることに。グリンデルヴァルドからバッハアルプゼー湖の最寄駅フィアストまではゴンドラで行くのですが、このゴンドラもスイストラベルパスを持っていても50%オフにしかならないです。。。往復で15フランをお支払い。
ゴンドラの窓からはカウベルをつけた牛が見えます。
フィアストについてやりたかったこと!それは「First Cliff walk by Tissot」です。山の絶壁に設置された遊歩道を歩くのですが、風がないのに怖いのなんのって‥足がすくんじゃうから下は絶対向けません。これを足場なしで登ったイモトをさらに尊敬です。ちなみにいちばん怖い瞬間はポケットから携帯を出し入れする瞬間かな!
でも歩き切るとこの綺麗な景色が〜!この端までもちろん行きました!!この遊歩道はもちろん無料です。
遊歩道を満喫した後は、バッハゼーへ。アイガーメンヒユングフラウを横目に見ながらの贅沢ハイキングです。ただ、ハイキングコースとしてはマッターホルンの方が起伏と表情があって楽しかったかなあ。
ザ!スイス、な写真。
最終のゴンドラが18時だったし、雨が降りそうだったので急いでゴンドラの駅に戻ったら!技術的エラーでゴンドラが45分停止、その後もさらに1時間半停止‥‥そのあいだに突然の豪雨で駅の近くの山小屋レストランに缶詰になってしまいました。このままここに泊まるのか?と思われた約2時間後、やっとゴンドラが動くことに!相席になったフロリダ出身の夫婦と、ご褒美として虹を見ることができました。こんなに大きくて、しかもダブルレインボー!!
スイストラベルパスなしの場合=30フラン
旅もそろそろ終盤です。チューリヒ離発着の便だったので、チューリヒに帰ります。グリンデルバルドからはルツェンを経由して向かうことにしました。interlarken ost乗り換えで約2時間半です。
有名なカペル橋
カペル橋を望むお洒落なカフェにて
ほんとうにどの街も港が美しい。
悲しいライオンの像です。思ったより大きかったので、修理中のおじさんと一緒に撮ってみました。
スイストラベルパスなしの場合=34.6フラン
:グリンデルヴァルド〜インターラーケンオスト〜ルツェン 22.1フラン
:ルツェン〜チューリヒ 12.5フラン
- 11日目:シュタインアムライン日帰り&チューリヒ泊
ドイツの国境、シュタインアムライン。ドイツ語でライン川の宝石です。わたしがスイスで1番好きな街です。なぜなら、美しい川、中世からの街並み、小さい広場、フェリー、のんびりした人たち‥わたしの大好きなヨーロッパが詰まりに詰まっている!!!あぁ‥このドイツワーホリ中にできたらもう一度行きたい‥できなかったら、この人生でもう一度あの街で、“バカンス”をやりたい、そんな夢を持たせてくれる街です。
ルツェンで見れなかったフレスコ画をここでじっくり見ることができました。
左:かわいい猫が座っている風の水場。子どもが中で泳ぐもよし、天然アルプスの水を汲むもよし
右:フェリーからの景色。ライン川に恋できる(気温は34度)
スイストラベルパスなしの場合=27.7フラン
:チューリヒ⇄シュタインアムライン 12.7フラン
:シュタインアムライン フェリー 15フラン
12日目:チューリヒより各国へ出国
まだスイストラベルパスを有効化していなかった日があったので、この日も空港までですが使うことができました。
スイストラベルパスなしの場合=3.4フラン
さぁ!最終結果はいかに?!
現実:スイストラベルパス+α=445フラン+80フラン=525フラン
スイストラベルパスなし:534.9フラン
あれ??!あんま変わんない!!!!!
いやこれには驚きでしたね〜美術館3つ入って、フェリーも乗れる時は乗って、結構移動したのに‥10フランしか変わらないのが、現実。実は、あと1日使える日が残っているので、もう一日滞在したらもっとお得だったかもしれないですね。でもフレックスは3、4、8、15日間しか選択肢がなかったのデース!
ですが、なによりも「正規料金よりは得をした」「持っているだけでチケットを買わなくてもいいし、精神的にすごく楽!」「楽しい」のがメリットなので、移動が多い人は、事前にアプリで正規料金を調べられるので、見比べた上で購入をした方がいいと思います。思い出と経験はプライスレス。
実証ブログ書くの初めてだったので、単純に面白かったです。(笑)