憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

ドイツ人とドイツ生活 その3 日独の「友達」感覚と家族観

もう4月末…!毎日が飛ぶように過ぎていきます。やばい!!楽しい!

4月の最終金曜日でドイツ語A1が完了しました!理解度テストは日本で言ったら8割くらいの出来だったかと思います。A1は英語で言うと中学1年生くらいかなと思うのですが、スピーキングとリスニングは日本で英語を学んでいた時の倍はついていると思います。

 

4月末にロンドンから友人が遊びに来てくれました。ベルリンに住むようになってから海外で暮らすこと、働くこと、住み続けることについていろいろ考えていたので、海外生活&人生の先輩と共有できて濃い時間を過ごすことができました。ロンドンで働いているのに、遊びにきてくれたことに感謝です。

 

せっかく友達が来ているし、いつもと違うことをしてみよう!と思い、タンデムパートナーと3人でベトナム料理を食べに行ってみました。
友達が頼んだ不思議なフォー!隣のテーブルの人も思わずびっくりして「何を頼んだの?」と聞くほどののプレゼン。実は下で玉ねぎが支えています。

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タンデムパートナーが「2人は日本にいた時にどのくらいの頻度で会っていたの?」と聞いたので、2ヶ月に1回くらいかな、と答えるとものすごく驚いた様子。
なんでもドイツでは、友達とは1週間に一度は会うそうです。あまり会わない=もう仲良くないということだそう。日曜日は家族の曜日だし、平日定時で帰るドイツだからできることなのかしらとも思いますね。
でも、引っ越してしまった友達とはどうするの?と聞くと、誕生日はかならず会いに行くし、1ヶ月に2〜3回は行き来する、もしくは中間地点で会うそうです。す、すごい…。だからこそ、「ドイツ人は世界中のどこにでも旅行中でいる」と言われるくらい旅行好きなのかもしれないですね。そんなドイツ文化なので、日本でそんなに会わないことは仲が悪いのではないのよと念押ししておきました。

 

日曜日は家族の日だし、イースターとクリスマスは家族の日、誕生日は家族が祝って、友達は別日…。遠くに住んでいる家族も誕生日には来ることが基本とのこと。かつ友だちともそんなに頻繁に会っているなら、想像するにそんなに友達の数は多くないのかなと思います。きっと信頼できる友達だけなのかな。余談ですが家族については、語学学校のカナダ人兄弟もかなーり仲がいい(ちょっと特殊すぎるかもしれないけど)

 

わたし自身、25歳くらいから友達は厳選されていきました。小学校、(一貫校だったので)中高、大学、バイト、職場、趣味…各コミュニティーでそこに所属している時に仲良くなってもそのあともずっと深い話ができるまで仲よさが続く友達は、各コミュニティで1〜2人かなと思います。

家族についても、ドイツに来るまでは正月は祖父母の家で過ごし、夏休みも部活以外は祖父母家に帰省が多め、祖父母の誕生日、親と自分の誕生日は家族と過ごしてきました。ドイツに来る前にそれがとてもめんどくさいな、と思ったのですが今から考えると家族という味方が常にいる幸せな環境だなと思います。

友達100人できるかな」という歌詞がある日本ですが、大学生くらいまではどのくらい友達が多いか=顔が広いか、社会人になってからもどのくらい顔が広いかを大事にする価値観があると思います。でもそれが時によっては、重荷になっていることもあるのかなと思いました。SNSのフォロワー数とか、いいね数とか気にしたこともあったけど、ドイツに来てから人は人、自分は自分と思えるようになりました。

これからも自分の周りにいる家族と友達を大切に、大切にしたいとおもう人間関係を無理なく作っていきたいです。自分のペースで!