憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

ベルリンのおばさん その1 tammyおばさん

昨日は語学学校の帰りに、ルームメイトおススメのイタリアンに行きました。

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メニューは全て4€!しかも飲み物は1€!激安!!なのにカプリチョーザ的な量!たらふく食べて1人7€でした。

 

木金と予定が詰まっているので、昨日はまったりとPrenzlauer Berg地区のKollwitzplatz通りを散策しました。

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お洒落な通り!子供向けの歯医者があったり、家具やさんやリビング関係のお店がたくさんありました。ブティックも個人経営のこじんまりしたお店が多かったです。

たまたまあった不動産屋で、物件はいくらくらいなのだろうかと見ていたら、1億越え!(5LDKくらいだった気が)

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どのお店のフレンドリーで雰囲気もよくて、ドイツ語で話しかけてくるけどダメだったらすぐ英語になります。お昼の後ルームメイトはカフェで仕事をしていたのですが、となりの席で英語で面接が行われていたそうです。ルームメイトはUXデザイナーで、ちょうど面接のときに「うちはUXデザイナーも探しているんだよね」との会話を耳にしたらしく、ちょっと話しかければよかったのに!と帰って来てから盛り上がりました。

 

ほっつきあるいていたら、旅行中やちょっとしたコンサートに行く時に使えそうなバックを発見!先週蚤の市で有名なMauerparkでもうまく見つけられなかったので、熟考の末、購入しました。イタリア産の本革で30€。安い〜

わたしが色で迷っていると、アメリカ英語の店員さん(アジア系40代?)が、いろいろ説明してくれます。「中ににジッパーがあるから安心だわ!」「軽いでしょ」「売れてるのは黒と茶色ね。でも赤もキュートだわ」「ほかに緑のコートを持っているの?そうね〜ここにあるのだったらなんでも合うわよね」

結局黒にして、レジへ。おばさん「いいわね、黒。何にでも合うし」から、ここに住んでいるの?と雑談が始まりました。おばさんの名前はTammy。25年前にアメリカから来て、ちょっと住もうかなと思ったらドイツ人と結婚してもうずっと帰っていないそうです。わたしから特に何も言ってないのですが、いろいろベルリンについて教えてくれました。

・家の値段は上がって来ているけど、ハンブルクミュンヘンに比べたらまだまだ物価が安く貧乏な都市であること。
・若い子たちは「プロジェクト」という名目で安い単価の仕事をやっているけど、持続性がなく親世代からすると心配でしかないこと(ベルリンの若い子たちはLazyなのよと一蹴)
・中心地から15分くらい地下鉄乗っているとこに住んでいると言ったら、とにかく自転車を買うべきと。蚤の市にあるから友達と行って、ちゃんと乗れるか確かめて買いなさいとのこと。

Tammyが話していた中でも、1番こころに残ったことがあります。
「いい時期に来たわね。春が来るからいろんな集まりがあるわ。中にいないで、どんどんネットワークを作ること。カフェで隣に座っている人に、突然話しかけられないでしょ?Craige list知ってる?なかには出会い系もあるけど…でも、へこたれないで。笑 
Facebookにもいろんな集まりがあるからどんどん参加して、ネットワークをつくるのよ」

「その前に自分が何者なのか、今何を欲しいのかちゃんとわかっていないとね。」
「なにも失うものなんてないんでしょ?」
一見したら、ただのおせっかいのおばちゃんでしかないのですが、わたしにとってはとってもありがたい存在でした。ただの1人の客、しかも30€しか買ってないのに、それ以上の情報とパワーと勇気をくれました。

それにしてもCreigeList!ジェーンスーもラジオで言っていたので、世代なのかなと思いました。どの国にもいるおばちゃんは本当にありがたい存在です。(そしてわたしは好かれやすい)


「自分が今何を欲しいのかちゃんとわかっていないと」

そうですね、見透かされています。笑
Tammyは「いつでもここにいるからまた話しに来てね!」と笑顔でドアまで送ってくれました。


もちろん、帰ってからすぐFacebookでBerlinのいくつかのグループに登録してみました。今、今日欲しいのは、やっぱりベルリンに住んでいる友達かな!