憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

名前で呼んでほしい

クリスマスプレゼントに友人からクッキーの型抜きをもらったので、クリスマス終わったけど、今日はクッキーを作りました。クリスマス終わってもクリスマスマーケットはやっているベルリンです。


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もらったのはツリーと天使と流れ星の型抜きです。クリスマスが近くなると、毎週末開かれているマーケットでもかわいい型抜きがたくさん売られていたり、クリスマスでのケーキやクッキー作りのための特設コーナーがデパートにあったりします。

写真のお皿2枚分を作ったので、「机の上のクッキー、好きに食べていいからね!」とルームメイトに伝えて、スーパーへ。帰ってくると、あと3枚でした‥まじか‥おいしかったってことですね‥ありがとうございます‥‥‥そして現在24時前、ルームメイトとそのお母さんが焼き始めました。みんな自由気ままです。

 

さて、名前の件。

日本人というかアジア系の名前はもちろんヨーロッパの人たちに馴染みゼロです。そのため、中国人や韓国人を始めミドルネームを作っている人が多いかもしれませんね。わたしの友人も名前が「優」さんなので、YouとややこしいためElisabethとか呼びやすい名前をミドルネームにつけていたと記憶しています。

わたしの本名は「夏美」で、つ tsu の発音がなかなかしづらいのか、一発で通じることはない、と言っても過言ではないです。また、津波tsunamiと音が似ているので、tsunamiか?!と笑われることもしばしば。tsuもzuとなっていたり‥

ですが、個人的にミドルネームを使わずに伝えることにポリシーを持っています笑。なぜなら、名前をつけかただけでも、日本の文化を少しでも伝えることができるからです。言葉の音・画数・数万種類ある漢字の意味・そして親の名前への想いを含んで、毎回名前を「創造」するなんて、ヨーロッパの国ではなかなかないのではないでしょうか。

わたしのルームメイトの1人の名前も、ドイツやポーランドではよくある名前らしく同じクラスに同じ名前の友達がいることもしばしば。名前のつけ方も、おじいさんの名前とおなじや、音がすき、俳優とおなじ名前など特に思い入れがあまりないことも。わたしの名前の由来(「夏」の海のようにきらきらと「美」しい人になってほしい)を伝えると、いたく感動していました。

また近くに、わたしと同じ名前の日本人の友人が住んでいるのですが、その友人を紹介してくれたのものルームメイトです。それも、あるアプリでわたしとおなじ名前を見つけ「すごい!日本人は毎回名前を作るのに、自分のルームメイトと同じ名前の人が近くに住んでいる!奇跡か!!」と思ったからだそうです。(かわいい)

 

あと、単純に名前で呼ばれるのはうれしいです。親につけてもらった名前だからわたしは気に入っています。

 

よく友人に、「日本人が思っているよりヨーロッパの人は日本の文化や歴史を羨ましいと思ったり、興味があるのよ。」と言われます。かつてのように経済で勝負する時代でなくても、誠実に日本を伝えていきたいと思う日々です。

ドイツでのクリスマスの過ごし方と各種パーティ

クリスマス本場のドイツ。ドイツに住んでいる人たちとヨーロピアンのクリスマスにかける情熱はほんとうに熱いし本格的です。アメリカやオーストリアのそれとも違う気がします。そもそも日本のクリスマスとは全く違うとは聞いていましたが、ここまで違うとは!と思ったので、備忘のためにまとめたく思います。

 

結論は、ドイツのクリスマスは日本の三が日。です。

 

  • 1ヶ月前から準備する「家族」イベント≒お正月の概念

ドイツでもハロウィーンは輸入されていますが、ハロウィーンを楽しむのは子供〜大学生とclubbingがすきな一部の大人だけ。11月に入った瞬間にデコレーションだの、アドベントカレンダーだの、クリスマス(ドイツ語ではWeihnachten バイナハテン)という単語を目にしない日はなくなります。

そして、クリスマスは24日のディナーが本番スタイル。24日ディナーは基本的には家族だけでディナーをし、ツリーの下に名前が書いてあるプレゼントを子供たちは探します。

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わたしは幸運なことにルームメイトたちの家族パーティに読んでいただき、「こ、これは昔教科書で見たクリスマスパーティでは!?」というものを見させてもらいました。いい経験でした、感謝!

ちなみに、25日の朝にクリスマスを靴下の中もしくはツリーの下から探すのはアメリカ・イギリススタイル。イタリアでは、24日の夜〜26日の夜まで、各家族でディナーを食べさせあうそうです。家族イベントなので、基本的にヨーロピアンたちは実家に帰ります。

 

  • 24日夕方〜26日まではほぼすべての店舗が閉店≒三が日

これは知らないとイタイです‥‥‥ 事前にスーパーや薬局でポスターで告知をしているのですが、うっかり買い忘れていて「どこか空いているところ知りませんか?!」と、FacebookのExpatsコミュニティで呼びかける人もちらほら。ちなみにベルリンでは、zoo駅のUrlichというトルコ系スーパーや中央駅のReweが例外的に空いているそうです。

美術館や映画館は空いているし、クリスマスマーケットも昼から20時くらいまではやっているのですが、飲食店もディナーの予約をしておかないと入れないところがありました。26日はちらほら開けている店もありましたが、基本的には閉まっていると思っておいた方がよいです。ので、この時期に旅行にくるのはおススメできないなあと思いました。最寄りのクリスマスマーケットでたくさんの日本人観光客がいましたが‥‥個人的には12月初旬が比較的空いていて良いのではと思います。

 

  • プレゼントは自分で包装する≒お年賀の準備

普段スーパーでも紙・ビニール袋は有料なので、お店でプレゼントを買っても包装してくれないことが多々あります。そのため、McPapierなどの紙専門店や個人文具店で包装紙やリボン、カードを買って自分で包装する必要があります。可愛い包装紙が多いのでとっても楽しいです。

プレゼントの範囲ですが、わたしも誰にどこまであげればよいのか?!とほぼパニックになっていましたが、自分があげたい人にあげればよいと思います。Follow your heart!そもそもLOVEの行事なので、〜しなければ、〜べきだ、で考えるのはナンセンスと友人に言われハッとしました。

そこで、わたしは家族パーティに招いてくれたルームメイトにそれぞれバスボムと、ウィーンの旅行で個人的においしいと思ったコーヒーの粉、ルームメイトの親にそれぞれ扇子と箸を用意しました。パーティでツリーの下に、わたし宛のプレゼントもあったので、用意しておいてよかった〜と個人的に思いました。

 

  • 友人だけのパーティには手料理を持参&友人かパートナーの2人で行くと◎

クリスマス期間に、友人間のクリスマスパーティ(共通言語:7割ドイツ語、2割英語(ただし同僚)1割ポルトガル語)、友人の誕生日パーティ(共通言語:ドイツ語)がありました。

まず、友人間のクリスマスパーティですが、主催者からあらかじめ「あなたの国の郷土料理と、友達か彼氏を連れてきてね!」と言われていたので、日本のカレーを持参しました。ちなみに、you can bring your country cuisine.と言われたのですが、この場合のyou canは〜できる、ではなく、〜してくれたらうれしいに近いというか‥shouldの意味合いが含まれているように感じました。(笑)


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パーティは基本立食スタイル。このほかにも、魚料理と肉料理などなどがふるまわれました。総勢20〜25人くらいの参加者(参加者数は共有されていなかった‥)で出入り自由、朝の4時くらいまで飲んでいたそうです。ヨーロッパあるあるなのですが、パーティで数カ国語が話されることはごく普通です。ですが、ドイツ語が少しでも!本当にすこしでもできると、ドイツ語ワールドに入れてもらえます。

英語を話せても、やはりみんな母国語で話した方が楽なので、友人間だとドイツ語になりやすいですね。ドイツ語、英語、ポーランド語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語が入り混じります。殆どわからないので、空中を見つめることもしばしば。でもそれでもいいよね、個人主義だもの。というヨーロッパスタンスです。かといって、全員が全員コミュニケーションおばけではないので、「友人かパートナーを連れてきてね(念のために)」ということだったのでしょう。。

次に、「誕生日パーティ」ですが、ドイツは誕生日は誕生日の人がおもてなしするスタイルです。なので、自宅で本人が作ったものでおもてなしをされます。友人Martinaが誕生日だったのですが、彼女はガーデニングが趣味なので、ドライフラワーの絵と紅茶とカードを持参しました。

 

話は少しそれますが、カードはとにかく喜ばれますし、書いていて楽しいですね。なにかとわたしはカードを添えていますが、プレゼントより喜んでくれます。渡すと、全員読み上げるのが恥ずかしいですが(笑)

 

総じて、「クリスマスは一年で一番愛の時間!ゆっくり過ごそう〜」という雰囲気が街に溢れていることを感じることができました。

人生初のヨーロッパでのクリスマス!わたしの性格上、たくさん気を揉みましたが、上々の状態で楽しむことができました!!周りの人のおかげ以上のなにものでもありません。

 

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KaDeWe前のイルミネーション。

ドイツ語中級レベルのはじめでもできること

クリスマスが今年もやってくる〜🎅♫ということで、クリスマスモード全開のドイツ。アドベントカレンダー(クリスマスまでの毎日、日にちの数字の窓を開けるクリスマス楽しみだね、グッツの一つです)が売られていたり、クリスマスマーケットの設営から見に行ったり(暇人)、町はウキウキモードです。

それもそのはず、朝は8時前まで暗く、夜は16時くらいから暗い‥これか!これがヨーロッパの冬か!と思いつつも、今年の3月から来ているのでなぜかそこまで辛くないです。あんなに恐れていた冬、ビタミンDタブレットも飲まないでこれています!よかったよかった。

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これがアドベントカレンダーです。ヨーロッパらしいものがだいすきなわたし。吟味に吟味を重ねて買っています。


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ベルリンの三越とも言えるデパートKaDeWeもクリスマスモード。ドイツ人もクリスマスが大好きです。街にいても「○○のクリスマスマーケット始まった?」「いや、まだ準備だけだよね」など会話が聞こえてきます。

そう!会話が!聞こえてくるのです〜〜(歓喜

もちろんわたしに対してゆっくり容赦して話してくれる語学学校や飲食店、ドイツ語を学んでいる同士で話しているときは、何の話をしているのかわからないというレベルは流石に脱しています。

が、街中の会話がすんなり聞こえてくることが多くなったり、定期の契約解除など少し混みいった話をするときもわたしのガタガタのドイツ語でも意思疎通ができるようになってきました!ヤッター 街中の会話は、今のどんな文法でどの単語使った?と言われてもわからないので、やっと耳が完成しつつあるのではないかと思う今日このごろ。

わたしはベルリン市内の年間定期を持ってるのですが、手紙を出して解約することもできるけど、窓口でもできるとのことなので行ってみました。相手が言っていることは聞き直すこともありましたが、わたしが言っていることは聞き直されませんでした‥久しぶりに嬉しかったなぁ。

最近は授業で勧められたので、ドイツ語でYouTubeでドキュメンタリーを見たりしています。言ってることは10%くらいしかわからないけど、テーマが面白いのでよいのです。

ARTEde - YouTube

お気に入りの社会派ドキュメンタリーチャンネル

Easy German - YouTube

ドイツ語学習者向けのチャンネル!これ知りたかった〜というテーマが多いのですきです。ドイツ語と英語の字幕があるところも◎

 

秋から公立の学校(VHS)に行っているのですが、B1(中級のはじめ)になった途端に単語レベルが格段に難しく、というか実践レベルになってきました。例えば先ほどの(契約を)解約する=kündigenなど。どの言語でもそうなのですが、最終的に語彙力勝負なので、その場にあった単語を言えるだけで「この人はこの言語をどのくらい勉強している」というのがわかると思います。なのでボキャ貧を卒業するべく、英語(C1)のbuilding vocabularyの参考書も購入しました笑

また、公立の学校なので、私立に比べたら料金が半額レベル+難民移民は(条件をクリアすると)タダ ということもあって、A2.2(初級の最後のレベル)までは、授業中は大騒ぎでした。

それがストレスフルで嫌だったので校舎を変えたのですが、それが功を奏したのか、それともレベルが上がったからなのか不明ですが、中級になったら途端にまじめに語学を勉強しようとする人が増えました。

初級までは何となくでもわかるのですが(特にヨーロッパ語圏が優位)、中級からは「ちゃんと構造を理解しないと」という気になります。

 

 

クラスメイトはトルコ、アフガニスタンコンゴインドネシアポーランドセルビア、、、あげたらきりがないほどいろんな国の出身です。

そうなると、なぜこれができたのにできないのか、なぜいつも人の発言を遮るのか、なぜ、なぜ‥と不思議なことがおきまくります笑。ですが、きっと相手からみたらなぜあの日本人は、なのですよね。

 

最近気づいたのですが、人間は、死に向かっていく存在としては皆平等。でも、生まれついた場所や家族によって経済的機会不平等です。でもそれさえも宇宙レベルから見たら、同じです。個人レベルで言うと、1ヶ月前にあんなに悩んでいたことも、1ヶ月後の今日は解決していることが多々です。だったら、自分がしたいことをするしかないし、まわりのトルコ人やシリア人やイタリア人やウクライナ人などなどを見ていると、あぁ、わたしったらついまたバカまじめに生きていたわ、反省反省!という気持ちになります。

10年間、お金と時間をかけまくって追いかけていた興味があることにもう興味がなくなってしまったので(笑)、またそこまで知りたいと思えることを探したいなと思います。

同じ観点・言語だけで考えていると、ついこり固まってしまいますが、こうやっていろんな国の人と友達になって、「なぁに言ってんの〜!もっと肩の力抜いて!」と言いあえることが、ドイツに来た理由・欲しかったことの一つだなとしみじみ思います。と、同時にどこにいてもその環境づくりはしたいな、と思います。

 

その環境を作れるのも、語学というツールを使えるからだし、勉強しているとどんどんもっと知りたくなります。当面の目標は、英語はスピーキングをC1レベルにすること、ドイツ語はB1が終わったらテストを受けること、そしてB2まで終わらせること!そしたらスペイン語に挑戦したい。こんなに語学をやりたいと思うとは、、、血は争えないです(わたしの母はスペイン語の通訳)

語学を勉強すると、今日より明日、明日より‥となにかしらわかることがあるので、鬱になりそうなときは語学始めると簡単に自己肯定力が上がると思います。

 

今の願いは、本場のクリスマスシーズンを思いっきり楽しく過ごすこと。ベルリンの2大クリスマスマーケットに行って、エアフルトという小さな街にクリスマスマーケットのためだけに行きます。あとはルームメイトとのクリスマス、そしてドイツ人の友達Martinaの誕生日!

 

また最近ようやくジャズクラブにちょこちょこ行っているので、そのことも書いておきたいな、と思います。あと帰国までにフィルハーモニーくるみ割り人形も見る予定!

ドイツ国内日帰り旅行 木組みの家を見にツェレ Celle に行ってきました

ベルリンから行きやすい都市は、ポツダムドレスデンハンブルクなど第二次世界大戦の戦火の影響を受けたところが多く、日本のガイドブックに載っているような「ドイツらしい景色」があまりないように感じています。とはいえども、戦火から復活した都市や、自然いっぱいの景色ももちろんだいすきですよ。

ドイツらしい景色、それは中世のような城、そして「木組みの家」!木組みの家、見たい〜〜〜というか、ベルリンから(近いところに)(本格的に寒くなる前に)また旅行したい!ということで、ハノーファー経由でツェレに行ってきました。

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夢のようなキレイさ(一眼レフ撮影)

 

ハノーファーからはSバーン(関東でいう東海道線のようなもので、地下鉄より一駅毎の距離が長いように感じます)で、1時間くらいで行けます。

友人と行き先を話し合っているうちに、パリ経由でストラスブール/コルマールに行きたいだの、やっぱり行きにくくても大聖堂で有名なケルンに行きたいだの、散々悩みました。11月2日に行ったのですが、足を予約したのが前日の12時を過ぎた頃だったでしょうか。

ドイツは電車もバスも乗車時間帯によって値段が変動します。そして1ヶ月前に予約すれば、時期と距離によっては75%オフなんてこともあります。例えば、ベルリン〜ミュンヘン間の電車は直前に予約すると100€ほどしますが、1ヶ月前までだと30€を切ります!

そして、今回も‥なんと‥日付が変わった時に予約をしたら‥値段が上がっていました‥‥これは月が変わったからなのか、前日になってしまったからなのか、両方なのかもうわからないのですが、熟考して決めた後だったので、がっくししました笑

 

さて、気を取り直して、ベルリンからハノーファーまではFlixbusという格安長距離バス会社の電車で移動です。日本のJR的な存在DB(ドイツバーン)の古い車両を使って安く提供しているようです。

 

安さ重視なので、ベルリンzoo駅6:55発ハノーファー9:01着で行きました。ハノーファー自体はそこまで大きい都市ではないですが、教会の周りにすでに木組みの家が!


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街中に謎の傘を持ったおじさんの像もありました。

 

300年前からやっている庭園にも行ったのですが、いかんせんベルリンで宮殿の近くに住んでいるので正直「同じやな‥」という気持ちがぬぐえませんでした。今年は憧れだったシェーンブルン宮殿も見たし、もう宮殿はお腹いっぱいです笑


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さて、北ドイツの真珠と言われるツェレCelle。〜の真珠ってつけられている都市多いですよね笑

木組みが綺麗だけど、特に何もない街でしたが!街自体がディズニーランドの道のようでした!!この後は写真でお楽しみください笑


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夜景もすごく綺麗です。

 

人口約7万人の都市だそうで、観光客もほぼわたしたちだけでした。

 

にしても、旅行は本当に楽しい。ベルリンに来てから、「あぁこれがすきだなぁ」と思うことがあるのですが、

英語: It’s my thing.

ドイツ語:Es ist für mich.

とほぼ同じ表現をします。日本語で同じ表現はあるのかなと考えているのですがなかなか見つからない。例えば、

Möchtest du am Wochenende zum Zoo gehen?(週末動物園行かない?)

Na ja, das ist nicht für mich.(うーん、すきじゃないんだよね)

と、やんわり断ることもできます。「行きたくない」だとキツイし、「すきじゃない」だと「(あなたのことを)すきじゃない」という風にも聞こえるし。日本語訳を募集しています。

 

11月も中盤に入り、宮殿の近くがクリスマスマーケットの準備を始めたそうです!やったぁ!!

クリスマスマーケットは有名なのはニュルンベルク(規模が最大)、ドレスデン(ドイツ最古のひとつ)などがありますが、今のところエアフルトに行く予定です。ベルリンで電車で乗り換えなし2時間、ドイツ人に人気なちょうどいいサイズの古都でのクリスマスマーケットだそうです。

本場のクリスマスマーケットを複数の都市で見られるなんて幸せだなぁ。

最近ドイツで買ってよかったもの②

ハロウィンですね!
ドイツのハロウィンも子ども〜若者がメインとなって盛り上がっている感じがしますが、大人も仮装してクラブに行ってたり全然します。その仮装のクォリティ高いのでびっくりします。

かくいう自宅も、ルームメイト主催でハロウィンの直前の週末にハロウィンパーティをしました。脳みその形の牛乳プリンとか、くりぬいたカボチャの中身で作ったカボチャスープとか、足?手?の形をしたタルタルとかがんばってました!あとは注射器から飲むウォッカのショットとかですね。

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ごりごりの日本人なので正直ハロウィン全く興味がないのですが、誘われたしルームメイトだしってことで参加してみました。特に盛り上がってなかったです!笑

 

さてさて。

不定期開催したいと思っている最近ドイツで買ってよかったものについて!

 

  • フロス(dm)(2ユーロ弱)

日本から持ってきたフロスが終わりそうなので、渋々買ってみました。なぜ渋々なのかというと、ルームメイトが使っている別メーカーのフロスのクォリティが低かったからです。。。

バクテリア対策、ホワイトニングなど4つの種類のうちの一つ、センシティブを購入。わたしは肌がとても敏感なのでセンシティブがあったら必ずセンシティブを選ぶようにしています。

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結果、めっちゃよい!なぜもっと早く買わなかったのかレベルです。歯と歯の間でちゃんと広がるし、きつすぎないミントの香りも◎ あぁ〜dm、日本に進出希望です。

 

  • Alverdeの化粧下地化粧下地(dm)(5ユーロくらい)

上記のハロウィンパーティに参加するために仮装をしなくてはならず、わたしは日本人であることを最大限に生かし(?)ゲイシャになることにしました。事前にYouTubeゲイシャメイクを見まくり、ドーランがない(と思っていた)ので白いアイライナーを顔じゅうに塗りたくることに。

普段は下地は色付きの日焼け止めで代用しているので正直買いたくなかったのですが、買ってみたら‥よかった!!!色は薄くピンクみがあり、よく伸びます。下を回すと、スティック状の上から出てくる仕様。リピありです!


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  • BaleaのUERA(尿素)入りハンドクリーム(dm)(2ユーロくらい)

スイスから帰った後に湿疹になったとき、お医者さんから「クリームはUERA(尿素)入りのを買ってね」と言われていたので、ハンドクリームもUERA入りのに変更。

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無香料のはずですが、ほのかにバラの匂いがします。足クリームもあるのでそちらも愛用中。使い心地は、塗った後にすぐ浸透して滑らかです!帰国するときは箱買いしたい。

 

  • アーモンド入りスペキュロスクッキー(Lidl)(2ユーロくらい)

街に待ちに待ちに待ちに待った!!!クリスマスになってきた!まだ2ヶ月くらいあるけど!というわたしの気持ちに応えて、街には早速クリスマスグッツが並び始めています。

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その中の定番のひとつ。スペキュロスクッキーです。スペキュロスとはシナモンのことで、ジンジャーシナモンクッキーです。わたしはアーモンドもめっちゃすきなのでこちらを迷わず購入。オランダ発のクッキーだそうで、オランダの風車やもちろんサンタさん、トナカイなどかわいい形になっています。

 

あとはドイツのクリスマスの定番!シュトレンをたくさん食べたいなぁ。ドレスデンのがおいしいらしく、こちらに長く住んでいる日本人の人にあらかじめリサーチ済み。

 

〜番外編〜 最近ドイツで買って「そんなに」よくなかったもの

  • トルコ系スーパーEuroGidaのお菓子

見た目日本の某お菓子を彷彿させるくらいおいしそうです。しかもヘーゼルナッツクリーム。期待が高まり、コーヒーを入れていざ実食!

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思ってたのと違う。

写真にあるチョコレートとヘーゼルナッツのブレンドのクリームがはいっているのではなく、なんかマジパンみのあるねっとりしたクリームでした。まずくはない、けど、美味しくもない‥これで甘いものを食べてしまうのだったら、ほかのものを食べたい!(食いしん坊)

ところで、いろんなブログにも買いてありますが、わたしはスーパーは下記で使い分けています。

 

Lidl:パン(フランスパンがマジで美味しい!!!80セントくらい)、肉系、ドイツ産野菜

EDEKA/REWE:肉屋が併設されているので肉系、魚、ドイツ産野菜、Bio商品、乳製品(EDEKAの乳製品は質が高いと思う)

Alnatura:ハーブティー、スパイス、調味料

GoASIA:もやし、豆腐、フォーの麺、お米

Euro Gida/Nazar Market(トルコ系):ハーブ、ドイツ産以外の野菜

買いたいものがあれば:高級系スーパー、デパート(Rogaki、KaDeWe)

 

ドイツ人も、安さももっともですが、これはここ!と決めて買っている人が多いとのこと。たしかに、わたしも日本にいたときも3〜4つのスーパーを使い分けていました。スーパーに行くだけで楽しい買い物すきな自分に感謝です。

ドイツで「第二外国語としてのドイツ語」を学ぶということ

ついに!お気に入りの作業用カフェができました〜〜やっったー!
生粋の自宅だいすきっ子なので、カフェの存在って一体なんなんだろう、と思って長かったのですが、ついにわたしの中でのカフェの意義を見つけました。

それは、「意思決定の場」

思い返せば、実家を出る+転職するのを決めたのも、とりあえずヨーロッパに住みに行こうと決めたのもカフェでした。しかも某山手線駅のアトレの本屋の隣のスタバ!!(笑)

スタバがサードプレイスとして定義したカフェ。わたしはカフェとは友人と語らう場として考えていました。そう考えないと、場所代が入っていたとしても、一杯のコーヒーが高すぎないか?!と考えていました。そう、ケチだから笑。でも、家ではない仕事場ではないところのほうが、より社会的外向きな考え方でポジティブになっていいのかも。

ベルリンでコーヒーが美味しいとか、ケーキが美味しいとかそれぞれ好きなカフェはたくさんあるのですが、作業用カフェとして今のお店が好きな理由は、「WIFIが強い」「ある程度人の出入りがある」「作業・勉強をしている人が多い」「BGMのラジオが渋いチョイス(マイケルジャクソンとアース多め)」「語らいの人たちが声が小さい」「家から徒歩一駅分離れている」「レジのお姉さんが気さく&ドイツ語で対応してくれる」という点です。理由多いな。

 

さて、ドイツで「第二外国語としてのドイツ語」(ドイツ語ではDeutsche als Fremdsprachen)。トルコから労働者としてのトルコ人を受け入れの経験から、今回の難民受け入れによる「第二外国語としてのドイツ語」を外国人に教える体系やシステムはとてもしっかりしていると思います。

しっかりしているというのは、「ドイツ語学修を経て、ドイツ人の考え方・文化を知る、受け入れる」ということが受けているとひしひしとわかるからです。(確かにそのように公立市民学校VHSのドイツ語学修ページには書いてありますhttps://www.berlin.de/vhs/volkshochschulen/charlottenburg-wilmersdorf/kurse/deutsch/

 

わたしはA2.2(初級最終レベル)とB1.1(中級最初)は公立市民学校VHSで受ける予定です。

ABCの読み方から始めるA1.1からドイツでドイツ語を学び始めましたが、A2.1まではドイツ語の耳を作るため+A1.1は競争率が高くて即日は入れないと聞いていたためです。

VHSへの登録は簡単!友人がブログでまとめているのでそちらを参照にしてください→ドイツの語学学校(VHS)へ行くには - ふわっとベルリン

 

こちらがA2.2の教科書とその目次。


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ドイツの学校の仕組み、職業選びについて、家の施設が壊れた時の修理を呼ぶ方法、ドイツでの運転免許発行、フリマでの買い物などなど。「ドイツに住む時に起こるだろう」ことを想定して、文法や単語を学んでいきます。これを通じて、なぜドイツにはこんなに自動車学校が多いのか、職業を選ぶ時にメンターの人に聞きに行くことやそこで体験を斡旋してもらうこと、職業学校の存在などを知ります。

わたし的にはここが現地で現地語を学ぶ醍醐味の一つなのかなと思います。ちなみに、私立も公立も使っている教科書は大差ありません。

住んでいてFahrschule 自動車学校が多い、本当に多い、なんなら1ブロックに一つあるレベル!なぜ!?と思っていたのですが、それはドイツに6ヶ月以上住んでいると自動車学校でドイツの免許書を取りなおさらければならないこと、2年に1回の車検も最寄りの自動車学校でやることを授業を通じて知りました。

ひとつ注意かな、と思うのが、1クラスで2人の先生が担当してくれているのですが、先生によっては保守的な考え方や各国に対する固定概念を強く持っている人もいます。ドイツに限ったことではないのですが、ドイツ文化についてディスカッションできるネイティブドイツ人の知り合いが数人しかいないので、先生の意見に引っ張られそうになります笑

語学学習を通じて、ドイツ語について、ドイツ人について、どんどん興味が出てきます。

 

 

———

海外に住んで、現地コミュニティや現地人と仲良くなるのは確かに一朝一夕にはできないと思います。

英語圏ならまだしも、英語圏じゃないと、日本人じゃない友達ができたとしても、英語を話す「ドイツ人から見たら同じ外国人」です。わたしはとてもラッキーだったので、日本語を学んでいるドイツ人や、英語を学んでいるドイツ人や、英語で生活しているドイツ人(ルームメイト含む)に聞くことができるし、少しずつ耳が慣れてくると「何のトピックについて話しているのか」「ポジティブなのかネガティブなのか」くらいは街の人たちが話している内容も少しはわかるようになってきました(やったー)。

でも現地コミュニティは入れないからといって、「ドイツ語のメニューも読めない」「ドイツ人の友達が1人もいない」「街で何が起こっているのか全くわからない(イベントなど)」けど、「ドイツは個人主義で、日本の同調主義に比べて住みやすい!」というのは、違うと思います。

わたしの2018年秋のドイツ人の印象は、「真面目で、シャイで、寂しがりやで、おしゃべりが大好き。真っ当に生きていく文化。だから、みんなで集まれるイベント(バーベキュー始め)がすき」です。「つるむ」のではないですが、とにかくみんなで何かをするのがすきで、ひとりひとり意見を持っているけど、個人主義というよりも、得意なものを活かしあって「家族や気のおけない人たちと過ごす時間を大事にするために」仕事をするように思います。

ドイツ人を、ドイツ語圏(オーストリア、スイスなど)の中のドイツを、ヨーロッパを知ろうとしないで、日本人だけで自分のすきな人たちだけとしかコミュニケーションをしないでドイツで生きていく。いろんな人たちがいるので、全然いいと思うのですが、それだったら、「日本で外に出るときは完全防音のヘッドフォンをして、日本のメディアを選り好みして見て(もしくは見ないで)、自分がすきな(自分を否定しない)友人たちとだけ生きていく」のと何が違うのだろう、と思うのです。それじゃいつまでも井の中の蛙の大学生だとわたしはおもいます。

同調圧力なんて、どの世界にも多かれ少なかれあります。ドイツは日本より明らかな学歴主義です。南部や元貴族の家族の人たちになると「家」の考え方も強いです。

でもよく考えると、その人なりの「ドイツ」のイメージがあるから、わたしがコメントすることではないですね笑 

わたしはドイツにいる期間にわたしなりの「ドイツ」をたくさん見つけていきたいな、と思います。

 

日本人だけど、日本のことなんて正確にわからない。

外国人として暮らしているドイツのことはもっとわからない。だから面白いなあと思うのです。

ドイツで仕事探し!〜合同説明会に行くの巻 その2

合同説明会、また行ってみました!前回は家から電車で3つのところだったのですが、今回は電車で1時間もかかるところ‥(ベルリンにしてはまじで)遠い‥心が折れそうになりましたが、これがダメだったらもう合同説明会はいいや!と思って、行ってみました。

 

結論、、、

5分で終わりました。

 

理由は広報の求人がなかったことと、募集している職種や企業が飲食や大工さんなどサービス業の現場の人が多かったためです。もちろん全編ドイツ語です。

ただ、募集要項などがドイツ語でもなんとなくわかるようになってきました。3月から本格的に始めたドイツ語、3月にA1.1から始めて4ヶ月の自己夏休みを挟み、今月でA2.2が終了するレベルです。わたしはドイツ語で仕事をしよう!と思っていないので、楽しみながらやっているためクラスでも中レベルですが、こういった場面でドイツ語のレベルアップを感じられるのは嬉しく思います!

 

電車に揺られて約1時間。電車を降りてから、ショッピングモールを抜けて15分ほど歩きます。


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求職活動がだいきらいなわたしでも、こんな気持ちい小道を歩いて行くと「まぁ仕事あればいいし、なくても仕方ないよねぇ」という気持ちで会場に向かいことができました。太陽と自然に感謝!


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「イ○ンなんとかモール」のような複合施設の駐車場の一角にテントが並べられています。前回同様、手荷物検査がありペットボトルや水筒は受付で預けます。


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入り口に今回出店企業での募集職種が一覧になっています。

確かによく考えてみると、日本でも就職活動をするときに合同説明会に出展できる企業はそれだけ人事にお金をかけられる規模の大き目の企業が多かったなぁとこの時ふとおもいました。規模が大きい=ドイツで長くやっている=ドイツ語、なわけです。妙に納得(遅い)。

 

せっかくきたし、ベルリンを横断するSpree(シュプレー川)があったので、ぼんやり見つめてきました。ベルリン中央で見るSpreeとはまた違った面持ちです。

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これを機に、今後は基本Webもしくは紹介での応募に切り替えようと思います。

 

最後に、わたしがベルリンですきだなあと思うところは、大都会なのに人が少ないところです。

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パン屋さん併設、アンティークの暖炉が印象的なおしゃれカフェ(平日16時ごろ)。もともと睡眠が必要な体質で、湘南に長く住んでいるからかのんびり体質のわたしですが、ベルリン生活が9ヶ月目を目前にのんびり体質に拍車がかかっています。