憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

ドイツ語中級レベルのはじめでもできること

クリスマスが今年もやってくる〜🎅♫ということで、クリスマスモード全開のドイツ。アドベントカレンダー(クリスマスまでの毎日、日にちの数字の窓を開けるクリスマス楽しみだね、グッツの一つです)が売られていたり、クリスマスマーケットの設営から見に行ったり(暇人)、町はウキウキモードです。

それもそのはず、朝は8時前まで暗く、夜は16時くらいから暗い‥これか!これがヨーロッパの冬か!と思いつつも、今年の3月から来ているのでなぜかそこまで辛くないです。あんなに恐れていた冬、ビタミンDタブレットも飲まないでこれています!よかったよかった。

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これがアドベントカレンダーです。ヨーロッパらしいものがだいすきなわたし。吟味に吟味を重ねて買っています。


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ベルリンの三越とも言えるデパートKaDeWeもクリスマスモード。ドイツ人もクリスマスが大好きです。街にいても「○○のクリスマスマーケット始まった?」「いや、まだ準備だけだよね」など会話が聞こえてきます。

そう!会話が!聞こえてくるのです〜〜(歓喜

もちろんわたしに対してゆっくり容赦して話してくれる語学学校や飲食店、ドイツ語を学んでいる同士で話しているときは、何の話をしているのかわからないというレベルは流石に脱しています。

が、街中の会話がすんなり聞こえてくることが多くなったり、定期の契約解除など少し混みいった話をするときもわたしのガタガタのドイツ語でも意思疎通ができるようになってきました!ヤッター 街中の会話は、今のどんな文法でどの単語使った?と言われてもわからないので、やっと耳が完成しつつあるのではないかと思う今日このごろ。

わたしはベルリン市内の年間定期を持ってるのですが、手紙を出して解約することもできるけど、窓口でもできるとのことなので行ってみました。相手が言っていることは聞き直すこともありましたが、わたしが言っていることは聞き直されませんでした‥久しぶりに嬉しかったなぁ。

最近は授業で勧められたので、ドイツ語でYouTubeでドキュメンタリーを見たりしています。言ってることは10%くらいしかわからないけど、テーマが面白いのでよいのです。

ARTEde - YouTube

お気に入りの社会派ドキュメンタリーチャンネル

Easy German - YouTube

ドイツ語学習者向けのチャンネル!これ知りたかった〜というテーマが多いのですきです。ドイツ語と英語の字幕があるところも◎

 

秋から公立の学校(VHS)に行っているのですが、B1(中級のはじめ)になった途端に単語レベルが格段に難しく、というか実践レベルになってきました。例えば先ほどの(契約を)解約する=kündigenなど。どの言語でもそうなのですが、最終的に語彙力勝負なので、その場にあった単語を言えるだけで「この人はこの言語をどのくらい勉強している」というのがわかると思います。なのでボキャ貧を卒業するべく、英語(C1)のbuilding vocabularyの参考書も購入しました笑

また、公立の学校なので、私立に比べたら料金が半額レベル+難民移民は(条件をクリアすると)タダ ということもあって、A2.2(初級の最後のレベル)までは、授業中は大騒ぎでした。

それがストレスフルで嫌だったので校舎を変えたのですが、それが功を奏したのか、それともレベルが上がったからなのか不明ですが、中級になったら途端にまじめに語学を勉強しようとする人が増えました。

初級までは何となくでもわかるのですが(特にヨーロッパ語圏が優位)、中級からは「ちゃんと構造を理解しないと」という気になります。

 

 

クラスメイトはトルコ、アフガニスタンコンゴインドネシアポーランドセルビア、、、あげたらきりがないほどいろんな国の出身です。

そうなると、なぜこれができたのにできないのか、なぜいつも人の発言を遮るのか、なぜ、なぜ‥と不思議なことがおきまくります笑。ですが、きっと相手からみたらなぜあの日本人は、なのですよね。

 

最近気づいたのですが、人間は、死に向かっていく存在としては皆平等。でも、生まれついた場所や家族によって経済的機会不平等です。でもそれさえも宇宙レベルから見たら、同じです。個人レベルで言うと、1ヶ月前にあんなに悩んでいたことも、1ヶ月後の今日は解決していることが多々です。だったら、自分がしたいことをするしかないし、まわりのトルコ人やシリア人やイタリア人やウクライナ人などなどを見ていると、あぁ、わたしったらついまたバカまじめに生きていたわ、反省反省!という気持ちになります。

10年間、お金と時間をかけまくって追いかけていた興味があることにもう興味がなくなってしまったので(笑)、またそこまで知りたいと思えることを探したいなと思います。

同じ観点・言語だけで考えていると、ついこり固まってしまいますが、こうやっていろんな国の人と友達になって、「なぁに言ってんの〜!もっと肩の力抜いて!」と言いあえることが、ドイツに来た理由・欲しかったことの一つだなとしみじみ思います。と、同時にどこにいてもその環境づくりはしたいな、と思います。

 

その環境を作れるのも、語学というツールを使えるからだし、勉強しているとどんどんもっと知りたくなります。当面の目標は、英語はスピーキングをC1レベルにすること、ドイツ語はB1が終わったらテストを受けること、そしてB2まで終わらせること!そしたらスペイン語に挑戦したい。こんなに語学をやりたいと思うとは、、、血は争えないです(わたしの母はスペイン語の通訳)

語学を勉強すると、今日より明日、明日より‥となにかしらわかることがあるので、鬱になりそうなときは語学始めると簡単に自己肯定力が上がると思います。

 

今の願いは、本場のクリスマスシーズンを思いっきり楽しく過ごすこと。ベルリンの2大クリスマスマーケットに行って、エアフルトという小さな街にクリスマスマーケットのためだけに行きます。あとはルームメイトとのクリスマス、そしてドイツ人の友達Martinaの誕生日!

 

また最近ようやくジャズクラブにちょこちょこ行っているので、そのことも書いておきたいな、と思います。あと帰国までにフィルハーモニーくるみ割り人形も見る予定!

ドイツ国内日帰り旅行 木組みの家を見にツェレ Celle に行ってきました

ベルリンから行きやすい都市は、ポツダムドレスデンハンブルクなど第二次世界大戦の戦火の影響を受けたところが多く、日本のガイドブックに載っているような「ドイツらしい景色」があまりないように感じています。とはいえども、戦火から復活した都市や、自然いっぱいの景色ももちろんだいすきですよ。

ドイツらしい景色、それは中世のような城、そして「木組みの家」!木組みの家、見たい〜〜〜というか、ベルリンから(近いところに)(本格的に寒くなる前に)また旅行したい!ということで、ハノーファー経由でツェレに行ってきました。

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夢のようなキレイさ(一眼レフ撮影)

 

ハノーファーからはSバーン(関東でいう東海道線のようなもので、地下鉄より一駅毎の距離が長いように感じます)で、1時間くらいで行けます。

友人と行き先を話し合っているうちに、パリ経由でストラスブール/コルマールに行きたいだの、やっぱり行きにくくても大聖堂で有名なケルンに行きたいだの、散々悩みました。11月2日に行ったのですが、足を予約したのが前日の12時を過ぎた頃だったでしょうか。

ドイツは電車もバスも乗車時間帯によって値段が変動します。そして1ヶ月前に予約すれば、時期と距離によっては75%オフなんてこともあります。例えば、ベルリン〜ミュンヘン間の電車は直前に予約すると100€ほどしますが、1ヶ月前までだと30€を切ります!

そして、今回も‥なんと‥日付が変わった時に予約をしたら‥値段が上がっていました‥‥これは月が変わったからなのか、前日になってしまったからなのか、両方なのかもうわからないのですが、熟考して決めた後だったので、がっくししました笑

 

さて、気を取り直して、ベルリンからハノーファーまではFlixbusという格安長距離バス会社の電車で移動です。日本のJR的な存在DB(ドイツバーン)の古い車両を使って安く提供しているようです。

 

安さ重視なので、ベルリンzoo駅6:55発ハノーファー9:01着で行きました。ハノーファー自体はそこまで大きい都市ではないですが、教会の周りにすでに木組みの家が!


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街中に謎の傘を持ったおじさんの像もありました。

 

300年前からやっている庭園にも行ったのですが、いかんせんベルリンで宮殿の近くに住んでいるので正直「同じやな‥」という気持ちがぬぐえませんでした。今年は憧れだったシェーンブルン宮殿も見たし、もう宮殿はお腹いっぱいです笑


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さて、北ドイツの真珠と言われるツェレCelle。〜の真珠ってつけられている都市多いですよね笑

木組みが綺麗だけど、特に何もない街でしたが!街自体がディズニーランドの道のようでした!!この後は写真でお楽しみください笑


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夜景もすごく綺麗です。

 

人口約7万人の都市だそうで、観光客もほぼわたしたちだけでした。

 

にしても、旅行は本当に楽しい。ベルリンに来てから、「あぁこれがすきだなぁ」と思うことがあるのですが、

英語: It’s my thing.

ドイツ語:Es ist für mich.

とほぼ同じ表現をします。日本語で同じ表現はあるのかなと考えているのですがなかなか見つからない。例えば、

Möchtest du am Wochenende zum Zoo gehen?(週末動物園行かない?)

Na ja, das ist nicht für mich.(うーん、すきじゃないんだよね)

と、やんわり断ることもできます。「行きたくない」だとキツイし、「すきじゃない」だと「(あなたのことを)すきじゃない」という風にも聞こえるし。日本語訳を募集しています。

 

11月も中盤に入り、宮殿の近くがクリスマスマーケットの準備を始めたそうです!やったぁ!!

クリスマスマーケットは有名なのはニュルンベルク(規模が最大)、ドレスデン(ドイツ最古のひとつ)などがありますが、今のところエアフルトに行く予定です。ベルリンで電車で乗り換えなし2時間、ドイツ人に人気なちょうどいいサイズの古都でのクリスマスマーケットだそうです。

本場のクリスマスマーケットを複数の都市で見られるなんて幸せだなぁ。

最近ドイツで買ってよかったもの②

ハロウィンですね!
ドイツのハロウィンも子ども〜若者がメインとなって盛り上がっている感じがしますが、大人も仮装してクラブに行ってたり全然します。その仮装のクォリティ高いのでびっくりします。

かくいう自宅も、ルームメイト主催でハロウィンの直前の週末にハロウィンパーティをしました。脳みその形の牛乳プリンとか、くりぬいたカボチャの中身で作ったカボチャスープとか、足?手?の形をしたタルタルとかがんばってました!あとは注射器から飲むウォッカのショットとかですね。

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ごりごりの日本人なので正直ハロウィン全く興味がないのですが、誘われたしルームメイトだしってことで参加してみました。特に盛り上がってなかったです!笑

 

さてさて。

不定期開催したいと思っている最近ドイツで買ってよかったものについて!

 

  • フロス(dm)(2ユーロ弱)

日本から持ってきたフロスが終わりそうなので、渋々買ってみました。なぜ渋々なのかというと、ルームメイトが使っている別メーカーのフロスのクォリティが低かったからです。。。

バクテリア対策、ホワイトニングなど4つの種類のうちの一つ、センシティブを購入。わたしは肌がとても敏感なのでセンシティブがあったら必ずセンシティブを選ぶようにしています。

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結果、めっちゃよい!なぜもっと早く買わなかったのかレベルです。歯と歯の間でちゃんと広がるし、きつすぎないミントの香りも◎ あぁ〜dm、日本に進出希望です。

 

  • Alverdeの化粧下地化粧下地(dm)(5ユーロくらい)

上記のハロウィンパーティに参加するために仮装をしなくてはならず、わたしは日本人であることを最大限に生かし(?)ゲイシャになることにしました。事前にYouTubeゲイシャメイクを見まくり、ドーランがない(と思っていた)ので白いアイライナーを顔じゅうに塗りたくることに。

普段は下地は色付きの日焼け止めで代用しているので正直買いたくなかったのですが、買ってみたら‥よかった!!!色は薄くピンクみがあり、よく伸びます。下を回すと、スティック状の上から出てくる仕様。リピありです!


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  • BaleaのUERA(尿素)入りハンドクリーム(dm)(2ユーロくらい)

スイスから帰った後に湿疹になったとき、お医者さんから「クリームはUERA(尿素)入りのを買ってね」と言われていたので、ハンドクリームもUERA入りのに変更。

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無香料のはずですが、ほのかにバラの匂いがします。足クリームもあるのでそちらも愛用中。使い心地は、塗った後にすぐ浸透して滑らかです!帰国するときは箱買いしたい。

 

  • アーモンド入りスペキュロスクッキー(Lidl)(2ユーロくらい)

街に待ちに待ちに待ちに待った!!!クリスマスになってきた!まだ2ヶ月くらいあるけど!というわたしの気持ちに応えて、街には早速クリスマスグッツが並び始めています。

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その中の定番のひとつ。スペキュロスクッキーです。スペキュロスとはシナモンのことで、ジンジャーシナモンクッキーです。わたしはアーモンドもめっちゃすきなのでこちらを迷わず購入。オランダ発のクッキーだそうで、オランダの風車やもちろんサンタさん、トナカイなどかわいい形になっています。

 

あとはドイツのクリスマスの定番!シュトレンをたくさん食べたいなぁ。ドレスデンのがおいしいらしく、こちらに長く住んでいる日本人の人にあらかじめリサーチ済み。

 

〜番外編〜 最近ドイツで買って「そんなに」よくなかったもの

  • トルコ系スーパーEuroGidaのお菓子

見た目日本の某お菓子を彷彿させるくらいおいしそうです。しかもヘーゼルナッツクリーム。期待が高まり、コーヒーを入れていざ実食!

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思ってたのと違う。

写真にあるチョコレートとヘーゼルナッツのブレンドのクリームがはいっているのではなく、なんかマジパンみのあるねっとりしたクリームでした。まずくはない、けど、美味しくもない‥これで甘いものを食べてしまうのだったら、ほかのものを食べたい!(食いしん坊)

ところで、いろんなブログにも買いてありますが、わたしはスーパーは下記で使い分けています。

 

Lidl:パン(フランスパンがマジで美味しい!!!80セントくらい)、肉系、ドイツ産野菜

EDEKA/REWE:肉屋が併設されているので肉系、魚、ドイツ産野菜、Bio商品、乳製品(EDEKAの乳製品は質が高いと思う)

Alnatura:ハーブティー、スパイス、調味料

GoASIA:もやし、豆腐、フォーの麺、お米

Euro Gida/Nazar Market(トルコ系):ハーブ、ドイツ産以外の野菜

買いたいものがあれば:高級系スーパー、デパート(Rogaki、KaDeWe)

 

ドイツ人も、安さももっともですが、これはここ!と決めて買っている人が多いとのこと。たしかに、わたしも日本にいたときも3〜4つのスーパーを使い分けていました。スーパーに行くだけで楽しい買い物すきな自分に感謝です。

ドイツで「第二外国語としてのドイツ語」を学ぶということ

ついに!お気に入りの作業用カフェができました〜〜やっったー!
生粋の自宅だいすきっ子なので、カフェの存在って一体なんなんだろう、と思って長かったのですが、ついにわたしの中でのカフェの意義を見つけました。

それは、「意思決定の場」

思い返せば、実家を出る+転職するのを決めたのも、とりあえずヨーロッパに住みに行こうと決めたのもカフェでした。しかも某山手線駅のアトレの本屋の隣のスタバ!!(笑)

スタバがサードプレイスとして定義したカフェ。わたしはカフェとは友人と語らう場として考えていました。そう考えないと、場所代が入っていたとしても、一杯のコーヒーが高すぎないか?!と考えていました。そう、ケチだから笑。でも、家ではない仕事場ではないところのほうが、より社会的外向きな考え方でポジティブになっていいのかも。

ベルリンでコーヒーが美味しいとか、ケーキが美味しいとかそれぞれ好きなカフェはたくさんあるのですが、作業用カフェとして今のお店が好きな理由は、「WIFIが強い」「ある程度人の出入りがある」「作業・勉強をしている人が多い」「BGMのラジオが渋いチョイス(マイケルジャクソンとアース多め)」「語らいの人たちが声が小さい」「家から徒歩一駅分離れている」「レジのお姉さんが気さく&ドイツ語で対応してくれる」という点です。理由多いな。

 

さて、ドイツで「第二外国語としてのドイツ語」(ドイツ語ではDeutsche als Fremdsprachen)。トルコから労働者としてのトルコ人を受け入れの経験から、今回の難民受け入れによる「第二外国語としてのドイツ語」を外国人に教える体系やシステムはとてもしっかりしていると思います。

しっかりしているというのは、「ドイツ語学修を経て、ドイツ人の考え方・文化を知る、受け入れる」ということが受けているとひしひしとわかるからです。(確かにそのように公立市民学校VHSのドイツ語学修ページには書いてありますhttps://www.berlin.de/vhs/volkshochschulen/charlottenburg-wilmersdorf/kurse/deutsch/

 

わたしはA2.2(初級最終レベル)とB1.1(中級最初)は公立市民学校VHSで受ける予定です。

ABCの読み方から始めるA1.1からドイツでドイツ語を学び始めましたが、A2.1まではドイツ語の耳を作るため+A1.1は競争率が高くて即日は入れないと聞いていたためです。

VHSへの登録は簡単!友人がブログでまとめているのでそちらを参照にしてください→ドイツの語学学校(VHS)へ行くには - ふわっとベルリン

 

こちらがA2.2の教科書とその目次。


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ドイツの学校の仕組み、職業選びについて、家の施設が壊れた時の修理を呼ぶ方法、ドイツでの運転免許発行、フリマでの買い物などなど。「ドイツに住む時に起こるだろう」ことを想定して、文法や単語を学んでいきます。これを通じて、なぜドイツにはこんなに自動車学校が多いのか、職業を選ぶ時にメンターの人に聞きに行くことやそこで体験を斡旋してもらうこと、職業学校の存在などを知ります。

わたし的にはここが現地で現地語を学ぶ醍醐味の一つなのかなと思います。ちなみに、私立も公立も使っている教科書は大差ありません。

住んでいてFahrschule 自動車学校が多い、本当に多い、なんなら1ブロックに一つあるレベル!なぜ!?と思っていたのですが、それはドイツに6ヶ月以上住んでいると自動車学校でドイツの免許書を取りなおさらければならないこと、2年に1回の車検も最寄りの自動車学校でやることを授業を通じて知りました。

ひとつ注意かな、と思うのが、1クラスで2人の先生が担当してくれているのですが、先生によっては保守的な考え方や各国に対する固定概念を強く持っている人もいます。ドイツに限ったことではないのですが、ドイツ文化についてディスカッションできるネイティブドイツ人の知り合いが数人しかいないので、先生の意見に引っ張られそうになります笑

語学学習を通じて、ドイツ語について、ドイツ人について、どんどん興味が出てきます。

 

 

———

海外に住んで、現地コミュニティや現地人と仲良くなるのは確かに一朝一夕にはできないと思います。

英語圏ならまだしも、英語圏じゃないと、日本人じゃない友達ができたとしても、英語を話す「ドイツ人から見たら同じ外国人」です。わたしはとてもラッキーだったので、日本語を学んでいるドイツ人や、英語を学んでいるドイツ人や、英語で生活しているドイツ人(ルームメイト含む)に聞くことができるし、少しずつ耳が慣れてくると「何のトピックについて話しているのか」「ポジティブなのかネガティブなのか」くらいは街の人たちが話している内容も少しはわかるようになってきました(やったー)。

でも現地コミュニティは入れないからといって、「ドイツ語のメニューも読めない」「ドイツ人の友達が1人もいない」「街で何が起こっているのか全くわからない(イベントなど)」けど、「ドイツは個人主義で、日本の同調主義に比べて住みやすい!」というのは、違うと思います。

わたしの2018年秋のドイツ人の印象は、「真面目で、シャイで、寂しがりやで、おしゃべりが大好き。真っ当に生きていく文化。だから、みんなで集まれるイベント(バーベキュー始め)がすき」です。「つるむ」のではないですが、とにかくみんなで何かをするのがすきで、ひとりひとり意見を持っているけど、個人主義というよりも、得意なものを活かしあって「家族や気のおけない人たちと過ごす時間を大事にするために」仕事をするように思います。

ドイツ人を、ドイツ語圏(オーストリア、スイスなど)の中のドイツを、ヨーロッパを知ろうとしないで、日本人だけで自分のすきな人たちだけとしかコミュニケーションをしないでドイツで生きていく。いろんな人たちがいるので、全然いいと思うのですが、それだったら、「日本で外に出るときは完全防音のヘッドフォンをして、日本のメディアを選り好みして見て(もしくは見ないで)、自分がすきな(自分を否定しない)友人たちとだけ生きていく」のと何が違うのだろう、と思うのです。それじゃいつまでも井の中の蛙の大学生だとわたしはおもいます。

同調圧力なんて、どの世界にも多かれ少なかれあります。ドイツは日本より明らかな学歴主義です。南部や元貴族の家族の人たちになると「家」の考え方も強いです。

でもよく考えると、その人なりの「ドイツ」のイメージがあるから、わたしがコメントすることではないですね笑 

わたしはドイツにいる期間にわたしなりの「ドイツ」をたくさん見つけていきたいな、と思います。

 

日本人だけど、日本のことなんて正確にわからない。

外国人として暮らしているドイツのことはもっとわからない。だから面白いなあと思うのです。

ドイツで仕事探し!〜合同説明会に行くの巻 その2

合同説明会、また行ってみました!前回は家から電車で3つのところだったのですが、今回は電車で1時間もかかるところ‥(ベルリンにしてはまじで)遠い‥心が折れそうになりましたが、これがダメだったらもう合同説明会はいいや!と思って、行ってみました。

 

結論、、、

5分で終わりました。

 

理由は広報の求人がなかったことと、募集している職種や企業が飲食や大工さんなどサービス業の現場の人が多かったためです。もちろん全編ドイツ語です。

ただ、募集要項などがドイツ語でもなんとなくわかるようになってきました。3月から本格的に始めたドイツ語、3月にA1.1から始めて4ヶ月の自己夏休みを挟み、今月でA2.2が終了するレベルです。わたしはドイツ語で仕事をしよう!と思っていないので、楽しみながらやっているためクラスでも中レベルですが、こういった場面でドイツ語のレベルアップを感じられるのは嬉しく思います!

 

電車に揺られて約1時間。電車を降りてから、ショッピングモールを抜けて15分ほど歩きます。


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求職活動がだいきらいなわたしでも、こんな気持ちい小道を歩いて行くと「まぁ仕事あればいいし、なくても仕方ないよねぇ」という気持ちで会場に向かいことができました。太陽と自然に感謝!


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「イ○ンなんとかモール」のような複合施設の駐車場の一角にテントが並べられています。前回同様、手荷物検査がありペットボトルや水筒は受付で預けます。


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入り口に今回出店企業での募集職種が一覧になっています。

確かによく考えてみると、日本でも就職活動をするときに合同説明会に出展できる企業はそれだけ人事にお金をかけられる規模の大き目の企業が多かったなぁとこの時ふとおもいました。規模が大きい=ドイツで長くやっている=ドイツ語、なわけです。妙に納得(遅い)。

 

せっかくきたし、ベルリンを横断するSpree(シュプレー川)があったので、ぼんやり見つめてきました。ベルリン中央で見るSpreeとはまた違った面持ちです。

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これを機に、今後は基本Webもしくは紹介での応募に切り替えようと思います。

 

最後に、わたしがベルリンですきだなあと思うところは、大都会なのに人が少ないところです。

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パン屋さん併設、アンティークの暖炉が印象的なおしゃれカフェ(平日16時ごろ)。もともと睡眠が必要な体質で、湘南に長く住んでいるからかのんびり体質のわたしですが、ベルリン生活が9ヶ月目を目前にのんびり体質に拍車がかかっています。

滞在先での交通費を節約!ハンブルクでレンタサイクルStadRADを使ってみた

またまた日本から友人が来てくれたので、ショートトリップに出かけてきました!

すでに旅行記を書いたスイス、ポツダム以外にも、さまざまな都市に訪れているので、ドイツの長い秋冬を楽しく過ごすため&自分の記憶のためにもちょこちょこ更新していこうと思います。ちなみにただどこに行っただけでなく、テーマ別で書いていく予定です。

 

さて、その第一弾のハンブルク

その前になぜハンブルクかというと、ベルリンから近いというのはもちろんですが、大の魚・魚介好きのわたしがそろそろまじで魚恋しくなってきたので、新鮮な魚を食べたい!という気持ちに付き合ってもらいました。(友人に感謝!)

ハンブルクは、ドイツのNordseeに面したドイツ有数の港町です。今回のわたし(たち)のお目当は、毎日曜に開かれる「魚市場」(夏時間7〜9時半開催)!!


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右はうなぎです。もちろん蒲焼きではなく、燻製か生で売られていました。うなぎは夏に泳ぎに行った湖にもいたようなので感慨深いです。家の近くのロシア系のスーパーにも生魚は売っているのですが、やはり鮮度が違いますね。


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屋台でその場で揚げたもしくは揚げ直したフィッシュ&チップスや、魚の詰め合わせの串焼き、フィッシュサンドなどが売っています。フィッシュサンドは、有名な鯖のマリネとすり身のコロッケを食べてみました!ですが、やはり揚げたての魚のアソートがおいしかった‥売っているおじさんのおススメのガーリックソースとぴったりです。

 

日本の築地市場よろしく、叩き売りのようなパフォーマンスもあります。野菜・果物、魚、お菓子でやっていたのですが、10ユーロくらいでバスケットやビニール袋にどんどん食材をいれていきます。入れるときに「Dabai!(ダバイ! 日本語訳:これも!)Dabai!」「Nur 10Euro!(たったの10ユーロだよ!)」とおじさんが叫びながら、コミカルに売りさばいていきます。叩き売りはトラックの中でやっていることが多いのですが、トラックの壁をどんどん叩きながら、商品を袋に投げ入れていきます。とっても陽気!見ていて飽きません。お菓子のおじさんは「おっと、手が滑ったよ!」と言って、周りを囲んでいる見物客たちに投げてあげていました。わたしも取りたかったのに、身長180㎝くらいのおじさんにとられました。悔しい‥

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さて、本題。

ハンブルクはベルリン比、観光規模は1/4程度(体感)です。ハンブルク中心駅から一駅のホステルに泊まっていたのですが、そんなに小さいならということで、中心地から少し離れている魚市場以外は、レンタサイクル(StadRAD)を使ってみることに。

 

  • StadRAD概要

登録費:年間5€ ※1アカウントの登録で2台まで一回に借りれます。

料金:30分間は無料!30秒を超えるごとに8セントの課金。

使い方はとってもシンプル。登録後、主要駅やバス停に置いてある自転車乗り場に行って、借ります。そして、30分以内に市内のいたるところにある乗り場に返すだけです!

登録:StadtRAD Hamburgもしくは各アプリサイトで「StadRAD Hamburg」で検索

 

詳しくはこちらを参考にしました。

【ハンブルク観光】自転車で便利に安く移動しよう!ハンブルクのレンタル自転車サービス「StadtRAD」について - ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

 

ただ、このブログと2018年10月現在が違うところがすべてアプリかHVV(ハンブルグ市の公共交通機関の公式HP:基本ドイツ語)から登録しなければならないということ!めんどくs

登録すると、登録番号と簡易PWがメールで送られてくる+メールに書いてある電話番号に電話して、登録した内容(名前、電話番号、生年月日、クレカ下4桁、メアド)を口頭で答えさせられ、登録完了!という謎の厳重セキュリティ。めんどくs

引き落としはクレカでやります、という旨が1週間以内にメールで送られてきます。(ドイツ語)

 

ちなみに友人が登録した時は、なぜかメールが送られて来ず、お客様センターに電話して再送してもらうも届かず、再度電話し登録を抹消してもらいました。土曜日に登録したから、なかなか係りの人が出なくて、正直時間かかりました!でもまさかの24時間対応。

 

とはいえ、アプリと登録の電話は英語対応OKなので、ぜひトライして欲しいです。ハンブルクの公共交通機関1回券は1.6ユーロ(1時間有効)(ちなみにベルリンは2.8ユーロ、2時間有効)。ふたりで利用するとますますお得です。

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自転車は赤です。

 

そもそもなぜレンタサイクルをハンブルクでやってみよう!ということになったかというと、友人はY市職員をやっており、職員用の自転車やY市のレンタサイクルを使ってその便利さを知ったということ。ベルリンにはないの?と聞かれたのですが、私は1日10〜12€のものしか知りません。それなら公共交通機関の1日券7€の方がお得だし遠くまでカバーしているし、ハンブルクはベルリンより狭そうだからそっちで使ってみよう!となったのでした。

結果、大正解!特にドイツのようにほぼ平面で、自転車専用レーンがある都市はうってつけですね。旅行でかかる固定費、無理なく賢く楽しく節約できたらいいですね。

 

これまでの旅行とそのブログテーマ(個人的備忘)

・4月 ハンガリー/ブダペスト  ブダペスト市公式HPとブダペストカード

・6月 ベルギー/アントワープブリュッセル・ゲント (未定)

・6月 ドイツ/マグデブルク 「ヨーロッパ最古の」がつく街の魅力

・6月 オーストリア/ザルツブルグハルシュタット・ウィーン 鉄道事前予約の鉄則とザルツブルグカード

・6月 クロアチア/ドブロブニク (未定)

・6月 フィンランド/ヘルシンキエストニア/タリン(未定)

・8月 ドイツ/ドレスデンチェコ/プラハ 食堂車のススメ

・9月 スペイン/マドリード・トレド HipHopバスとは?

ドイツで仕事探し!〜合同企業説明会に行くの巻

10月でドイツワーホリ8ヶ月目に入りました!あと半年切ってるのね‥早い、ような毎日しっかり過ぎているような。そういえば、社会人になってから毎日がきちんとすぎるようになってきました。20代なんてあっという間だよ、とよく言われてきましたが、わたしにとっては10代も20代も毎日・毎年が着々と過ぎていったように思います。

 

さてさて!友達もできて、学校も行くようになり、夏の旅行三昧も終了し、、、わたしが世界で一番嫌いな「求職」活動にチャレンジしてみることにしました。

働くことはとってもすきなのですが、こと「求職」になると‥ほんとうにシンプルにすきではないです。とはいえ、海外で、求職活動をするなんてめずらしおもろ体験☆とポジティブに行ってみましょう!ダメ元だし〜

それに、働いている多国籍友達によると、「運とコネ」だとよく聞きます。とにかくコネがないとダメで、コネがあれば、「え?!友達の奥さんじゃん!しかもコロンビア出身でスペイン語話せるの?うちの嫁もラテン系のスペイン語なんだよ〜面接なんて固いことなしなし!採用〜!!」ってなるらしい(実話)ので、馬鹿正直にやってるのがほんとうにバカみたいになりますね。

 

というわけで、どうやら10月に2つジョブメッセがあるので、まずは月初のものに行ってみました。事前にドイツ人の働いている友達に「今度ジョブメッセ行くの〜緊張ー!」と話したら、「うーん、行く価値はあるけど、わたしはジョブメッセでいい情報を見つけられたことはないな」と笑顔で言われました。正直なドイツ人、すきです。

 

今回のジョブメッセは、メルセデスベンツショールームで行われました。わたし御用達のU2Ernst-Lauter-Platzから向かいます。

ベルリン工科大学を横目に行くと、看板がありました。


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ベルリンにはメルセデスベンツアリーナもあり、ベンツはドイツのトヨタ的存在なんだなぁと思います。ショールームは車は吊るしてあるわ、水は流れているわ、バブリーな感じでした。


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日本と同じく官民含めていろんな企業がブースを出しているのですが、日本と違うところは呼び込みが一切ないです。そして、入り口に貼ってあるこの張り紙。


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どんな企業が出展しているのかだけでなく、

・オープンポジションがある職種別
・オープンポジションの種類別(フルタイム、インターン、学生などなど)

に書いてあります。例えば、わたしは「広報」を専門にしているので、広報職を募集してある企業を探せばよい=全ての会社に「広報って募集してますか?」と聞かなくてよいのです。うーん徹底した効率化。広報を募集していて、インターンを含めたどのポジションでもよいので話を聞きに行こうと思っていました。

広報は、広報部門に入っていることもあれば、マーケティング部門に入っていることもあるのですが、今回の出展企業は全て広報は広報部門での募集でしたね。。。ひとつひとつが勉強。

あとは、日本の合同企業説明会おなじく人事部や人材会社によるセミナーもやっていました。

 

広報職を募集しているのは、1企業しかなかったので、早速アタックです。ちなみに、ここまでの表記・スタッフ会話は全てドイツ語です。

 

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広報を募集している企業は2階にありました。ちなみに、ドイツの国土は日本とほぼ同じですが、山がほぼなく平坦なので土地をたくさん使えるっていいね、って思います。

 

わたし「こんにちはー あの、わたし広報やってたんですけど、広報って募集してますよね?」(以下、英語)

社員さん「えーっと、、、ドイツ語よく話せる?」

わたし「よくは話せないっす」

社員さん「んーそれはちょいムズだわ」

わたし「ですよねぇ(苦笑)ありがとうございましたぁ」

 

〜完〜

 

というわけで、滞在時間30分で終了しました!!!(涙)
このためにCVもちゃんと持参したのに‥

合同企業説明会は新卒の時にしか行っていなかったので、それとの比較しかできないのですが、効率化を推しすすめまくったイベントだったかと思います。みんな絶対就職しなくちゃ!という悲壮感はなく、いいポジションがあればよいなぁという感じで来ています。デートらしきものや、子供連れも多く見ました。土日の開催なので、もちろん参加者は全員ラフな格好。来週にももう一つあるので、そちらもまた社会科見学の気持ちで行ってみようと思います。

 

ちなみに、スタートアップで働いているブラジル人の友人の旦那に相談したところ、「広報?スタートアップにCV送りつけなよ〜きっとあるよぉ」と笑顔で言われました。求職時には常にラテン系の性格になりたいです。

 


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家の最寄りの宮殿の公園がすっかり秋模様になっていました。なぜか羊が放し飼いに。