憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

ドイツで仕事探し!〜合同説明会に行くの巻 その2

合同説明会、また行ってみました!前回は家から電車で3つのところだったのですが、今回は電車で1時間もかかるところ‥(ベルリンにしてはまじで)遠い‥心が折れそうになりましたが、これがダメだったらもう合同説明会はいいや!と思って、行ってみました。

 

結論、、、

5分で終わりました。

 

理由は広報の求人がなかったことと、募集している職種や企業が飲食や大工さんなどサービス業の現場の人が多かったためです。もちろん全編ドイツ語です。

ただ、募集要項などがドイツ語でもなんとなくわかるようになってきました。3月から本格的に始めたドイツ語、3月にA1.1から始めて4ヶ月の自己夏休みを挟み、今月でA2.2が終了するレベルです。わたしはドイツ語で仕事をしよう!と思っていないので、楽しみながらやっているためクラスでも中レベルですが、こういった場面でドイツ語のレベルアップを感じられるのは嬉しく思います!

 

電車に揺られて約1時間。電車を降りてから、ショッピングモールを抜けて15分ほど歩きます。


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求職活動がだいきらいなわたしでも、こんな気持ちい小道を歩いて行くと「まぁ仕事あればいいし、なくても仕方ないよねぇ」という気持ちで会場に向かいことができました。太陽と自然に感謝!


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「イ○ンなんとかモール」のような複合施設の駐車場の一角にテントが並べられています。前回同様、手荷物検査がありペットボトルや水筒は受付で預けます。


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入り口に今回出店企業での募集職種が一覧になっています。

確かによく考えてみると、日本でも就職活動をするときに合同説明会に出展できる企業はそれだけ人事にお金をかけられる規模の大き目の企業が多かったなぁとこの時ふとおもいました。規模が大きい=ドイツで長くやっている=ドイツ語、なわけです。妙に納得(遅い)。

 

せっかくきたし、ベルリンを横断するSpree(シュプレー川)があったので、ぼんやり見つめてきました。ベルリン中央で見るSpreeとはまた違った面持ちです。

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これを機に、今後は基本Webもしくは紹介での応募に切り替えようと思います。

 

最後に、わたしがベルリンですきだなあと思うところは、大都会なのに人が少ないところです。

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パン屋さん併設、アンティークの暖炉が印象的なおしゃれカフェ(平日16時ごろ)。もともと睡眠が必要な体質で、湘南に長く住んでいるからかのんびり体質のわたしですが、ベルリン生活が9ヶ月目を目前にのんびり体質に拍車がかかっています。

滞在先での交通費を節約!ハンブルクでレンタサイクルStadRADを使ってみた

またまた日本から友人が来てくれたので、ショートトリップに出かけてきました!

すでに旅行記を書いたスイス、ポツダム以外にも、さまざまな都市に訪れているので、ドイツの長い秋冬を楽しく過ごすため&自分の記憶のためにもちょこちょこ更新していこうと思います。ちなみにただどこに行っただけでなく、テーマ別で書いていく予定です。

 

さて、その第一弾のハンブルク

その前になぜハンブルクかというと、ベルリンから近いというのはもちろんですが、大の魚・魚介好きのわたしがそろそろまじで魚恋しくなってきたので、新鮮な魚を食べたい!という気持ちに付き合ってもらいました。(友人に感謝!)

ハンブルクは、ドイツのNordseeに面したドイツ有数の港町です。今回のわたし(たち)のお目当は、毎日曜に開かれる「魚市場」(夏時間7〜9時半開催)!!


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右はうなぎです。もちろん蒲焼きではなく、燻製か生で売られていました。うなぎは夏に泳ぎに行った湖にもいたようなので感慨深いです。家の近くのロシア系のスーパーにも生魚は売っているのですが、やはり鮮度が違いますね。


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屋台でその場で揚げたもしくは揚げ直したフィッシュ&チップスや、魚の詰め合わせの串焼き、フィッシュサンドなどが売っています。フィッシュサンドは、有名な鯖のマリネとすり身のコロッケを食べてみました!ですが、やはり揚げたての魚のアソートがおいしかった‥売っているおじさんのおススメのガーリックソースとぴったりです。

 

日本の築地市場よろしく、叩き売りのようなパフォーマンスもあります。野菜・果物、魚、お菓子でやっていたのですが、10ユーロくらいでバスケットやビニール袋にどんどん食材をいれていきます。入れるときに「Dabai!(ダバイ! 日本語訳:これも!)Dabai!」「Nur 10Euro!(たったの10ユーロだよ!)」とおじさんが叫びながら、コミカルに売りさばいていきます。叩き売りはトラックの中でやっていることが多いのですが、トラックの壁をどんどん叩きながら、商品を袋に投げ入れていきます。とっても陽気!見ていて飽きません。お菓子のおじさんは「おっと、手が滑ったよ!」と言って、周りを囲んでいる見物客たちに投げてあげていました。わたしも取りたかったのに、身長180㎝くらいのおじさんにとられました。悔しい‥

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さて、本題。

ハンブルクはベルリン比、観光規模は1/4程度(体感)です。ハンブルク中心駅から一駅のホステルに泊まっていたのですが、そんなに小さいならということで、中心地から少し離れている魚市場以外は、レンタサイクル(StadRAD)を使ってみることに。

 

  • StadRAD概要

登録費:年間5€ ※1アカウントの登録で2台まで一回に借りれます。

料金:30分間は無料!30秒を超えるごとに8セントの課金。

使い方はとってもシンプル。登録後、主要駅やバス停に置いてある自転車乗り場に行って、借ります。そして、30分以内に市内のいたるところにある乗り場に返すだけです!

登録:StadtRAD Hamburgもしくは各アプリサイトで「StadRAD Hamburg」で検索

 

詳しくはこちらを参考にしました。

【ハンブルク観光】自転車で便利に安く移動しよう!ハンブルクのレンタル自転車サービス「StadtRAD」について - ドイツ人ストリートミュージシャンと結婚しました。

 

ただ、このブログと2018年10月現在が違うところがすべてアプリかHVV(ハンブルグ市の公共交通機関の公式HP:基本ドイツ語)から登録しなければならないということ!めんどくs

登録すると、登録番号と簡易PWがメールで送られてくる+メールに書いてある電話番号に電話して、登録した内容(名前、電話番号、生年月日、クレカ下4桁、メアド)を口頭で答えさせられ、登録完了!という謎の厳重セキュリティ。めんどくs

引き落としはクレカでやります、という旨が1週間以内にメールで送られてきます。(ドイツ語)

 

ちなみに友人が登録した時は、なぜかメールが送られて来ず、お客様センターに電話して再送してもらうも届かず、再度電話し登録を抹消してもらいました。土曜日に登録したから、なかなか係りの人が出なくて、正直時間かかりました!でもまさかの24時間対応。

 

とはいえ、アプリと登録の電話は英語対応OKなので、ぜひトライして欲しいです。ハンブルクの公共交通機関1回券は1.6ユーロ(1時間有効)(ちなみにベルリンは2.8ユーロ、2時間有効)。ふたりで利用するとますますお得です。

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自転車は赤です。

 

そもそもなぜレンタサイクルをハンブルクでやってみよう!ということになったかというと、友人はY市職員をやっており、職員用の自転車やY市のレンタサイクルを使ってその便利さを知ったということ。ベルリンにはないの?と聞かれたのですが、私は1日10〜12€のものしか知りません。それなら公共交通機関の1日券7€の方がお得だし遠くまでカバーしているし、ハンブルクはベルリンより狭そうだからそっちで使ってみよう!となったのでした。

結果、大正解!特にドイツのようにほぼ平面で、自転車専用レーンがある都市はうってつけですね。旅行でかかる固定費、無理なく賢く楽しく節約できたらいいですね。

 

これまでの旅行とそのブログテーマ(個人的備忘)

・4月 ハンガリー/ブダペスト  ブダペスト市公式HPとブダペストカード

・6月 ベルギー/アントワープブリュッセル・ゲント (未定)

・6月 ドイツ/マグデブルク 「ヨーロッパ最古の」がつく街の魅力

・6月 オーストリア/ザルツブルグハルシュタット・ウィーン 鉄道事前予約の鉄則とザルツブルグカード

・6月 クロアチア/ドブロブニク (未定)

・6月 フィンランド/ヘルシンキエストニア/タリン(未定)

・8月 ドイツ/ドレスデンチェコ/プラハ 食堂車のススメ

・9月 スペイン/マドリード・トレド HipHopバスとは?

ドイツで仕事探し!〜合同企業説明会に行くの巻

10月でドイツワーホリ8ヶ月目に入りました!あと半年切ってるのね‥早い、ような毎日しっかり過ぎているような。そういえば、社会人になってから毎日がきちんとすぎるようになってきました。20代なんてあっという間だよ、とよく言われてきましたが、わたしにとっては10代も20代も毎日・毎年が着々と過ぎていったように思います。

 

さてさて!友達もできて、学校も行くようになり、夏の旅行三昧も終了し、、、わたしが世界で一番嫌いな「求職」活動にチャレンジしてみることにしました。

働くことはとってもすきなのですが、こと「求職」になると‥ほんとうにシンプルにすきではないです。とはいえ、海外で、求職活動をするなんてめずらしおもろ体験☆とポジティブに行ってみましょう!ダメ元だし〜

それに、働いている多国籍友達によると、「運とコネ」だとよく聞きます。とにかくコネがないとダメで、コネがあれば、「え?!友達の奥さんじゃん!しかもコロンビア出身でスペイン語話せるの?うちの嫁もラテン系のスペイン語なんだよ〜面接なんて固いことなしなし!採用〜!!」ってなるらしい(実話)ので、馬鹿正直にやってるのがほんとうにバカみたいになりますね。

 

というわけで、どうやら10月に2つジョブメッセがあるので、まずは月初のものに行ってみました。事前にドイツ人の働いている友達に「今度ジョブメッセ行くの〜緊張ー!」と話したら、「うーん、行く価値はあるけど、わたしはジョブメッセでいい情報を見つけられたことはないな」と笑顔で言われました。正直なドイツ人、すきです。

 

今回のジョブメッセは、メルセデスベンツショールームで行われました。わたし御用達のU2Ernst-Lauter-Platzから向かいます。

ベルリン工科大学を横目に行くと、看板がありました。


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ベルリンにはメルセデスベンツアリーナもあり、ベンツはドイツのトヨタ的存在なんだなぁと思います。ショールームは車は吊るしてあるわ、水は流れているわ、バブリーな感じでした。


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日本と同じく官民含めていろんな企業がブースを出しているのですが、日本と違うところは呼び込みが一切ないです。そして、入り口に貼ってあるこの張り紙。


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どんな企業が出展しているのかだけでなく、

・オープンポジションがある職種別
・オープンポジションの種類別(フルタイム、インターン、学生などなど)

に書いてあります。例えば、わたしは「広報」を専門にしているので、広報職を募集してある企業を探せばよい=全ての会社に「広報って募集してますか?」と聞かなくてよいのです。うーん徹底した効率化。広報を募集していて、インターンを含めたどのポジションでもよいので話を聞きに行こうと思っていました。

広報は、広報部門に入っていることもあれば、マーケティング部門に入っていることもあるのですが、今回の出展企業は全て広報は広報部門での募集でしたね。。。ひとつひとつが勉強。

あとは、日本の合同企業説明会おなじく人事部や人材会社によるセミナーもやっていました。

 

広報職を募集しているのは、1企業しかなかったので、早速アタックです。ちなみに、ここまでの表記・スタッフ会話は全てドイツ語です。

 

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広報を募集している企業は2階にありました。ちなみに、ドイツの国土は日本とほぼ同じですが、山がほぼなく平坦なので土地をたくさん使えるっていいね、って思います。

 

わたし「こんにちはー あの、わたし広報やってたんですけど、広報って募集してますよね?」(以下、英語)

社員さん「えーっと、、、ドイツ語よく話せる?」

わたし「よくは話せないっす」

社員さん「んーそれはちょいムズだわ」

わたし「ですよねぇ(苦笑)ありがとうございましたぁ」

 

〜完〜

 

というわけで、滞在時間30分で終了しました!!!(涙)
このためにCVもちゃんと持参したのに‥

合同企業説明会は新卒の時にしか行っていなかったので、それとの比較しかできないのですが、効率化を推しすすめまくったイベントだったかと思います。みんな絶対就職しなくちゃ!という悲壮感はなく、いいポジションがあればよいなぁという感じで来ています。デートらしきものや、子供連れも多く見ました。土日の開催なので、もちろん参加者は全員ラフな格好。来週にももう一つあるので、そちらもまた社会科見学の気持ちで行ってみようと思います。

 

ちなみに、スタートアップで働いているブラジル人の友人の旦那に相談したところ、「広報?スタートアップにCV送りつけなよ〜きっとあるよぉ」と笑顔で言われました。求職時には常にラテン系の性格になりたいです。

 


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家の最寄りの宮殿の公園がすっかり秋模様になっていました。なぜか羊が放し飼いに。

お金をかけずに人生を楽しむ方法が溢れるベルリン

ケチと言われるドイツ人ですが、お金を出すときはちゃんと出します。お金を出す時=旅行・居住・人と何かをする時(食事など)というイメージですね。が、確かにお財布からお金を出すときには長〜〜く検討します。スーパーや薬局で買う時も悩む悩む。もっと安いものが、もっといいものが見つかるのでは、と多くの人がフリマやセカンドハンドショップを利用しています。

かくいうわたしも、日本にいたときからリサイクルショップがだいすき。渋谷や原宿にあるような、「なんでこれがウン万円も?」と思うような店ではなく、近所のおばあちゃんがひっそりやっているような小さなお店が好みです。シルク商品をはじめとした意外な掘り出しものがあるし、なによりも目が肥えます。

最近、家の近くにリサイクルショップやビンテージショップを見つけてほくほくです。

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シャルロッテンブルクすきだなあ

 

さて、そんな「ケチ」なドイツにある、お金をかけずに楽しむことを集めてみました。日本で貯金をしていたときも「1日に一銭も使わない日」というのをよく設けていたのですが、ドイツではもっと「楽しく」「バラエティ豊かに」できています!(わたしは基本的に浪費家なので。笑)

 

マウアーパークのフリマが有名ですが、わたしは地域密着型のこじんまりしたフリマをおすすめします。

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チラシでの告知が基本。お店の中ではなく集合住宅の玄関に貼ってありがちなのがおもしろい。セカンドハンドショップの出店もありますが、多くは個人が出しているようです。どのくらい人集まるのかな〜と思って行ったら‥

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大盛況〜!かつ、地域柄マウアーパークに出品されているものより、質が良いように感じました。やりとりはもちろんドイツ語で。

今回初めてフリマでものを購入してみました。悩んだ末に買ったノイケルン発のブランドセーターが、なんと3€!決め手は、寒いドイツに暮らしているドイツ人売り子のおばちゃんの一言「これ、あったかいのよ」

一度買おうと思ったんですが、保留にし(保留にした時に「えっなんで?」と心底不思議そうに言われた)、やっぱり欲しくて戻って買いました。売っていたおばちゃんが「4€よ」というので、「えっさっき3€って言ってましたが…?」と言ったら、「あら、忘れちゃってたわ!!ごめんなさいね〜」とのこと。このゆるさがフリマならではですね。

 

  • セカンドハンドショップ

洋服は激安0.5€、食器も0.5€くらいから出ています。状態をよく確認して購入します。

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今狙ってるポット、たしか2.5€…かわいい。

 

あのベルリンフィルでコンサートが無料で聴けるとあれば人が集まる集まる!スケジュールはこちらで確認できます。

https://www.berliner-philharmoniker.de/en/concerts/calendar/

初回なので開始1時間前に行ったら、すでに人がたくさんいました。7割が還暦後のご夫婦ですが、観光客もちらほら。

ちなみに、日本みたいに開演前に並んだりはしないようです。何時から扉が開いているかは不明ですが、どんどん中に入れてくれます。コンサートホールの中ではなく、ランチコンサートは玄関ホールでやります。そのため、椅子は障害者や高齢の方を優先、他の人は床や階段に座ります。開演前1時間弱+公演45分は硬い床に座りっぱなしなので、次回からは座布団を持っていこうと思いました。


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左:公演前  右:公演後

 

どうやら、今回はベルリンフィルは場所を貸しているだけで公演自体は若手団体の子達でした。ピアノの子がうまかったです〜!何にしても、生音を無料で聴けるなんて最高に贅沢ですよね。でもこうやって間口を広げて、本公演に集客する流れなのでしょう。なんといってもベルリンフィルはビックネームじゃなければ末席は20€台なのです!ランチを我慢してでも行っておかないと!笑

来週はベルリンフィル×ジャズなので、こちらもとーっても楽しみ!

 

ランチコンサートが終わったら、隣のTiergartenでのんびり家から持って来たサンドイッチを食べました。週末から本当に秋になるみたいなので、最後のあがきです。。。のんびり寝っ転がっていると、あぁ、こうやって風が流れるのを気持ちいいと思える幸せを生きている間に感じられるだけでもドイツにきた甲斐があったと思えます。でもぼーっとしていると上から巨大どんぐりが落ちてくるので注意です笑


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左:ほんとうに気持ちがいい  右:秋だなあ

 

以前にもベルリンオペラの月1ジャズモーニング(エントリー無料)や、各美術館の無料時間帯や日付の紹介をしましたが、他にもベルリンで屈指のジャズバー A-Trainも無料セッションを週一でやっているようです(ただ24時〜だからちょっとひとりだと、、、)。今後も引き続き、「お金をかけなくて楽しめる」を探していこうと思います。

約8年続けたtwitterをやめたらストレスが減った話

やめたきっかけは、わたしの同居人のYouTubeの動画に出たことです。わたしの同居人はある界隈ではちょっと有名?なYouTuberでもあり、ふたりの日常を不定期で投稿しています。ちなみに、部屋の賃貸契約をした時は、そんなことやってるなんて全然知らなかったです。

その中で、同居人の誕生日やわたしの誕生日の様子がちょくちょく登場していました。もちろん、わたしは彼らがYouTubeに動画をあげていることを知っていたけれど、すきなことをすきにやればええ。と思っているので、特にコメントはないです。

が、人間の興味心というのは不思議なもので、ある日「そういえばふたりは日本人も多くファンにいるって言ってたけど、どんな感じなんかな」と思い、Twitterで検索してしまったんです。あるかな、と思っていたのですが案の定ありました

  • あの女誰
  • えっまさか一緒に住んでるんじゃないよね?
  • もう出てきて欲しくないんだけど、てか結構年取ってるのにドイツで何やってるの?

 

なるほどなるほど。こちらとしては、やりたくて、ずっと貯めてきた貯金をはたいて夢だった自由気ままな海外生活をしているのですが、それに対して負の意見を言われるとちゃんと傷つきます。

多種多様な苦労や努力、そして家族友人の応援があって掴み取ったわたしの生活、「やりたいならやってみれば?^^」と本人達に言いたくなってしまう。。。

話はそれますが、「留学なしでどうやってその英語力を?」ともよく聞かれます。「すきだから!」と答えてますが、もちろん努力が大前提。中1で英語に触れた瞬間から自分の発音を録音していかに近づけるか、多聴多読はもとより、日本にいても英語と触れる機会をいかにして増やすかを考えなかった時はないです。底なし語学沼です。

わたしが好きな芸能人が言っていた「人間の妬み嫉みという感情を消せたらいいのに」、という気持ちがよおおくわかりました。笑 芸能人っていっつもこういう負の気持ちも周りから感じて生きているんだろうか‥芸能人じゃなくてよかった‥‥

 

これを機にすっぱりtwitterのアプリをアンインストール。そして数ヶ月経ちました。ときどきよくできたことやそれこそ自慢したいことをつぶやきたいかも!と思うこともあるのですが、人間は慣れの生き物なので、そういった「場」がないことに慣れました。むしろ、そういうことは日記に書けばいいのです。すごくストレスフリー。

 

そもそも、twitterを始めたきっかけはわたしの元趣味の情報を集めたかったからだったのですが、後半5年くらいは惰性になっていました。それに、日本のtwitter内にある「日本は〇〇だからだめだ」「日本はだからだめ」というネガティブな意見や、「そんなダメな日本だから、アメリカ・カナダ・オーストラリアなどなどに移住したわたしどう?すごいでしょ?」の自慢を見つづけることに飽き飽きしていていました。知らんがな、です。

 

旅行中に母が「人間60歳になるとね、みんな同じなのよ。ほら、外見も男なんだか女なんだかよくわからないし、だいたい太ってるじゃない?若いときに歯食いしばって我慢してきたからって、60歳になって全部解放されるわけじゃないの。だからすきなことを自分で選択して、思いっきり生きていることを楽しみなさい」と言っていたことが沁みます。

 

少なくともわたしの周りの友人(もちろん国籍年齢問わず)は、不特定多数の他人のネガティブな意見が入らないようにして楽しく生きています。自分の生活や癖、習慣から何がストレスかを観察して、ストレスシューティングする癖をつけたい今日この頃です。

 


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母親の乗り換えおよび6年ぶりの友人を訪ねに行ったミュンヘンのイングリッシュガーデンより

 

Appleの新商品記者発表〜ブランディングにおける企業文化の醸成と惰性〜

同居人がAppleファンなので、誘われて初めてAppleの新商品発表会をオンタイムで見ました。
英語もシンプルでわかりやすく、巷で「プレゼンの教科書」とも言われているAppleのプレゼン。今までフル見ていなかったというのも、元広報としてお恥ずかしい限りです。

が、同時にこれは社内は相当苦しいのでは?と思ったので、独断と偏見+数字的根拠ゼロで語ってみます。また、広報時代には見ることができなかったユーザー(ファン)(同居人)のリアルタイムの反応が見れたこともかなり勉強になりました。

 

2018年9月12日(水)グリニリッジ時間18時。
もはや「定番」となったAppleの商品発表会が始まりました。「定番」になってしまったというところで、Appleの広報・ブランディング部門は、この記者会見を文化として続けていくか、惰性とみなしてやり方を変えるもしくはやめるかの判断の瀬戸際にきていると思います。
間違いなく、Appleは世界でもっとも有名な会社のひとつで、ブランディングも一流(のはず)です。ですが同時に、わたしが前職で関わっていた記者・ブロガー・Tech geekのひとたちが「Appleの商品会見は、一変通しで何も生まれない」とこぼしていたことが頭をかすめます。もちろん、発表内容がある程度の話題やこれからの業界の指標にはなりますが、ブランディング向上という目的でのAppleの記者会見は、スティーブ・ジョブズiPhone発表が明らかに頂点だったと思います。

 

 

前職広報で2年半、1年間に30〜50メディアを集める新商品記者発表を年2回やってきました(タレント抜き)。広報系の書籍にも載っているのですが、通常新商品にまつわる記者会見は約2ヶ月前から準備を始めます。ざっくりとした理想の順序は以下の通り。

 

  • 2ヶ月前:実施日決定のための他社情報探り開始、社内ネタ探し、会場当たり、ムービー構成検討(これはかなり遅い、というかプロダクトのマーケがやってくれ案件)
  • 〜1ヶ月前:ネタ決定〜スクリプト構成始め、親子会社・関係会社への出演含めたネゴ開始、メディアへの当たり開始、ムービー撮影開始
  • 2週間前:プレスリリース着手開始、会場備品レイアウト詰め、スクリプト詰め
  • 1週間前〜当日:デモ設定、全ての書類詰め、社内共有、リハ

 

うーん懐かしい。正直、学祭みたいなもので、1週間前くらいから異常なアドレナリンが出るんですよね。だから、今回プレゼンターが興奮していたのはよくわかります。あぁ、広報やりたいなあ。

話は少し逸れますが、プレゼンターの興奮も内容が観客に伝わっっていないと内輪向けなのかと興ざめさせてしまう要素のひとつとなります。かといってクールすぎても重苦しい雰囲気になってしまいます。あくまで、いくら先進的なもので自信があっても、ユーザーに正しく届けることが大前提なのです。

 

わたしは全ての実務をこなすなかで、記者発表会のネタになってしまったプロダクトやサービスの人たちの「余計な仕事に巻き込みやがって‥‥」という静かな怒りを毎回感じていました。デザイナー始め実際にサービスを作っている社員は、普段やらなくていいような記者対応の練習などが増え、負荷が大きくなります。さらに、普段ならサービスに大きく口を出してこないような幹部たちのuser orientedではない要望に応えなくてはいけなかったり。でも、Appleのような会社ではuser orientedではない幹部なんてきっといないのかも。

ただ、この記者発表のネタになることは悪いことだけでなく、自分たちのプロダクトが外から見てどのような価値があるのかもわかるし、時流に乗っていることが分かるので、社内のブランディング向上にも寄与していると言えます。

 

以下、今回の発表をふまえての個人的な疑問2点です。

★ユーザーへの最大のメッセージ/メリットはなんなのかが不明瞭

今日の発表を1行でまとめたら、「Appleはこれからも公共性もあり、技術力が高く先進的な商品を発表します」です。‥いや、知ってるよ!っていう。

SWCなど欧米で多く行われているTechイベントにも各部門のマネージャーなどが登場していますが、その人たちが各技術の話をするのでも同じメッセージは伝えられるでしょう。

要は2時間にいろいろ詰め込みすぎなのです。人間が集中できる時間は70分程度と言われています。そして覚えられることはせいぜい3つ。新商品発表会なら、そして消費者向けにするなら、どうやったら楽しいのか、もっと機能面に寄せることができます。

ただ、ここでいう「消費者」の定義が大変曖昧です。世界中に配信することで、わたしの同居人のような1ユーザーから、現地の記者まであまねく範囲の人間に何かしらの「NEW」な情報を与えなければなりません。

そのため、各商品の機能面や技術面で、それぞれ「NEW」を持ち寄るしかありません。すると、個々をもっと詳細に見たらすごく新しいことも、発表のなかでどんどん流されて過ぎていってしまう。
その「NEWを」シンプルに、わかりやすく伝えるために、プログラマーやデザイナー、プロモ担当、広報がどんなにがんばったことか。シンプルにしたものもたくさん寄せ集めたら、ただの質の高い寄せ集め。聴衆は何一つ覚えてないんです。なんてもったいないんでしょう!!!そのネタ、ひとつでいいからうちの会社にください!!!

例えば、DSDS(デュアルシム)はファーウェイなど格安端末にすでに搭載されているとはいえ、Apple製品には初なので個人的にはかなり魅力的。リアルタイムに処理ができる機械学習が搭載されていることもいかにAppleがAIに力を入れているかの証拠。リサイクルシステムも大して会場から反応はありませんでしたが、世界的リーディングカンパニーのひとつとしてきちんと人類存続の仕事をしつつそれでいてuser orientedな取り組みです。いくつでも記事が書けそうなネタがたくさん‥なのに!だからこそ、「本当に使っている1ユーザーへの明確なメッセージが伝わりにくい」構造になっていると思います。

 

 

ブランディング面から、なぜ新商品発表をあの形にキープしようとしているのか、明確な目的が見えない。

Appleのイメージは長年培ってきた「先進的、クール、デザインと機能が優れている」に加えて、昨今は「もう完璧に新しいものは生まれないのでは、高価だ」というネガティブなイメージが付いているように思います。
Appleの新商品発表会と聞くと、完璧に新しいもの=初代iPhoneのようなもの、と期待値が上がってしまうのです。いくらAppleとはいえ、初代iPhone発表みたいなこと毎回できるわけがないです。Appleファンのわたしの同居人もそれは重々承知の上。それでも、前回も今回も朝から楽しみに待っていました。が、やっぱり期待を裏切られてしまう。

前述のように、もちろんよく見ていると数え切れないほど沢山のNEWがあります。なのに、多すぎて見つけられない&忘れてしまうから「今回も驚くような何も新しいことはなかった」という感想になってしまう。

それなら、リアルユーザー、Tech geek、経済記者、Public sectorなどターゲットを区切り、もっと深掘りした内容をそれぞれに伝えることで、「やっぱりAppleは先進的で、クールで、デザインも機能も最高。いつも新しいものをつくっているリーディングカンパニーで、だから高くても買いたい!」と思わせる努力にシフトチェンジした方が良いと思います。これ、めちゃくちゃ「言うは易し」ですが。

ですが、ポジティブで統一したイメージやメッセージを、どの側面からも伝えることができたらブランディングとして最高に理想だと思います。

 

突然ですが、わたしだったらこうするぞ「Appleの新商品発表」

・全世界同時配信の共通中継:企業トップの商品にかける想い(ユーモアも必須)
・(同日時ネット上で)各商品のプロモV公開:今回会場で流したものと同様(プレゼンのサマライズ版と単純な商品プロモ)※そもそも、プレゼンのサマライズVっているんですかね?

・(同日時ネット上で)デモ版公開、デベロッパーとのチャット
・(同日時本社会場で)経営、技術、機能それぞれのプレゼン。ただし、製品ごとではなく、「AI」「カメラ」「VR」など機能ごとで。

 

わたしは初代iPhoneから使いつつも、Appleファンではないのですが、トップ企業のプレゼンをオンタイムでみてすっごく勉強になりました。個人的に一番興味を持ったのは、プレゼン内に見えたマーケット&ターゲットチェンジです。先進国のほとんどが高齢化社会になっていく今後、その社会をどう維持し、かつその中でどのように稼いでいくかは各企業共通の命題といえます。

そして、Appleがこれまでの「先進的で、クールで、デザインも機能も最高」という消費者向けのイメージを持ちつつ、「アメリカの高齢化社会におけるセルフヘルスケア市場への挑戦」というテーマでマーケットシフトをしているのではと感じました。これだけ世界中にユーザーがいる巨大企業ですから、次のステージは社会インフラ化です。いまあるイメージのままに、ヘルスケア関連もとい公共問題を解決(というかそこから儲ける)ことに挑戦しようとしているのか‥‥‥Appleのリリースか、経済系の記事書いている人探してみようかな。

 

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難しい話だったので、最後に。近所の幼稚園、その名も「じゃがいも王国」。いや‥いくらドイツ人じゃがいもすきだからってここまでくるとほんと‥‥‥。

海外生活と生理用品

両親が来ているので、電車でプラハに行ってきました〜!メインの仕掛け時計は工事中でしたが、プラハはとっても絵になる街でした。とっても適当に撮っているのにこの美しさ!ただし人酔い注意。


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左:有名な橋  右:ミュシャのステンドグラスがあるヴィート大聖堂

わたしのヨーロッパへの憧れ、もとい、わたしの中のヨーロッパの概念は、どうやらハプスブルグ家の息がかかった建築や文化を表しているようです。あぁ〜ヨーロッパらしいなぁとおもった都市はどこもハプスブルグ家の統治が過去にあった場所でした(ドイツは除く)

 

さて、長期海外生活をしていてもやってくる生理。15年くらい前にハワイに行った時、生理がかち合ってしまい、しかもハワイで買った生理用品がごわごわの和紙みたいだったことや、2年前にイギリスで買ったBIOの生理用品もイマイチだったことから、海外の生理用品に信頼を置いていない私。ですが!ドイツは!というかdmは違う!!dmについては、過去の投稿でも触れていますが、dmはまじでなんでもあります。ドイツに来てすぐの時に、長く住んでいる日本人から「dmとROSSMANは2日に1回は行くわ〜」と言ってて、日本でもそんなドラッグストア行かないわと思ったのですが、今ならわかる!その気持ち、です笑

 

ベルリンで売っている生理用品でわたしのお気に入りは断然こちら。Jessaシリーズです。dmのオリジナルブランドです。(イギリス在住の友達も絶賛!)

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こちらは「羽あり、普通の量、無香料、持ち歩き用」です。32こ入りで2ユーロくらいだった気が(曖昧)

 

ん?持ち歩き用?生理用ナプキンって全部持ち歩き用じゃないの?と思った方。大正解です。ドイツには持ち歩き用じゃないいわゆる「家用」があるようなのです!それがこちら。

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こちらは「羽なし、普通の量、無香料、家用」です。アロエベラと書いてあるように、しっとりしていてとても気持ちいいのです。しかも20枚入りで1ユーロ台。安い!しかも環境にいい!

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中身はこんなかんじ。普通に32個入りのを買おうと思って、安かったからこっち!と思って買った時はびっくりしました、、、どないなってんねん‥と‥

でもこれで女子トイレにビニールだけが置いてあるのも納得です。ビニールがないから、つつんで捨てるようだったのね(気持ち悪い時用の袋だと思っていました)旅行では日本からナプキンを持って来てしまうので、長期滞在でナプキン事情を知ったのはドイツが初めてだったのですが、他の国はどうなんだろう。

 

家用を持ち歩くための缶もあります。ペンケースサイズ。

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中はこんなかんじです。

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あれ?すでにおりもの用のが入っていました。上記の家用のを入れてみると

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折らないと入らない‥おかしいな、、、ひとつしかサイズなかったのですが、、、

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無理やり2つ入れてみました。入るから良かった。かわいい入れ物なのも気に入っています。

ところで初潮が来てから本当に本当にほんとう〜〜〜に不定期だった生理がベルリンに来てから、だんだんと定期的になってきました。

日本では家では布ナプキンをしていたのですが、ゲイカップルとルームシェアなのでベルリンでは普通のを使っています。

 

おまけ

プラハでも生理用品を買ってみました。普通に薄くて、普通に良かった!わたしは量が少ない方なので、十分でした。


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左:日本っぽいパッケージ  右:わかりにくいiPhoneSEとの厚さの比較。