憧れの地に住む!

ドイツ・ベルリンでのワーホリライフについて

海外で暮らすことを実感する瞬間「薬局と病院」(前編)

ご無沙汰しています!(再)7月9日〜20日の12日間、最も物価が高い国の1つ!スイスを旅行してきました〜〜 誰が呼んだか「自然のディズニーランド」スイス、そのスイスをめいいっぱい楽しむために欠かせないスイスレールパスの実態も書きたいのですが、今回のスイス旅行中から現在進行形で起こっているわたしの肌荒れと「薬局と病院」についてレポートしたいと思います!

 

このブログのタイトルのとおり、「憧れの地に住む!」には楽しいことがいっぱいあります。新しい土地、新しいスーパー、新しい友達、新しい言語、新しい食べ物。。。そしてその基盤となるのが、「健康管理」!ブログの中でも風邪やら結膜炎やら紹介してきましたが、今回は「病院」編でございます。

 

起;ヘルペスと日焼け(スイス旅行中)

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今回の投稿は汚い肌荒れの話なので、お口直しに美しいマッターホルンの写真を貼ってみました。

美しいスイス旅行の初日、わたしは人生初の唇のヘルペスにかかっていました。また、スイス旅行前に体力温存のために、3日くらい10時間睡眠+メガネ生活をしていたら、眼鏡の留め具の部分が赤くなっていました。内心「なんで今やねん‥」と思いながら、最初はヘルペスだとわかっていなかったので、ドイツから持ってきていたベビークリームほ保湿剤として塗りまくっていました。スイス旅行前に泊まりにきていた友だちから推察するに、わたしは生まれながらの乾燥肌+ヨーロッパという年中乾燥している地域に住んでいるにもかかわらず、保湿剤の量が足りないことを自覚していたからです。

また、今回の旅行はtop of Europeと言われるユングフラウヨッホ(標高約4000m)に行ったり、その周辺を始めとした標高が高い山でのハイキングや、ツェルマット(標高約1500m)での滞在、そして(日陰争奪戦争に負けがちな)船での移動、街散策(ベルンやルツェンでは気温が33度でした!)など、紫外線をたくさん浴びる機会が多いです。そのため、以前ブログで紹介したSPF50の日焼け止めを何度も塗り直していました。なぜか、わたしは何を勘違いしたか、ファンデーションを持って行かなかったので、粉をこれでもか!というくらいはたいていました。なのに!!努力むなしく、めちゃくちゃ黒くなりました。。。

ヘルペスに関しては初めてなったので、どうして良いかわからず、どのサイトで読んだのか、「ヘルペスは石鹸でよく洗うとよい!」を信じ、最後の3日くらいはトイレに行くたびに洗っていました。また、保湿剤では治らない感じだったので、友人が持ってきていたオロナインも塗ることに。

前述の眼鏡ずれはオロナインで完治したものの、石鹸で口を洗っていたからか、ヘルペスは治らないし、口の周りがとても乾燥し、なんだったら体液が出てくる→固まる→柔らかい皮膚ができる→日焼けする→という悪循環が原因の弱り具合だったので、そこにもオロナインを。

ドイツに帰ったら、日程的にもゆっくりするし、紫外線を浴びないようにすれば大丈夫かな〜と思っていました。帰国便が昼だったので、その足で新しいシーツも購入し、交換もしました。

 

承;ドイツに帰ったら顔に赤みが&唇が腫れた→めっちゃかゆい

朝起きたら口周りの乾燥がひどく、なによりめちゃんこ痒くなっていました。写真は割愛します。これは‥と思い、帰国後すぐに買ったニベアの青缶で保湿するもかゆい!もちろん日本産の化粧水もかゆい!やばい!!!と思い、家から徒歩1分の薬局へ飛び込みました。この日は土曜日なので、重篤でない限り病院は閉まっているし、薬局も13時まででした。

そこで、今までの経緯を英語で説明(今までベルリンで3件ほど薬局に行きましたが、みなさん英語対応OKなので、積極的に使いたいと思います)。すると、

 


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ヘルペスの薬(右:中身)


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抗アレルギー剤 セチリジン (右:中身)
をくれました。合計で8€弱。さすが安い‥ セチリジンは、日本でもよく処方されるアレルギー全般に効くお薬ですね。ヘルペスに関しては、ほぼ治っていたこともあり、これをつけたら2日で治りました!スイスで薬局いけばよかったわ‥

シャワーを浴びたり、体温が上がるととにかくかきむしりたくなるほど痒かったので、寝る前にセチリジンを飲みます。90分後〜7時間くらいの継続するなので、寝ている間かかないためのものでしょう。さて、これで治るかな、、、、と思ったら!

 

転;瞼が腫れる+顔はまだかゆい

朝起きて自分の顔見てびっくりですよ。もともとよく言ったとしても奥二重なのですが、もはや能面の岡目さんのような感じ。しかも腫れている瞼は赤い。この日は日曜日だったので、大人しく自宅待機。肌荒れ+極度乾燥の様子は、すこーしずつだけど改善が見られるかな〜という感じですが、乾燥していたところがぼこぼこしていてなんか‥ちょっと‥皮膚科行きたいな、という感じ。

 

待望の月曜日、

また寝る前に薬を飲んだのでまたすこーし改善が見られます(もう体液は出ていない)。が、まぶた‥と思ったので、まぶたに口周りの炎症が移ったのかな?と思い、口周りの肌荒れの炎症を治すための保湿剤を買いたくて、同じ薬局に行きました。

同じ薬剤師さん「あらこんにちは!肌よくなったじゃない!」

わたし「そうなんですよ、おかげさまで‥でも今、目が腫れてて‥これって薬の副作用ですかね?それとも、皮膚の炎症が移ったんですかね?」

同じ薬剤師さん「そうね‥わからないわ‥目は痒くないのよね?でも目に入っちゃったらほんと大変よ?病院行ってないの?」

わたし「いや行きたいんですけど、ドイツは予約ないとダメじゃないですかぁ。だから通訳の人に今お願いしているんです」

同じ薬剤師さん「でも隣の人だったら多分予約なくてもいけるわ!ダメ元で行ってきなさいよ!」

ということで、初めての海外で英語で通院☆余儀なくされました。

 

保険に入っていたので、先払いではあるものの、すんなりと待合室に通されました。わたしの前には3人が待っていて、待っている間にもどんどん人が来ていたので、地域のかかりつけ医なのでしょう。

待合室まで先生(女医さんでした)が呼びにきてくれました。先生とはもちろん英語での会話です。

これまでの経緯を説明し、小さい時にアトピーだったことを話すと、体重に合わせてセチリジン の強めの薬を出すからとのこと。目の腫れはセチルヂンの副作用とのことでホッと肩をなでおろしたわたし。とにかく保湿したいので、「保湿のクリームをください!」とゴリ押しして、多分それ用の処方をしてくれました。初診料は約20€でした。

なによりも、家から徒歩1分のところに家庭医がいることが知れて嬉しかった!先生も「また何かあったら来てね!」と言ってくれたので、安心です。

 

ウキウキと処方箋を持ってまた薬局へ。出て来た薬はこの2つでした。

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フェニスティルジェル:散布用抗アレルギー剤

あれ…保湿剤ほしいゆうたやん…でもこれはまだよいのです。塗るのもほしかったし。問題はもう一つの薬です!

 

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プレドニゾロン 10mg

お母さんに相談したところ、母が膠原病のときに一番多量に使われたステロイド剤とのこと。しかもステロイド剤って長い時間をかけて0にしていくのに、いきなり10mg?!しかも1週間でやめていい?なんだか不安なので、飲んでないです。そもそも、セチルヂンの副作用で目が腫れてるのに(たしかに肌荒れへの効果はあったけど)、もっと強いのを出しちゃうとはこれいかに。。。

 

こんなこともあろうか(?)と、木曜日に通訳をつけての皮膚科も予約しているので、どうなったかは後編を乞うご期待です!!ドイツでセカンドオピニオンとはこれいかに!てゆーかはやく治りたい!

 

 

 

教訓☆

ネットの情報は読みすぎないようにする!
ヘルペスについては、薬をつけたらすぐ治るもののようです。。。民間療法ダメ、ゼッタイ。とはいえ、そのサイトが信用できるものなのかどうか、検索エンジン企業の元広報ですが、わかりません。。。ただ、アメリカ在住でアトピーの人のブログで「画像検索などしすぎない!気にしすぎない!」と書いてあったことは、骨身にしみてわかりました。

 

 

突然結膜炎になった間抜けな話

ある日起きたら、日本でもなったことがない結膜炎になっていました。笑

起きたら、白目がぶんよりと腫れていてとってもグロテスクな様子。(結膜炎の見かけがどんなものか興味がある人は、画像検索してみてください‥)目を閉じてもぶんよりとした白目が目の間から出ているような感覚でした。ただし痛みはない。

 

ありがとうGoogleと思いつつ検索すると、痛みがなければ基本的に結膜炎とのこと。まずは冷やして、「病院で」殺菌目薬をもらえばすぐよくなります、と書いてありました。

 

そう、「病院で」

なぜハーブティーや自然療法がドイツで有名なのかというと、よっぽどのことがない限り病院に行かないからです。もちろん(?)街中でマスクをしている人も見たことがないです。日本に比べて休みが取りやすいので、インフルエンザでも病院に行くことはないらしく何はともあれ自宅療法。例えば、前のルームメイトが気管支炎になった時も「抗生物質を処方してくれ」と言ったにもかかわらず、呼吸器用のアロマオイルが処方されたそうです(ルームメイトは時間をかけてですが、無事に完治しました)

 

病院に行くことになっても、基本的に予約が必要なドイツ。しかも1ヶ月後とかあるとのこと。しかもどの病院に行けばいいか分からん‥!なので、とにかくGoogleに書いてあったように、冷やしました。保冷剤もないので、冷えていた瓶のトマトソースで冷やします。重いです。

 

すると徐々に腫れが引いてきたので、薬局に行くことに。

結膜炎の英単語がわからなかったので、ウイルスを殺す目薬をください、と言いました。(ちなみに結膜炎はconjunctivitis、抗ウイルスはantivirusです)すると、

薬剤師さん「花粉症?アレルギー?あ、違うのね。抗ウイルスはね〜処方箋(prescription)がないと出せないのよ‥だけど、これも抗ウイルスだし、効くからこれを使ってダメだったらお医者さんに言ってね」とのこと。日本と同じく、処方箋がないと、殺菌目薬はもらえないのね‥それがこちらです。

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10€程度でした。ドイツ人の看護婦の友達にすぐ会う予定があったので、確認するとよい薬とのこと。これをつけながらコンタクトの使用をやめて5日程度で治りました‥よかった!!

 

これはわたしが完全に間抜けなのですが、
・遊び呆けてorめんどくさくてタンパク質不足になる→風邪をひくor夏バテになる
・果物を買わなくてビタミン不足になる→風邪をひくor夏バテになる

・コンタクトときちんと扱わない→結膜炎になる(NEW!)
ということがわかったので、「体が資本」をまた一段と心に刻みました。

 

海外にいるもしくは一人暮らしだと、具合が悪くなった時の不安感/結果としての不利益(医療費、食費のロスなど)が心にくるので、心身ともにご機嫌でいることが大事だとひしひしと思います!

 

最近ドイツで買ってよかったもの(ドラックストアdm、スーパーALDI)

ご無沙汰しています。5月後半から大学の友人が1ヶ月遊びにきており、ベルギー、ドイツはマグデブルクオーストリアクロアチアと豪遊していました!笑 4月のブダペスト旅行の内容もまだ書いてないけど、また良きタイミングで書いておこうと思います。

 

さて、今日は最近ドイツで買ってよかったものを紹介します。ワーホリ生活4ヶ月目も順調に終わろうとしている今、ようやくドイツの「住んでいるから見つけやすい、安くてよいもの」を見つけられるようになってきました。

 

  • ドラックストアdmでのおススメ

ドイツのドラックストアはdmとROSSMANの二大勢力で成り立っています。ドイツのマツキヨ的存在です。どちらもプライベートブランドを持っています。ドイツ在住生活が長い日本人の先輩曰く、「若い人はdm、年配はROSSMANというイメージ。でもROSSMANは不定期で20%割引をやるから、そのときにWELLEDAなど高めのものを買うのがおすすめ!」とのこと。両方足繁く通っていますが(ただ見るだけでも楽しい!)、わたしはdm派です。店内が明るいし、プライベートブランドの質がよい!あとBIO製品もたくさんありますね。

 

ベビーパウダー(2€くらい)

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ここ1週間ほどは「夏はどこへ?!」と思うくらい肌寒い日が続いているベルリン。(最高気温16度、最低気温12度くらい)ですが、5月中はめちゃくちゃ暑かったのです‥30度越えの日が多く、北国出身のルームメイトがぐったりするレベル。そしてアトピー肌体質のわたしは速攻で汗疹ができました。
かゆいかゆいと思っていたので、dmでベビーパウダーを購入。ökotestとは、定期的に各ジャンルをテストして承認している専門機関(詳しくはよくわからない)で、sehr gutは優秀の意味です。
使い心地はふつうのさらっとしているベビーパウダーです。汗疹はベビーパウダーをつけてから1週間以内できれいに治りました。赤ちゃんがいる友人へのお土産はこれかなぁ〜

 

・ベビークリーム(2€くらい)

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またベビー商品ですが、アトピーかつ乾燥肌なわたし。旅行中にクリームが枯渇したので100ミリ以下(機内持ち込みできる)で安いもの‥と思って買いました。これまたökotest認証!これがまたよい〜〜しっとりとしつつさっぱりとした使い心地で肌にすぐ吸収されます。もちろん顔から全身に使えます。もっと大きいサイズも欲しいな〜

 

 

  • スーパーALDIでのおススメ

SIMはALDISIMを使っているのですが、スーパーとしては近くにないので普段は使わないALDI。以前の記事にも登場した元MDのMartinaの家に遊びに行った時に、「オススメの日焼け止めない?」と聞いたら、「ALDIのがいいわよ!!」と鼻息荒く教えてくれました。善は急げということで、その足で買いに行くことに。

 

・日焼け止め(値段忘れましたが、5€以下)

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SPFは30/50+があり、量は50ミリ/150ミリ、肌タイプは乾燥/オイリーとあります。写真はSPF50+150ミリ乾燥肌用です。日本から持ってきた日焼け止めが終わったらWELEDDA(15€越え)のを買おうかなと思っていたのですが、Martinaのおすすめということなら!
使い心地はクリームタイプでこっくりしていますが、白浮きはなし。大容量なのでどんどん使えます。
Martina曰く、ドイツ国内で使える「codecheck」というアプリを使うと、バーコードをカメラで読み取るだけで添加物があるかなどを読み込んで、◯△×で判定してくれるとのこと。この商品は◯でした。

 

・日焼け後のローション(こちらも多分5€以下)

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白いさらっとした液体のローションです。気にならない程度でスッとします。

 

キャビア美容液(7〜8€)

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キャ、キャビア?!おもろしろい!と思って即購入。中身は黒いジェルです。これが肌にぐんぐん入り込んでいって乾燥肌にはぴったりです。同じシリーズでアイクリームもあります。美容液が8€(1000円前後)で買えるのはとてもありがたいし、楽しい!

 

また新しく安くてよい商品があったら紹介しまーす!

5月のポツダムでのワイン祭りと個人的お酒との冷戦終結

5月第1週の週末、ポツダム近郊のWerderという街でBaumblüten Festというお祭りに行ってきました。
139. Baumblütenfest - Werder/Havel vom 28.4 bis 06.5.2018 - Infos, Programm und Termine zum Volksfest

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ポツダムに行く時と同様、ベルリンの主要駅からEC(特急電車)に乗ります。Werder駅から徒歩で20分くらいで会場に到着しました。

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お祭りといえば、移動遊園地!とばかりに大きな遊園地がどどん。
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無料ステージが3つほどあり、この写真は1番おおきいもの。
ドイツは16歳からアルコール飲酒できるので、お客さんの大多数はティーンエイジャーでした。みんな1リットルのワイン🍷をラッパ飲みして、音楽と一緒に踊ったり歌ったりしています。お酒が飲めようが飲めまいが、みんなで野外でわいわいできるイベントがあると定期的にストレス発散できてすごくいいなと思いました。もちろん会場内は警察が警備しています。

このお祭りのメインは、フルーツワイン!桃、さくらんぼ、梨に始まり、ヨーロッパらしいエルダーフラワー、はたまたパッションフルーツまでさまざまな味のワインが売っています。個人商店が多く露店を出しており、もちろん試飲もできます。同じさくらんぼのワインでも、作る人によって全然味が違うのがおもしろいです。1ℓで大体6〜8€くらい。コップ一杯だと2〜3€でした。

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露店で買ったきのこの煮込みと(多分)チリコンカン。きのこの煮込みがめちゃくちゃおいしくて、きのこの季節の秋がますます楽しみです。

 

試飲をしたり、同行者が買ったワインをどんどん飲んでいて気づいたことがあります。わたし、お酒日本人水準で人並みに飲めるかも‥。

未だに自分で自分のことがよくわかっていないな、と思いました。わたしとお酒の出会いはは、3〜5歳くらいのときに出席した親戚の結婚式にさかのぼります。お水だと思った日本酒を一気飲みしたのに、全然平気だったとのこと。その話を両親から聞かされたり、若い時ほぼザルだった父とほぼ下戸の母を見て、「お酒飲めるかは半々の可能性だなぁ」と思っていました。そして、高校生の時に行ったロシアでウォッカを飲み、若干記憶を飛ばし笑、お酒飲み過ぎはよくないな!と思いました。

ここまではまだよかったのですが、大学に入り、体育会系のサークルに1年だけ在籍していたのでそのとき。「1女以外飲んでない人は飲め!」というプレッシャーや激しい飲み会・泥酔して人に迷惑をかけたり人が変わってしまった先輩を見て、トラウマが重なっていったんだと思います。

同じくらいの時期に、日本で女子大学生がお酒の席で事件があったこと、カシスオレンジを飲んで全身の血液が沸騰するくらい気持ち悪くなったこと(よく考えてみると何かのアレルギーだったのでは)、飲み会の会場から実家まで平均1時間電車に乗っている時に気持ち悪くなりたくない、わたしが人に迷惑をかける側になりたくない、酔っ払ったらだれも守ってくれないかもしれない、怖い!!!絶対酔ったらダメだ!という恐怖が心に長年のストッパーをかけていたのだと思います。

その恐怖感・トラウマがこのワイン祭りでなぜか解けました。帰りも同行者と一緒という安心感もあったのでしょうが、野外と周りの開放感となによりワインが美味しかった。これにつきるのではと思います。

ルームメイトがワインだいすきなので、お土産兼誕生日プレゼントに買って帰り、すぐ美味しくいただきました。あれ、おいしいぞ‥‥と思っているとあれよあれよと、ブラジル人友人のマルガリータやイタリア人オススメのギリシャワインなどがどんどんおいしく飲めるようになりました。

 

いろんな場面で「お酒が飲めたらどんなに楽しいだろう」と思ったことばかりだったので、不意の「お酒飲めるんだ」自己認識は20代の約10年間、お酒との冷戦状態だったわたしへの突然の終戦宣言となったわけです。思い込みって良くも悪くもすごい。

はえいえ、周りの子を見ていても20代半ばくらいまではまだゲームしながらお酒を飲んだりするので、一緒に飲みたいとはあまり思わないですが笑、自分のペースですきなものをすきなだけ自分を解放するために飲む、というのがとてもすきだなと思いました。下戸なのでバーはいけない、と思っていたのですが、これで行けるかも!笑

ただ、過信はしないように‥と。イタリア人ブラジル人お酒強いな、と思っていたのですが、いまのところ、スラブ系が強いこと強いこと。わたしは、ウォッカやワイン系が体質に合うようですが、ロシアウォッカは強くてやばいです。あと生理中と空腹時はダメ絶対ですね。

明後日からいよいよ30代。これからの自分とお酒との付き合い方が楽しみです。

 

用途別ベルリンの公園のススメ 〜「何もしない」の達人!ドイツ人の初夏の過ごし方〜

こんにちは!すっかり最高気温が20度以上の日が続いているベルリンです!わーい

そしてこのブログのアクセス数が合計1000を超えました!関心を持っていただきありがたいです。これからも私の備忘録兼自分なりの視点で更新していきます。

 

さて、ベルリン在住のドイツ人が口を揃えて「ベルリンのすきなところは、適度に都会なのに公園が多いところ!」と言うように、ベルリンには大小さまざまな公園があります。毎週日曜日にフリーマーケットやカラオケをやっているMauerpark、(多分)1番大きいTiergarten、かつては空港だったTempelhofといった有名どころはさておき、今回は用途別でベルリンの公園を紹介したいと思います。

 

公園で長時間過ごすのに欠かせないのが、ピクニックマット!10€前後でフライングタイガーや、Mr.Maxxに売っているので購入をオススメします。なぜなら、地面が思ったより冷たいので底冷えするから‥
また、ヨーロッパ人がキャミソールや水着でいても日本人は上着必須です。どぴんかんで晴れている日も、風が吹いたり、日陰になると鳥肌です。
あと日焼け止め(絶対SPF50)とサングラスも忘れずに!日差し強めです!!

 

バーベキューならここ! Volkspark Friedrichshain (Prenzlauerberg)

前回の投稿でバーベキューをしたのはこの公園です。Tram(路上電車)の駅でいうと、Paul-Heyse-Strasseからすぐのところに入口があります。

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牧歌的すぎる。透明のボールに入って、ぶつかり合う何かしらのスポーツを大人がしていますね。ほかにも日本ではダサすぎると思っていたがなぜかよく見かけるフリスビー、サッカー、バレーボールなどなどスポーツをしている人が多い印象。だたっ広いので、BBQによいですね。

Am Friedrichshainという道側には、Restaurant Schoenbrunnというオープンレストランがあります。晴れた日にテラス席で飲むビールは最強です。

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子供づれが多い絵になる公園です。

 

人の目を気にせずに昼寝がしたい!Rudolph-Wilde-Park(Schöneberg)

実際どの公園でも、昼寝してもいいし、何してもいいのですが笑、私が1番リラックスして昼寝できたのはこの公園でした。昼間の14時くらいに行ったのですが、どこからともなく平均30代前後の大人がフラッと現れて、昼寝する!そして1時間くらいで帰る!!オフィスが多いのかなぁ?なんとも自由な空間でした。

そして暑かったので、男女ともに脱ぐ脱ぐ。メンズは上裸、ガールズは下着もしくは水着を着ているのが多いですね。噂には聞いていましたが、10分もすると慣れるので人間とは不思議なものです。

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大きな噴水が印象的な公園。虹が出ていました🌈

 

お姫様気分になりたい!Schloss Charlottenburg (Charlottenburg)

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憧れの宮廷に住んでいる気分を味わえます!シュプレー川川に沿っているので、川沿いで語らうのもよし、宮殿の美術館に行くもよし、周りのカフェで一服するもよし、わたしの一番のお気に入りです(家から近い!)

 

都会の喧騒から離れて湖と自分を見つめたい!自然に少し帰りたい! Grunewaldsee(Grunewald)

ベルリンに来る前は東京で働いていた身からすると、ベルリンは人が少ないなと感じることもあるのですが、それでも住んでいるともっと人がいなくて落ち着いたところに行きたいと思うこともしばしば。

そんなときは、湖です。SバーンのGrunewaldから徒歩20〜30分。トイレはもちろんないので、駅で済ませておきましょう。また、駅にREWEというスーパーも入っているので食料も調達できる便利設定です。グーグルマップと野生の勘と、突然あったドイツ語の地図を見ながら頑張って湖を目指しましょう。

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ドイツ語習っててよかった!と思う瞬間です。地図とか標識とかはいっていいのか悪いのかわかるようになって嬉しい!

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舗装されている大きめの道を歩いていきます。東京にいる時、山梨や御嶽山などにハイキングにいった時を思い出します。めちゃくちゃマイナスイオン。森林局が近くにあるので職員さんらしき人にすれ違います。しばらくすると

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湖出現!

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スケール大。

ここに来るまではあまり人とすれ違わなかったのですが、湖の周りにはたくさんの、といっても30〜40人くらいの人が犬を連れて散歩してたり、ジョギングしたり本を読んだり、おしゃべりをしたり、昼寝していたり、ほかのベルリンの公園と同じことをしていました。
わたしも湖のほとりで本を読んでいたら、隣のおじさんが木のを棒を湖に投げて、犬がたのしそうに拾いに行きました。牧歌的です。ベルリンではリールにつながれていない犬が一般的なのですが、やはり大きな湖でのびのびと走っている犬はかなり楽しそうです。和やかに見ていたら、突然おじさんが脱ぎ始め、ザブザブと湖の中に‥この日の気温20度。水温、絶対寒いです。

 

それぞれの特色がある公園、これからも面白いものがあったら更新します!

心のこもった「気配り」「気遣い」とは?

今日は、各言語に明確な単語こそなけれど「気配り」や「気遣い」は、コミュニケーションにおいて世界共通だと思ったエピソードです。秘書補佐から広報という仕事をしていたし、「気遣い」力はあると思っていたのですが、わたしのレベルなんてへなちょこでした!

要約すると、コミュニケーションにおいて、どれだけ相手を見ているか、その結果(=行動)が気遣いだと思います。

 

何回か登場しているブラジル人リビアとその旦那、共通の友達のロシア人とその旦那とわたしの5人で先日バーベキューをしました。ブラジルでは鳥の心臓を食べるらしく、わたしもこわごわトライ。モチモチで美味しかったです!ベルリンではトルコ系スーパーによく売っています。

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晴れ渡っている‥!今年の4月は観測史上1の晴れと気温の高さだったそうです!!周りには何十組とBBQやバレーボールなどなど思い思いに楽しむ人たちが。

最初はリビアをカジュアルに誘っただけだったのですが、「旦那もいい?」「もちろん!」ということで、火起こし、肉の準備、焼きは全て旦那たちがやってくれました。なんだかんだで6時間くらいやってました。

その中で、リビアの旦那が日本のことについていろいろ聞いてくれるのです。労働環境はどうなのか、ゲーム業界について(任天堂についてすごく興味深々だった)、ゲーム業界のPRについてなどなど。日本でゲーム業界で働いていた友達がいるので、少しは知っててよかった!にこにこと共通の話題を見つけては盛り上げてくれます。
別の日に、リビアの誕生日会があった時、リビアは旦那さんと同じ会社で働く予定だったので、やはりきてくれる人は同僚+そのパートナーという面々。わたしはちょっと蚊帳の外だなぁと思いつつも、全然平気でみんなの話をにこにこ聞いたり、ネイティブの英語についていけないときはリビアと話したりしていました。

そしたら急にリビアの旦那が「ねぇ!ちょっと日本について聞きたいことがあるんだよね!新橋っていうところに面白い自動販売機があるんだって?」とわたしに話題を振ってくれました。新橋という場所が会社が集まっている東京のひとつのエリアであること、居酒屋の文化などなど、わたしに話す機会をくれて、気がついたらみんながわたしの顔を見て話を聞いてくれていました。
あぁ、「気遣って」くれたんだなぁと本当に嬉しくて。同時に「気遣わせてしまった」とも思ったのですが、そんなときは「2倍の気持ちでお礼を言う」を徹底しています。

 

  • ルームメイト兼大家のY

Yさんは若干21歳にして、家事を完璧にこなすスーパーボーイです。料理の腕は確かで(「君の料理を見ているのはほんとにおもしろいよ!ほんとミニマリストみたいだよね」とのコメントが‥すいません基本切って焼く、なんで‥。そしてYさんは砂糖をずっと摂っていないとのこと‥)、昼寝をしてたら「手作りクッキーが焼けたよ!味見して!」と声をかけてくれたり。
実は5月の入居時、Yさんの旦那の友人が1週間くらい泊まっていました。去年その友人達の部屋に泊まりに行ったから断れない、という理由でかなり長く泊まっていました。大体のことでは怒らないし、呆れないし、受け入れる態勢なわたしでも、彼らの部屋の汚し具合といびきと声の大きさには正直辟易していました。帰る日も決まってるんだか、決まってないんだかという感じで‥Yさんもほとほと困っている感じ。でもわたしもなにも言えないし‥
時が全てを解決するとはよく言ったもので、帰る日と言っていた日から4日後、ついに帰国。正直、ほっとしつつ、語学学校から帰ったらわたしの部屋の前に小さな紙袋が。中には、紅茶とグリーンティーフレイバーのボディーソープが!Yさんとその旦那からの「迷惑かけたよね」と小さなプレゼントだったのです!!!
「そんな!気を遣いすぎだよ〜」と言いつつも、喜んで受け取りました!紅茶を基本的に飲んでいるので、きっと選んで買ってきてくれたのです、、、なんて心遣い。
それから、3人でのルームシェアがやっと始まったのですが、作りすぎた料理を「食べる?」と言ってくれたり、「みんなで家で映画観ようよ!」と誘ってくれたり、「アジアスーパーいくから何かほしいものある?」と電話をくれたり‥‥すごくすごく気をかけてくれることがよぉくわかります。

わたしより9つも年下なのに、精神年齢、できること、頭の柔軟さ、語学力(5ヶ国語)の全てにおいて尊敬だし、たくさん学びたいなと思います。

実質、3人でのルームシェアは2週間めなのでまだ距離があるのは当たり前なのですが、これから少しずついろんな話をしていければいいなぁ。



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やっと部屋のシーツを新調!お客様用のメンズライクなのを使っていたので、かなり気分が明るく変わりました。日本にいた時とお金に対する考え方も変わってきた気がします。つられてだんだんお金の使い方もわかってくるといいんだけどなぁ。日本にいる時はジャニオタだったこともあり、欲しいものややりたいことが多かったのですが、今は家賃→食費→交際費→生活必要雑費→本や美術館など自己投資→もし余って本当にほしかったら‥という優先順位になってきました。

当然なことかもしれないけど、わたしにとってはとても大事な変化!

ベルリンから1時間で遊べるポツダム 3月:王道のサンスーシ宮殿

ベルリンに来て1ヶ月に1度はどこかに旅行しようと思って初めて行ったのがポツダムでした。

 

行き方とチケット

3月にブラジル人とメキシコ人のクラスメイトで女3人ポツダムに行って来ました。

ポツダムはベルリンの主要駅からREという特急電車に乗って約40分です。ポツダムはゾーンで分けるとCゾーンに属します。観光客やベルリンに住んでいる人たちは大体ABゾーンの乗り放題チケットを持っているので、BCゾーンに拡大するチケットを買う必要があります。片道1.6€で、REが止まる主要駅のDB(ドイツ国鉄)の窓口で買いましょう。機械でも買えるらしいのですが、頑張ってもよくわからなかったので窓口が手っ取り早いです。

 

大事なことがもう1つ!行く前にサンスーシ+チケットを買うことをオススメします。
ポツダムに着いたら、サンスーシ行きのバスに乗り、サンスーシ宮殿に1番近いバス停で降ります。降りたところに、案内所兼チケット売り場があるのですが、入場時間が決まっています!シーズンや曜日によりますが、大体1度に30人程度でしょうか。サンスーシ宮殿の敷地面積その庭園はかなり広いのですが、宮殿自体は広くなく、宮殿の中の部屋一つ一つが広くないため制限しているようです。
夏場はかなり混むらしいので、ネットで予約していくのが賢いと思います。ネットでの予約料金が+2€かかり、かつ印刷していかなければならないのがネックですが、、、

https://tokuhain.arukikata.co.jp/berlin/2014/08/post_94.html

 

外せないサンスーシ宮殿

ロココ形式の宮殿の様子(曇っている‥)

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サンスーシ宮殿を建てたフリードリヒ大王は、政治の才能があっただけでなく芸術の才能にも長けており、自身で曲を200曲くらい作曲もしています。そんな彼が夏の間、中のいい友達と、庭が続いているような感覚でリラックスできるように作ったこの宮殿。各部屋にテーマがあり、次の部屋に行く度に感心してしまうものです。日本語オーディオガイドがあるので、安心!(サンスーシ宮殿敷地内のほかのオーディガイドは日本語なかったと思います)

 

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リスの壁の装飾は(確か)狩りの部屋のものだったような。。。こだわりがすごい!そしてリアル。。。各部屋の壁紙もシルクで大変上品でした。なんでもフリードリヒ大王はロココ様式がだいすきで、シルクもドイツでつくりたい!となりマニュファクチュアの元になったそうです。

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展示の最後にはアンディーウォーホル作のフリードリヒ大王が。

外に出るとすっかり晴れていました!

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お腹が空いたので、宮殿の隣にあったレストランで昼食をとりました。宮殿エリアにはレストランはおろか、カフェも1、2軒?しかないので、食べ物をちゃんと持っていきましょう笑 駅近くでも買えますし、ポツダム会談を行ったところに行く途中の旧市街に飲食店街があるそうです。

 

昼食後、さて公園を通って新宮殿に行ってみよう(寒いけど)!となった私たち。そこで歩いていると見かけるこの箱。箱。そして箱。。。
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3人で口々になんだこれ、なんだこれ、と大盛り上がり!わたしがふと口にした「kinda mistery box...」がツボに入りしばし3人で大爆笑。歩いていると、たくさんの彫刻がまとめて置いてあるところがあり、どうやら冬で彫刻が痛むから他のところに置いているが、場所がわからなくなるから目印的に置いているのではという見解になりました。真実はわかりません、未だに!

 

サンスーシ宮殿から1番遠かった新宮殿

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さて、そうこうしているうちに新宮殿に到着。サンクトペテルブルクの宮殿を思い出す豪勢なものです。中の写真撮影にプラス5€かかったので写真はありませんが、メインの宮殿のように各部屋にテーマがあり、かつ大きな大理石でできたダンスホールがありました。大理石が重すぎて、踊れなかったそうですが、、、なぜ計算しなかったのか。。。
それより何より私たちが爆笑したのは、新宮殿の前にあった旧裁判所(写真手前)と旧キッチン(写真奥)(今は大学として使われている)です。

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なぜ、キッチンが宮殿と別れたところにあったのかというと、いい匂いがして気が散るから(!)と、火事のリスクを減らすためです。わかる。わかるけど、日本・メキシコ・ブラジル陣からしたら極寒のドイツ。「なんで?あったかい料理冷めるよね?‘」「コーヒー飲むだけで大変じゃん」とここでも大盛り上がり!

その後も、この木↓が裸体の彫刻に見える!と大騒ぎ。やはり友達と行く観光は楽しさ倍増ですね。

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春は花が咲いてもっと綺麗らしいので、今月中にまた行かないと、と思っていたら、別件でも周辺に行くことがったので別途で書きますね!